ウチの戦隊ブルーが悪の女幹部として配信してるんだけど、どうすれば良いと思う?   作:新月

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今回から新章です。
暫く日常をどうぞ!


クロス、悪の組織で色々過ごす編
ポイント使う様に言われたんだけど、どうすればいいと思う?


 ……【カオス・ワールド】、食堂。

 

 俺はそこでご飯を食べ終えた後、端末のアプリを確認していた。

 

 ==========

 サタン・クロス

 100,158pt

 ==========

 

 ──約10万pt。

 この間のレイス戦で、特別ボーナスとして支給されたptがそこに表示されていた。

 初期支給ptと合算されて、いくつかの食事と生活必需品を交換したから端数があるが、まあそれはいいだろう。

 重要なのは、これが10万pt。pt制だから微妙に実感しづらいが、1pt約100円の価値らしいから……改めて考えると、これが日本円で“約1000万円”の価値があるという事実だ。

 

 “1000万円”。

 

 受け取った直後は気づかなかったが、一人の人間が1日で手に入れたにしては莫大な金額だ。

 これが新人へのボーナス扱いだというのだから恐れ入る。

 まあ、幹部の出した課題のクリアという扱いだから例外枠なのかもしれないが、それにしても金額がデカイ。

 これが基準だとするならば、【カオス・ワールド】の総資産は莫大すぎる。

 改めて組織の規模がとんでもないものだと実感した。

 

 しかし、組織への考察はひとまず一旦置いてみよう。

 何はともあれ、今この手の中に1000万円が手に入ったと言ってもいいのだ。

 こう言っちゃなんだが、【ジャスティス戦隊】でヒーロー活動している時も、中々の収入はあったのだが、流石に1日で1000万円は無かった筈だ。

 どうせ泡銭に近いのだし、一度ちょっと大きめの買い物でもしてみようかと少々ワクワクしていると──

 

「あらクロスさん、おはようございますですわ。所でカイザー様から聞きました、“回復ポッドの修理費用”について────“何故端末差し出しましたの?”」

 

 俺のバブルは、一瞬で崩壊したらしい。

 

 ☆★☆

 

「あーうん、修理費用ね。……これ、どこにpt送ればいいの? 食堂みたいにどこかでかざせばいいの? 10万pt全額振り込んだほうがいい系?」

 

 回復ポッドの修理。正直完全に忘れていた。

 回復ポッドと採石場の件について、俺がカイザーに莫大な借りがある状態だと言うことを。

 採石場は相場はよく分からないが、回復ポッドと言うからには、並の大型医療器具……いや下手したら、それ以上の金額は余裕でする筈だ。

 想像でしかないが、日本円で億単位、下手したら兆単位はしてもおかしく無い。体回復するの破格すぎるし。

 到底1000万円じゃ全然足りないだろう。

 おのれレイス、どの道最初から1000万円渡す気なんて無かったんだな。

 ボーナス支給してもすぐに回収する算段だったのか、くそう。

 

「はあ……落ち着いてくださいまし。何も“すぐ支払えと言ってるわけではありません”。寧ろカイザー様からは、後の時期になってもいいとおっしゃっておりましたわ」

「ん? 後の時期になってもいいって言っても、借金は借金だろ? 全額はともかく、ある程度“何割か報酬から差し引く形で返済”はしていくものじゃ無いのか?」

「普通はそうですわね。ですが“元々全額返済せよ、と言う話では無かった”とお聞きいたしましたが。どちらかと言うと、“カイザー様から高額な施しを受けた”、と言う話だと感じましたわ」

 

 ……あー。言われてみれば……そうかもしれない? 

