KAREKORE Z~Z戦士のカゲチヨ~   作:yakyo

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激闘の再戦!人造人間の脅威

 

異宙の街のど真ん中で超サイヤ人となった悟飯と、余裕の笑みを浮かべる17号と18号。

 

 

「17号。あたしにやらせなよ。あんな奴すぐに殺してやるよ。」

 

「忘れたのか18号。俺達はトランクスにやれたんだ。サイヤ人は追い詰めれば追いつめられるほどパワーが上がるらしいからな。」

 

「あんなのまぐれに決まってる。」

 

 

 

闘志に盛る18号にやれやれと呆れる17号。

そんな17号を無視して悟飯に向かって突撃して行く。

 

「はぁあああ!!」

 

 

強烈な蹴りを悟飯にくらわそうとするが軽く避けられる。避けられた事に軽く驚くも瞬時に切り替えて、猛攻を試みるがすべて避けられる。

 

 

「だぁあああ!!」

 

「ふん!」

 

「ぐぁっ!」

 

 

強烈な打撃を繰り出そうとする18号よりも先に悟飯か18号の腹に目掛けて強烈なパンチを繰り出した。

 

腹を抑え苦しんでる18号の顔面に蹴りをくらわせ、後方に飛ばした。

 

 

「ぐっ・・・こ、このぉ!!」

 

 

怒りに任せてエネルギー波を悟飯に向けて放つ。

 

 

「・・・・・っ!」

 

 

そんなエネルギー波を避けず、腕に力を込めて跳ね返した。

 

 

「なっ!」

 

 

全力のエネルギー波を跳ね返され驚愕して、隙を見せた瞬間に目の前に悟飯が現れ、強烈なパンチをまともに食らい地面へと急降下し激突した。

 

 

「調子に乗るんじゃないよ!!」

 

「どうやら俺達が知ってる孫悟飯じゃないようだな。」

 

 

ボロボロにっておぼろな足取りで立つ18号の横に並び立つ17号。

 

 

「二人まとめて来い。」

 

「調子に乗るなよ。お前が多少強くなったからって俺達には勝てない。」

 

「御託はいい。かかって来い。」

 

「後悔するんじゃないよ!!」

 

 

二人がかりで悟飯に向かって襲い掛かる。

以前だったら二人の連携に苦戦していたが、今は違った。

 

異宙に転移してからずっとカゲチヨとの修行を続けてきた。そのため超サイヤ人を超えられはしないが、それでも戦闘力が格段に上がっている。

 

つまり、いくら連携で襲い掛かっていても、悟飯には簡単に交わされ攻撃を見切られていた。

 

 

「くそ!なんで当たらない!!」

 

「このぉおおお!!」

 

 

18号が前に出て拳を叩き込もうとしたが簡単に手で受け止められ、逆に顔面に拳を叩き込まれダブルスレッジハンマーで地面へと叩きつけられる。

 

 

「調子に乗るなぁ!!」

 

 

悟飯の背後に回って不意打ちをする17号だが、簡単に避けられ膝で腹に一撃を叩き込まれ、腕を掴まれ数回回された後18号に向けて投げつけられ、二人が激突してしまう。

 

 

「きゃっ!!・・・邪魔するんじゃないよ17号!!」

 

「ぐっ・・・!!お前こそ、いつまでそこで蹲ってるつもりだ!!」

 

「人造人間!!」

 

「「!!」」

 

 

言い争ってる17号18号に上空に居る悟飯に呼ばれ、目線を向けると、両手を額辺りに置き手から気を溜めた悟飯が二人をとらえる。

 

 

「くらえ!!魔閃光!!」

 

 

掌から特大のエネルギー波を17号と18号に向けて放たれる。

 

二人は驚愕の表情をしたまま行動が遅れ、回避することができなかった。

 

 

「ぐぅ・・・あああああああ!!」

 

「きゃぁあああああああ!!」

 

 

まともに悟飯の全力の魔閃光を直撃してしまった二人。暴風に覆われ、悟飯は上空から二人が居た場所を眺めていた。

 

 

「ふぅ・・・。」

 

「悟飯君!!」

 

 

決着がついたと思い、一息ついてゆっくりと地上に降りた悟飯にムツミが心配した表情で駆け付けた。

 

 

「やったんだね悟飯君。」

 

「はい。やっと、自分の・・・仲間達の仇を自分の手で取れました。」

 

「そっか・・・。悟飯君のおかげでこれ以上の被害を抑える事が出来たよ。」

 

「これでこの街も・・・。」

 

 

安心できる出来ると言いかけた時、人造人間からは絶対に感じない気を感じた。しかも壮大で邪悪な気が17号18号が居るであろう場所から漏れ出した。

 

気を感じた悟飯は二人の居た場所を凝視して汗を流し、ムツミを守るように前に立った。

 

 

「ムツミさん。ここから離れてください。」

 

「え?」

 

「どうやら、まだ終わってないです。」

 

 

煙が晴れ、そこから黒いオーラを纏った17号と18号が目を赤く光らせて立っていた。

 

 

「よくもやってくれたね。」

 

「絶対に殺してやるぞ孫悟飯。」

 

 

ブワァっとオーラで暴風を吹き上げ、悟飯とムツミを押した。

 

 

(な、なんて気だ!さっきまでの奴らとはパワーが違う!)

