KAREKORE Z~Z戦士のカゲチヨ~   作:yakyo

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カゲチヨVSターレス

 

ラプラスの依頼で平行世界の自分達を助けに来たカゲチヨ。

クラッシャーターレス軍団の五人を余裕で倒した所、悟空に似た男がカゲチヨの前に現れた。

 

 

「悟空?誰かと勘違いしているようだが、俺はターレスってんだ。」

 

「・・・お前もサイヤ人なのか。」

 

「ほぉ、サイヤ人の事を知ってるのか。そうさ、俺は惑星ベジータの生き残りのサイヤ人だ。」

 

 

まさか、悟空やベジータ、ナッパ、ラディッツ、ターブル以外に生き残りが居たのかと内心驚いたカゲチヨ。ターレスの姿を見て、悟空に似てるが悟空じゃないと確信していた。

 

 

「俺の事、悟空と間違えたみたいだが、もしかしてカカロットの仲間か?」

 

 

悟空のサイヤ人名がターレスの口から出た事で驚いたカゲチヨに不敵な笑みを浮かべ得意気に説明しだした。

 

 

「何故カカロットを知ってるかって顔だな。惑星ベジータが崩壊して生き残ったのが俺を除いて四人と聞いたからな。」

 

「だったらどうした。」

 

「なるほど、通りで俺の顔を見て驚いたわけだ。俺達サイヤ人の中でも下級戦士は使い捨てで顔のタイプが少ないからな。だが、落ちこぼれのままで居るのはまっぴらごめんだ。俺はこの神精樹の実で強くなって、いつかフリーザを殺して全宇宙の帝王に君臨する。」

 

 

懐から神精樹の実を出してカゲチヨに語り掛ける。

 

 

「どうだ?俺の部下にならないか?」

 

「・・・・。」

 

「貴様の強さは今の俺と同等くらい。一緒に組めばすべてを物にできるぜ?」

 

「・・・・。」

 

「宇宙を気ままに流離って好きな星をぶっ壊し、美味い物を食い美味い酒に酔う。こんな楽しい生活はないぜ?」

 

 

ニヤけた顔で勧誘を仕掛けるターレスに、カゲチヨは少し間を置いてから口角を上げターレスを見る。

 

 

「お断りだ。弱い奴の部下になる気はない。」

 

「弱い?それは俺の事を言ってるんじゃないだろうな?」

 

「そう言ったつもりだが?」

 

 

そうか、と一言呟いて岩から降り、手に持った神精樹の実を食べ始めた。

 

 

「俺の部下にならないなら・・・殺すしかないな。」

 

「最初っからそのつもりの癖によく言うぜ。」

 

「自分の選択に後悔しながら死にやがれ!」

 

 

カゲチヨに向かってエネルギー波を放ったターレス。普通の人が直撃すれば即死だろう。

 

だが・・・・。

 

 

「なに!!」

 

 

今のカゲチヨにはそんなもの軽い物だった。

 

片手であっけなく弾き返され驚愕するターレス。

 

 

「悟空には悪いが、崖から落ちて頭を打ってくれてよかった。お前の様にはならなかったからな。」

 

「ほざけ!!」

 

 

突撃し、カゲチヨに猛攻を仕掛けるターレス。激しく攻撃を繰り出すが見切られて全く当たらない。

 

 

(何だこいつは!戦闘力は全然変わらないのに、何故俺の攻撃が当たらない!こうなったら・・・。)

 

 

懐からもう一個の神精樹を食べたターレス。筋肉が膨れ上がり、先ほどより気が上がった。

 

 

「俺の勝ちだな。」

 

「!!」

 

 

先ほどの速度よりも早く、カゲチヨに襲い掛かった。顔面に拳を叩き込まれ、岩に激突させられた。追撃に腹を膝蹴りで直撃され、背中にダブルスレッジハンマーを食らってしまい地面に叩きつけられた。

 

地面に伏せられた所を思いっきり蹴られ、連続エネルギー波を食らってしまった。

 

煙が立ち込める中、ターレスは不敵の笑みを浮かべる。

 

 

「その程度の戦闘力では今の俺の相手にはなれないぜ。この地獄のような世界にお前の墓を建ててやる。」

 

「そいつはごめんだな。」

 

「!!」

 

 

煙が次第に弱くなりカゲチヨの姿を見たターレスは、平然と立ってこちらを見ているカゲチヨに驚きを隠せなかった。

 

 

「さっきの攻撃は効いたぜ。肩こりにはな。」

 

「な、なんだと・・・っ。」

 

「次はこっちの番だぜ。」

 

 

驚いて身動きを照れなかった隙に、一瞬にしてターレスの目の前に移動し腹部に一撃を食らわせた。

 

 

「がはっ!」

 

「でぁああああ!!」

 

 

お返しとばかりにカゲチヨのダブルスレッジハンマーで叩きつけ、ターレスを叩きつけ、地面に直撃する前に移動し顔面を思いっきり殴り吹き飛ばした。

 

 