 そう言えばあいつ、全額返済しろとは言ってなかったな。

 どちらかと言うと、借りを返してみないか、とかそんな感じのこと言ってたわ。

 おのれカイザー、事実ではなく、“良心に訴えかけてくる”とは。そう言えばレイスのドレスの件も似た様な話だったな確か。

 

「ですから、回復ポッドの修理費用については、返済は気にしておりません。強いて言うなら、“寄付”と言う形になるでしょうね。あなたが借りを返したい、と言うのであれば」

「んー、じゃあやっぱり早めに少しでも借り返したいから、さっさとこのボーナス寄付するか。結局どこに送ればいいんだpt」

「だから、早合点しすぎですわ。一旦立ち止まりなさい」

 

 そう言って、レイスはフウッとひと息吐いた。

 食堂のセルフサービスで持ってきた水を数口飲んで、コップをテーブルに置いていた。

 

「そのボーナスは、ワタクシからの“初期投資”と思いなさい。返済に使うのではなく、あくまで“自分の装備や環境を整えるため”の資金と思ってくださいまし。どんな事業も“種銭”と言うのは必要でしょう? それと同じですわ」

 

 あー。俺はレイスの言葉に感心した。

 確かに。何をするにしても、手持ち金0だと行動に起こす事は難しい。

 流石人事部。運営についてよく分かっている。

 

「具体的には、“身の回りの日用品”や、“サブウエポンとなるプロキシ”をそれを使って用意してください。あなた、聞くところによると【ダーク・ガジェット】以外、“何も持たず【カオス・ワールド】に拾われた”と聞きましたが。文字通り素寒貧だったでしょうあなた。着替え類とか用意してます?」

「はは、返す言葉もねえや」

 

 確かに、悪の組織の本部に来た、と言うインパクトで気にしている余裕が無かったが、俺手持ちの物ほとんど何も持ってなかったな。携帯も財布も込みで。

 ある程度は支給された部屋に用意はされていたが、せいぜいホテルのアメニティ程度だ。

 暫くの間【カオス・ワールド】を拠点として活動するなら、生活に関わる日用品は必要になるだろう。

 

「ちなみに、“スーパー類はあちらの方角にありますわ”。存分にご活用くださいまし」

「相変わらず“悪の組織の本拠地にスーパーあるって違和感が凄い”が、ありがとう! 早速行ってくる!」

「ちゃんと計画的に使ってくださいましー」

 

 そう言って、レイスに見送られながら俺は買い物に向かって行った。

 

 

 

 

「全く。……ワタクシとしても、彼のカイザー様への借りは早めに返してもらって、“さっさとアルバイト止めてもらう”のが三幹部として色々気が楽なのですが……だからこそ、効率良く初期投資の使い方は考えてもらいませんと、ね」

 

 ☆★☆

 

 ──あれから数時間後。

 

「……ふう。大体の日用品はこれで揃ったか」

 

 俺はスーパー、服屋、家具屋、その他もろもろ回って、ある程度必要なものは買い揃えた。

 相変わらず、悪の組織の本拠地なのに色々ありすぎるなここ。これもpt使って作られたものだろうか? 

 そう考えると、日本円で1000万円支給って大した事ない気がしてきた。だって1000万円だけじゃ絶対スーパー1つ建てられないだろ。

 それより……

 

 ==========

 サタン・クロス

 98,058pt

 ==========

 

「……大分ptまだ余ったな。まあ、部屋とベットとかはある程度揃ってたから当然か」

 

 気持ち日用品に多めに使ったつもりなのだが、せいぜい2000pt。日本円にして約20万円。

 駄々余りである。流石は1000万円。使い切ろうと思ってすぐ使い切れる金額ではない。

 とは言え、日用品は既に揃え終えてしまっている。残りは……

 

「……【ダーク・ガジェット・プロキシ】か」

 

 そう、サブウエポンとなる【ダーク・ガジェット・プロキシ】。

 ……そう言えば、“浮き輪とかパラソルのガジェット返してないんだけど”、これどうすればいいんだろ? 

 これ確か三幹部の誰かの私物じゃ無かったっけ? 