 

(機械の私でも分かる!今のあの二人はヤバい!)

 

 

オーラを感じ、焦りを見せた二人。今の17号と18号と戦えば苦戦を強いられるのは確実だと感じた。

 

しかし、だからと言って逃げるわけにはいかなかった。悟飯は超サイヤ人になり、自分の出せるだけの気を最大限に開放した。

 

巻き込まれないように、ムツミは離れた場所にある建物に隠れて三人を見ていた。

 

 

「死ぬ準備は出来たか?」

 

「今度こそあの世に送り返してやるよ。」

 

 

二ヤけた顔で今にも襲い掛かろうとする17号と18号。

 

そんな二人の前に、悟飯はいつでも迎えれるようにファイティングポーズを構えた。

 

 

「お前たちの好きにはさせない!!ここで完全に倒す!!」

 

 

お互い、相手に向かって突撃をし、三人の大地に振動で揺れるほどの激戦を繰り広げていた。

 

 

「くっ!」

 

「そらそら!」

 

「さっきまでの勢いはどうしたんだい!」

 

 

しかし、ニ対一。それも黒いオーラを纏い更にパワーが上がってる二人を相手に、いくら両手があり以前よりパワーが上がったとはいえ苦戦を強いられていた。

 

 

(流石に、このままだとまずい!奴らの攻撃を防ぐのに精一杯だ!)

 

 

距離を取って体勢を立て直そうとするも、17号が背後に回り攻撃を仕掛けて来た。何とか避けるも、避けた先で18号がエネルギー波を放った。

 

 

「はぁあああああ!!」

 

「くっ!!」

 

 

ギリギリで横に避けた。

 

悟飯が避けた後のエネルギー波はそのまま残り直線に飛んでいき、数キロ先で目視できるほどの壮大な爆発が起きた。

 

そして、避けた悟飯の上から17号が強烈な蹴りを繰り出し地面へと叩きつけられた。

 

 

「ぐあぁ!!」

 

「悟飯君!!」

 

 

叩きつけられ、すぐに起き上がろうとした時17号と18号二人合わせて、エネルギー弾を悟飯に放った。

 

 

「あっ・・・。」

 

 

避ける暇もなく、そのまま直撃してしまいそうな時、どこからか別のエネルギー弾が二人のエネルギー弾を跳ね返した。

 

 

「え・・・。」

 

「大丈夫か悟飯。」

 

「ふ、フルトさん!」

 

 

悟飯を救ったのは爆音と激しい打撃音、そして壮大の気を感じ取りやって来たフルトだった。

 

上空からゆっくりと悟飯のもとへと降りたフルトは目線を17号18号に向け警戒をしながら悟飯に質問を投げかけた。

 

 

「とてつもない邪悪な気配だ。奴らは何だ。」

 

「あ、あいつらは人造人間です。さっきまでは優勢してたんですが、あの黒いオーラを纏ってからパワーが何倍も上がってるんです。」

 

「人造人間だと?」

 

 

自分たちの前に介入してきたフルトとを見た17号は少しだけ目を見開いて驚きを見せた。彼にとって、目の前に居るフルトと言う人物は、自分たちが殺したはずのピッコロだと思ったからだ。

 

 

「お前は確かピッコロだったか?お前もこの世界に来たのか?」

 

「この世界?誰と勘違してるか知らんが、人違いだ。」

 

 

疑問を投げかけた17号にそう言い捨て、ターバンとマントを脱ぎ捨て、戦闘態勢に入る。フルトの隣に立ち、同じく戦闘態勢に入った悟飯。

 

 

「今の奴らはとてつもなく強いです!気を付けてください!」

 

「心配するな。俺はお前と戦ってから一度、故郷の村にいる最長老に潜在能力を引き出してもらった。引けは取らん。」

 

「そいつは、頼もしいですね。」

 

「話し合いは済んだか?それじゃ始めようか。楽しいゲームをな。」

 

「ほざけ!!」

 

 

フルトが先に突撃し、その後ろに悟飯もついてくる形で前へ出た。フルトの先制の攻撃を軽く交わす17号を追いかけ攻撃を繰り出す。

 