「そんな果実に頼ってるようじゃ、俺所かフリーザにすら勝てねぇーよ。」

 

 

そう吐き捨てるカゲチヨだったが、途端に顔つきが変わっていった。

先ほどのターレスの気が数十倍に膨れ上がっていた。

 

また神精樹の実を食べたのか?そう思ったが、ターレスの状態を見て違うと確認した。

 

 

「何だ・・・あのオーラは。」

 

 

ターレスの周りに黒いオーラが身の纏い、目が赤く光っていた。

 

 

「さっきのは効いたぜ。だがここで俺を仕留めそこなかったのが運の尽きだ。」

 

(今の俺と同等・・・いや、それ以上か。一体何が起きてるって言うんだ。)

 

「貴様を塵一つ残らずに消し飛ばしてやる!!」

 

 

気を数倍に上げたターレスに戸惑うカゲチヨに対し、口角を上げ襲い掛かった。

 

 

「くっ!」

 

 

さっきより早い!相手の本気にカゲチヨは真面目に構え、戦闘に備えた。ターレスのパンチをガードしたが、先ほどの攻撃よりも重く若干後退りした。

 

 

「ハハハハハハハハハ!!」

 

「ぐっ・・・だぁ!!」

 

 

ターレスの狂ったように笑い出しながらの猛攻撃を捌きながら足蹴りの反撃を試みるが片腕で捕まれ、カゲチヨを数回回した後、岩山の方へと投げつけた。

 

岩山に激突したカゲチヨを追撃し、腹に拳を叩き込まれた。

 

 

「ごはっ!」

 

「まだまだこれからだ。」

 

 

まるでガトリングの様に無数の拳がカゲチヨを襲い、岩山が崩れた。

 

上空に飛び、岩の下敷きになったカゲチヨをエネルギー波で止めを刺しに来た。

 

 

「死にやがれぇ!!」

 

 

ドガァァァン!!

 

 

壮大な爆発が起き、エネルギー波が放たれた場所は無数の岩が消し飛び、どでかいクレーターが出来上がった。

 

そこにカゲチヨは居なかった。

ターレスのエネルギー波によって全て消し飛ばされたのか。

 

 

ピピッ

 

 

「なに!」

 

「ダァ!!」

 

「ぶほっ!!」

 

 

スカウターから反応があり、背後を見るとボロボロのカゲチヨがターレスの顔面を捉え思いっきり殴りつけた。

 

頬を殴られ、数メートルほど後退させられたターレス。

 

 

「ペッ。中々やるじゃねーか。」

 

 

砂なのか血なのかを吐き出し、口元を拭う。

 

 

「戦いはこれからだ。」

 

「くっ、調子に乗るなよ。」

 

 

少しの間の沈黙の後、2人は一瞬で消え、激しい戦いを繰り広げた。近くに居たモンスターたちが巻き添えをくらい、岩や壁が破壊され、打撃音と破裂音が鳴り響く。

 

 

「ディヤァァ!!」

 

「ダァァァ!!」

 

 

二人の拳が交差し、もろに顔面に一撃を食らった。

 

 

「あがっ・・・。」

 

 

カゲチヨの拳がターレスの顔面に。

 

ターレスの拳はカゲチヨに僅かばかり届かなかった。

 

 

「フン!!」

 

「がはっ!!」

 

 

怯んだ隙を見逃さず、ターレスの背後を取りダブルスレッジハンマーを叩きつけ地面に激突させた。

 

あまりの強い一撃に地面に埋もれ崩れた岩の下敷きになったターレス。

 

 

「くそったれー!!」

 

 

怒りで気を限界にまで上げ、全エネルギーを片腕に宿した。

 

 

「俺の全エネルギーを使って貴様を木っ端微塵にしてやる!!」

 

 

上空のカゲチヨに向かって特大のエネルギー波を放った。

 

カゲチヨは動揺せずに身体を横向きにして構えた。

 

 

 

 

「かぁ・・・めぇ・・・はぁ・・・めぇ・・・。」

 

 

「死ねぇえええええええ!!」

 

 

 

 

「波ぁああああああああああああ!!」

 

 

超吸血鬼状態の全力かめはめ波を放ち、ターレスのエネルギー波を打ち消した。

 

 

「あっ・・・あぁっ・・・あぁあああああああああっ!!」

 

 

勢いが消えないまま、特大かめはめ波をもろに直撃したターレスは叫びながら消滅していった。

 

 

「ふぅ・・・。」

 

 

戦いが終わってしばしの沈黙の後、今度こそ一息をついたカゲチヨは超吸血鬼を解いた。

 

そして懐から平行世界のカギを出した。

 

 

「さて・・・どーしたもんかな。」

 

 

平行世界のカギはターレスとの戦いで壊れてしまい、元の世界に帰られなくなった状態になってしまった。

 

 

「・・・ま、なんとかなるか。」

 

 

悟空達の世界に行った影響か年を取った影響か、多少楽観的に考える余裕があった。

 

とりあえず、この地獄のような迷路から出るために移動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

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