 後でレイスに確認の連絡入れておこう。

 

「それより、別のプロキシだプロキシ。……これ、俺一人で考えるより」

 

 俺はそう思って、端末の機能を使ってある人物に連絡を取った。

 それは……

 

 ☆★☆

 

「ヤッホー! クロス君! この間はお疲れ様! プロキシの相談よね! いいよ、教えてあげる!」

「ああ、ありがとう。助かる」

 

 俺はティアーに速やかに連絡を取った。

 やはりこう言うのは専門家。【ダーク・ガジェット】の開発者に聞くのが一番手っ取り早いだろう。

 数十分後、指定された集合場所で合流し、ティアーに連れられて一緒に歩いて行った。

 そして、連れていかれた場所は……

 

「はーい! ここが“プロキシ専門店!” 私の部下直下のお店よ! ベルファウトちゃん、お疲れ様ー!」

「ティアー様! お疲れ様です!」

 

 そこには、大量のプロキシが陳列されたお店だった。

 店員らしき一人と、ティアーは会話している。

 珍しく顔出しタイプの人だ。認識阻害とか気にしないタイプなのだろうか? 

 そうしてある程度会話した後、店員はティアーに言われて何処かに去っていった。

 

「さて、じゃあクロス君。サブウエポンとなるプロキシが欲しいって話だったわよね。今日は私からオススメ品いくつか紹介するから、付いてきてー!」

「ああ、分かった」

 

 そうして、俺は店内をティアーに連れられて移動する。

 移動しながら、ティアーと軽く会話をしていく。

 

「いやー。“【ダーク・ガジェット】本体なら、必要なら申請すればいつでも支給出来る”様にはしてあるんだけど、“サブウエポンは各自で買ってね”、と言う形式だからさー。本当ならそっちも支給してあげたいんだけど、レイスちゃんから“最低限の装備は既に支給済ですから、余分な戦力は各自に支払わせてくださいまし”って言われちゃってー」

「へえ、そうなのか」

「まあ、任務によって本当に必要なら、ちゃんとした理由なら用意してくれるんだけどね。過剰戦力分はダメみたい。まあでも、用意しておくに越した事はないから! 任務以外に、身内大会とかイベントでも使えるし、好きなの選んで!」

 

 そう言って、とある棚の前であ、ここココ! とティアーは立ち止まった。

 サンプル品なのか、展開状態のプロキシ(実際はレプリカだったらしい)がそこに並んでいて、値札が付いていた。

 

「はい! ここがクロス君にあってそうな棚ね! 好きなの選んで!」

「どれどれ……」

 

 ▽==========▽

 ウインド・ハルバード

 10,058pt

 △==========△

 

 ▽==========▽

 ブレイブ・ハンマー

 15,103pt

 △==========△

 

 ▽==========▽

 クラッシュ・キャノン

 21,049pt

 △==========△

 

 ▽==========▽

 デストロイ・シザー

 12,002pt

 △==========△

 

 ……高くね? 

 

「ごめん、ちょっとティアー。確認したいことがあるんだけどいい? 確か……」

 

 

 ▽==================================▽

 

『はい! 【ツイン・ティアーズ】のレプリカ武器!! このように、“特定の誰か”の使っている形状の【ダーク・ガジェット】を、希望者全員に受注いたしまーす!!』

 

『お値段なんと、79800円!! みんな、買ってねー!!』

 

 △==================================△

 

「……って、配信で言ってた様な気がするんだけど。それに比べると、ここにあるの“値段高くね?”」

 

 配信の言ってた通りなら、【ツイン・ティアーズ】で約8万円。pt換算で800ptにしかならない筈。

 なのに、ここの棚に陳列されているのは、どれも最低1万pt以上。日本円で100万円はする。

 これらの武器が、【ツイン・ティアーズ】より遥かに高い価値があるのだろうか? どうも考えづらいのだが。

 

「あー、えっとねー……」

 

 そう聞くと、ティアーは言いづらそうに頬をポリポリと掻いて……

 

 

「──そこ、“幹部用”なの。つまり、素材の耐久値が通常より強いやつ。だから、“通常盤よりお高い”の」

 

 そう言ってティアーが指差した看板には、確かに“幹部級用”と書いてあった。

 あ、本当だ。

 