悟飯にエネルギー波を放った18号。その放たれたエネルギー波を片腕で跳ね返し、顔面に目掛けて殴り向けるも躱される。そこから足蹴りを繰り出そうとするも、悟飯は腕で防御。少し距離を離れた所で近距離で放たれたエネルギー波がぶつかり合う。

 

「ちゃ!!おちゃ!!」

 

「おおおおお!!」

 

「だだだだだだぁ!!だりゃ!!」

 

「はぁあああああ!!」

 

 

目にも止まらぬ早さで、それぞれ本気で戦っていた。打撃音が聞こえ、建物や地面が破れ、光線が飛び交っていた。

 

遠くで見ていたムツミも戦闘で起きた大きな揺れに耐えながらも悟飯達の戦いの行く末を見ていた。

 

 

「はぁああああ!!」

 

「っ!」

 

「なっ!」

 

 

18号のパンチを避け、腕を掴んだ。

 

 

「だぁーりゃぁあああ!!」

 

「きゃぁ!!」

 

「なっ・・・ぐぁ!!」

 

 

そのまま振りかぶって、17号の方へと飛ばした。飛んできた18号を対処できずそのままぶつかってしまった。

 

 

「フルトさん!」

 

「あぁ!」

 

 

隙ができ、悟飯の合図とともにお互いに手に気を溜めた。これはまたとないチャンス。この一撃で決着をつけるため二人は全てを掛けて全力のエネルギー波を放った。

 

 

「「はぁああああああああ!!」」

 

二つのエネルギー波が合体して特大のエネルギー波が出来、二人の人造人間へと食らわせた。特大のエネルギーが地上に衝突したことで激しい暴風が巻き起こり、瓦礫や置物どころか車までもが吹き飛んでいった。

 

暴風が止んだ時、一面煙が覆われ二人の姿は目視出来なかった。

 

 

「はぁ・・・はぁ・・・。」

 

「はぁ・・・はぁ・・・。」

 

 

全ての気をエネルギー波に込めたため、息が荒くなっている悟飯とフルト。

 

手応えはあった。完全に直撃した。避ける暇もなかったはず。これで決着がついた。

 

二人はそう思った。

・・・いやそう思いたかった。

 

 

「くっ・・・。」

 

「チッ。化物め。」

 

 

煙が晴れ、姿が見えた時、二人は体をボロボロになりながらも立っていた。

 

 

「よくもやってくれたね。」

 

「まさかお前らがここまでやるとわな・・・ん?」

 

 

ふと、17号は不敵の笑みを消し、何かを感じたように視線を横に移動させ誰もいない場所を見た。

 

 

「18号。あれをやるぞ。」

 

 

17号の「あれ」という言葉を聞き、18号は驚きの表情を見せた後、眉を寄せ怒った表情で反論した。

 

 

「冗談じゃないよ!アンタとなんてごめんだね!それにそんな事しなくても私達だけで・・・。」

 

「気付かないのか?遠くから強い気がこっちに向かってくる。」

 

「何だって?」

 

 

二人の会話を、フルトの耳に入り気を探った所、17号の言う通り強い気が悟飯達の元へとやってくるのが分かった。

 

 

「奴らの言う通り、強い気がこっちに向かってきてる。」

 

「この気は・・・カゲ叔父さんだ!」

 

 

悟飯も気を探って感じた。それは依頼を終わらせてから悟飯達の様子を見に行こうとしていたカゲチヨだったが、人造人間達の黒いオーラを感じ、悟飯とフルトを戦ってると感じ猛スピードで向かっていったのだ。

 

 

「そいつが奴らと手を組まれたらこっちが不利だ。」

 

「・・・・チッ。仕方がないね。」

 

「な、何をするつもりだ・・・。」

 

 

何とも言えない不気味な気配に一層警戒を強める悟飯とフルト。

 

 

「見せてやるよ。死よりも恐ろしい恐怖ってやつをな。」

 

「後悔しても遅いよ。」

 

 

目を真っ赤に光らせ、一層黒いオーラを放出させた17号と18号は、お互い引き寄せる様に身体を移動し、二つの身体が重ね合った。

 

 

「「はぁあああ・・・・はぁああああああああ!!」」

 

 

雄叫びと共に目が開けられないほどの壮大な光と突風が巻き起こり、晴れた先に高身長で髪をオールバックの金の長髪になり眉毛がなくなっていた。

 

そして、二人だった時よりも気が莫大に上がり二人の気を遥かに超えていた。

 

 

「が、合体しやがった・・・。」

 

「そんな・・・。」

 

 

あまりにも莫大な気にたじろぐ二人に不敵の笑みを見せる。

 

 

「せっかく合体したんだ。簡単に死んでくれるなよ。」

 

 

 

合体した17号と18号に悟飯とフルトは勝てるのか・・・・。

 

それとも、未来の時と同じく人造人間によって異宙全体が地獄と化してしまうのか・・・。

 

 

 

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