「いやほら、幹部級を使うって事は、それなりの実力は保証されているわけで。その分ptもめっちゃ稼いでくるだろうって事で。……こう言う所で元取り返していかないと、“通常盤で大盤振る舞いな値段をしている分を取り返せない”って言うか……」

「なんか一気に世知辛くなってきたな」

 

 なんか、金持ちだと思っていた【カオス・ワールド】の金銭面事情に触れてしまった気がする。

 が、後で知った事だったのだが、余裕はあっても単純にレイスに“無駄遣いしないでくださいまし!”っと釘を刺されていただけだったらしい。

 なんか以前、予算で高級素材使いまくって無駄な装備開発しまくったとかなんとか。“具体的には、バカンス装備みたいなやつ”。

 じゃあ順当な苦情じゃねーか!! 

 

「所で、ふと気になったんだが。幹部用って事は、“三幹部以上が使うって事だよな?”。あんたやレイスや、カイザーがここにある棚から選んで使ってるって事か?」

 

 普通に考えれば、そうなると思うが……

 

「ううん? 私たちも使うけど、“何人か一般兵もそこから買う事あるよ”。幹部じゃなくても、クロス君みたいに爆発しちゃう人もいれば、コレクション目的で買う人もいるし」

 

 ……なるほど。単純に三幹部以上しか使わない、という考えはしないほうがよさそうと。

 と言うか、その答えが正しいなら、出力だけなら“三幹部並み”の人物がそこそこいるって言ってる様に聞こえるんだが……

 うん、今はそこの考察は後回しにしておこう。

 

「まあまあ、とにかく試しに選んでみて! 裏で試し打ちもできるよ!」

「とは言え、うーん……」

 

 いきなり選べって言われてもなあ。

 そんなパッと見ですぐ選べないと言うか、じっくり見たいっていうか……

 そう思って悩んでいると、ティアーが何かに気づいたのかハッとした表情になり。

 

「ゴメン! こっちの方が良かった!?」

 

 ===========

 キャンプセットシリーズ

 ===========

 

バケーションから離れろ」

 

「え? じゃあこっち?」

 

 ===========

 スキーセットシリーズ

 ===========

 

ウィンター(冬)なら良いって訳じゃねーんだけど」

「え? だってクロス君、こういう一見武器じゃない道具をエンタメ精神で使いたいタイプかなって思って」

「“好きでウケ狙いしてるしてるわけじゃねーんだけど”」

「“あのエンタメ精神だして何を言ってるの?”」

 

 ……うん、確かにある意味狙ってたか、浮き輪とか。

 反論出来なかったな、うん。

 

「えー。じゃあこれとか?」

 

 ===========

 どこでもパラグライダーセット

 ===========

 

「だから……おいなんだそのちょっと気になるシリーズは。後で詳細教えて下さい」

「じゃあ買う?」

「……余裕が出来たら考える」

 

 ったく。まあそっちの戦闘用じゃないシリーズは置いておいて。

 さっさと決めないと、変なのまで勧められそうだから、いくつか候補を決めないと……────っ

 

「……ねえ、これ」

「あ、それ?」

 

 ▽==========▽

 セール品・1割引

 100,000 → 90,000pt

 △==========△

 

「あー! それ個人的にはめっちゃオススメしたいわ! けど、値段がちょーっとお高めなのよね。安売りでも、“9万pt”。せっかくのクロス君のボーナス殆ど使い切っちゃう……」

 

 シャラーン♪ 

 

「即決した!?」

 

 ──これは良い買い物をした。

 

「え、ちょ? た、試し撃ちとかしなくて大丈夫? もう返金出来ないよ? それやってから決めても遅く無かったんじゃ……」

「いや、これで良い。あれ? もしかして、買ったら試し撃ちもう出来ない感じか? 色々やりたいんだけど」

「え、うーん……まあ購入済ならここの裏でやるのはあれだけど、アリーナでレンタルすればそこでいくらでも練習は出来るけど

「アリーナのレンタル方法は?」

「え? 単純にアリーナの受付で申請すれば……」

「ありがとう。今日は助かった! じゃあ行ってくるな!」

「え、あ、ちょっと!?」

 

 じゃあなー! そう言って、俺は逸る心のままに、アリーナに向かって走っていった。

 

 

 

「……全くもう。そんなにテンションあがっちゃって。男の子だなあ、もう」

 

 

 ☆★☆

 

 

「ふう。クロスさん、ちゃんと必要なものは買えたのでしょうか……」

 

 ピロンッ♪ 

 

「ん? 通知音ですの? えーっと……“インセンティブ収入?”」

 

 えーっと、どれでしたっけ。ワタクシが関わったものはいくつかあるから、どれが候補かすぐには思い至らないですわね。

 えーっと……ああ、“プロキシの売り上げ”ですのね。

 定期的に買っていく人がいるから、そこそこのptの収入になっておりますのよね。

 どれどれ……

 

 ▽==========▽

 インセンティブ料

 +9,000pt

 △==========△

 

 なるほど、今回は9,000pt……

 

 

 ……“9,000pt?

 

 ちょっと待ちなさい。

 

 えーっと、1割がインセンティブ料として支給されますから、元値が約9万pt。

 通常プロキシ版なら、確か売値1,000ptにしてましたから……買われたのは、幹部用版。

 

 ……“最近買う人いなかったのに、このタイミングで?

 

 と、いう事は……──ッ?!! 

 

 

「まさか、クロスさん!? “ディメンション・ロッド (ワタクシのプロキシ)”を買いましたの?!!」

 

 このタイミングだと、彼が買ったとしか思えませんわ!? 

 

 ちょ、ちょっと待ちなさい!? あれほどよく考えてpt使えって言いましたのに!? 

 ワタクシが言うのもなんですが、そんなのドブに捨てる様な行為ですわよ!? 

 だって、あれプロキシだと……っ!! 

 

 

 ☆★☆

 

 ──カオス・アリーナ。レンタル済み。

 

 アリーナ内。そこにサタン・クロスはいた。

 

 

「こ、これは……」

 

 

 “直径約10cm”位しか空いていない穴。

 

 

 “ディメンション・ロッド”のプロキシ。

 彼が試しに使ってみて、開いた穴の最大値がこれだった。

 これ以上は、どうあがいても開かなかった。

 

 これは──

 

 

 

「──“色々検証しがいがありそうだ!!”」

 

 

 

 生き生きとした表情で(ヘルムで見えないが)、彼はそう言ったのだった────

 

 

 


 

 

 ★佐藤聖夜(さとうせいや)

 23歳

 175cm

 黒髪

 中立・善

 

 主人公

【ジャスティス戦隊】のレッド。

 サンタクロース改め、サタン・クロス。

 

 新しい“オモチャ”を手に入れて、ホクホク状態。

 そもそも、世界征服をガチで狙える組織の幹部の情報。

 それをコピー品とは言え、“たったの1000万円弱”で手に入るなら安すぎるだろ、と本人は思っている。

 

 

 ★天野涙(あまのるい)

 22歳

 168cm

 青髪

 混沌・善

 

【ジャスティス戦隊】のブルー。

 兼、【カオス・ワールド】の幹部、“コバルト・ティアー”。

 

 プロキシの開発者代表でもある。

 バケーションセットなどの提案も彼女がした。

 ちなみに【ツイン・ティアーズ】のプロキシは大人気。

 

 

 ★レイス

 20歳

 162cm

 紅髪

 秩序・善

 

 三幹部の一人。お嬢様口調。

 通称、【次元のレイス】。

 

 そこそこ大きめな臨時収入を得た人。

 アイツ正気ですの!? 

 “ディメンション・ロッド”のプロキシ版の評判は実は結構悪い

 本人のオリジナルだと直径5mは余裕だが、プロキシ版だと腕一つ通す程度が限界だった。

 値段の割に、効果が縮小化されすぎているのが不人気の理由。

 実戦で一般兵が使うには心許なさすぎる。それなら普通に攻撃タイプのプロキシ買った方が効率的。

 それでもコレクション目的などで買う人もいるにはいる。

 




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