前回は4年生時のミレニアムプライスでしたね。早くミレニアムと関係性を持ちたい……
とはいえ日々の攻略は欠かせません。スケバン狩りを進めます。
と、言いたいところですが……狩りすぎてスケバンがいなくなりました()えぇ……こんなことなかったじゃん……
ウィキニキにも記載なし。仕方がありません、ブラックマーケットへといきましょう。トリニティにもゲヘナにもミレニアムからも通じるブラックマーケットは手強い敵が多くいる場所でもあります。
「あん?なんだおまえら。ここはガキが来ていい場所じゃねぇ……ひでぶ!」
「あはは、祈るね☆」
「おめ、やりやがったなんぐぅ!?」
「邪魔邪魔☆」
「仲間の敵ぃ!……あれ、どこいった?」
「私はこっちだよー☆」
「ぐはぁ!?」
……手強い敵が多くいる場所でもあります(大事なことなので2回言いました)
デートイベ兼ねてるんで今回はミカと2人でのブラックマーケット突撃なのですが、ミカが無双してますね。トリニティピンクゴリラの異名は伊達じゃないな……こっわ。
まぁうん、ナギサはミカへの攻撃を防ぐことに徹していましょう。
ちなみに私がカスタムしたミカはハイスピード二丁拳銃ネルパイセン型です。二丁拳銃という手数の多い確定クリティカルを飛ばしていきます。やっぱ常時確定まじん斬りとかどうかしてるって()なお、二丁拳銃なのでスキルで飛び交う隕石も2個飛び出ます。たまげたなぁ()
硬い重装オートマタの敵と軽装スケバンが入り乱れて攻めてくるのもあってタイプ相性がつきにくい、死角が多く不意打ちを受けやすい、死んだフリを使いこなす敵が多いと色々と面倒な場所ですが……なんだ、ミカがいればなんとかなるな。
ちなみに真似はおすすめしません。ミカのカスタムや上限振り切った好感度補正、ナギサがタンク兼ヒーラーという手厚いサポートによってなせる技です。通常プレイだと普通に物量その他諸々でミカ入りですらかなりの難易度です。先生√では不可能でしょう。
とか言ってる間になんとか終わりましたね。ん?ミカがこっちにやって来ましたね?
「……ナギちゃんはさ、どっか遠くに行っちゃったりしないよね?」
__真剣な表情から本気が伝わる。私も真剣に答えなくては
アッ……()
これ、下手に答えると詰みますね。でもまぁウィキ先生にお任せです!
「へぇ……どっか行っちゃうんだ、ナギちゃん……私の王子様……」
__様子がおかしい、選択を間違えたかもしれない……
ぬぁぁぁぁ!!!なんでぇぇぇ!!
どうも、桐藤ナギサと申します。
ふと、祈りを捧げるごとに何か声が聞こえるようになりました。きっと神様の声です。そう、思ったのですが……
『RTA、はっじまーるよー』
『いつもどおりが濃いなぁおい』
『ぶっ壊れたチャートどうすっかなー』
……男の声でこれは、ちょっと神様に値するとも思えません。軽いノリで大事な情報をやたら早口な説明口調でバンバンいいだしていきます。チャートってなんでしょうか?脳裏に響く声について、他の方にもそれとなく聞いてみましたが、私しか聞こえていないとのこと。そんな存在に、私はやっと思い当たる節がありました。これ、ナニカちゃんです。まさか、男性だったなんて……今後はナニカさんとしましょう。
ときどきナニカさんの思考に従うときもありますが、『倍速スキップです』との宣言とともに私はナニカさんから解放されて好きなように行動できます。
『from:Mika 今日空いてるよね?せっかくだしデートしよ!』
……好きなように行動できます(白目)
ナニカさんの人気が私に向けて押し寄せてきます。セリナさんやミカさん、ヒフミさん、時々だけどウミカさん。みんな、ナニカさんの友達です。
……きっと、私ではこうはいきませんでした。私は、あそこまでの人誑しの能力はありません。どうしても、疑いから入ってしまう悪癖があるのです。
__ナニカさんに従っておけば上手くいく。
そんな怠けたことを考えていると、何時の間にか4年生になりました。転機が訪れたのは、ミレニアムエンタープライスの後でした。
その日、ナニカさんは私達を強くしたいようでミカさんとデートの約束を取りつけてブラックマーケットへと赴きました。迫りくるスケバンやチンピラ、けしかけられたオートマタをミカさんが粉砕しつつ先へ進む。
一通りが終わって、自販機の前でジュースを買って一休みしていたときのことでした。
「……ナギちゃんはさ、どっか遠くに行っちゃったりしないよね?」
真剣に私の目を見ているその姿。おそらく私の動向は筒抜けなのでしょう。ここしばらくアビドスやミレニアムに向かうことが多かったですから。
その答えに迷う中、ナニカが私を使って答える。
『えぇ。私はトリニティに収まらず、いろんな場所に行くつもりです』
__アホですか?
ナニカさんに素でそう言いたくなるほどに、私は正気を疑います。ですが、言ってしまった事実は変わりません。
「へぇ……どっか行っちゃうんだ、ナギちゃん……私の王子様……」
あぁ、思い込みの激しいミカさんの悪いところが……どんどんミカさんの目のハイライトが消えてます……マズイですよこれは!
『ぬぁぁぁぁ!!なんでぇぇぇ!!』
こちらが叫びたいくらいです……!
ナニカさん、恋愛事にはうといようですね。ナニカさんは助けにもならないでしょう。
「どっかに行くなら、いっそ私が……」
「ミカさん!?」
私に銃を向けるミカさん。そして星が放たれ__
「ずっと私のもとにいてね、ナギちゃん☆」
隕石が、私に降り注ぎました。
「__そんなわけないです!」
「なっ」
ミカさんの隕石を盾で弾き返します。ここで倒れるわけには、いきません。ミカちゃんは勘違いをしています。
「私、ミカさんのこと大好きです!」
「えっ」
「誰よりも優しくて、みんなに別け隔てなく接して、友達思いで可愛いのあなたのことが、私は大好きなんです!」
「ま、まって、ちょっ、まってナギサちゃんストップストップストップーー!!!」
顔を真っ赤にして悶えるミカちゃん。今が好機!とばかりに、わたしは思いの丈をぶつけます。
「だから、私はミカちゃんに何かあったときに助けられるようになりたいんです。でも、私一人の力には限界がどうしてもあるんです。なので……各地の方と協力して、助けられないかなと思いまして。ですから、どこか遠くに行っても、私は必ず帰ってきます。ミカちゃんのもとに」
「な、ナギちゃん……」
「信じて、いただけませんか?」
顔を真っ赤にしてうつむいた後、ミカちゃんはコクリとうなずきました。
……ホッとしたのもつかの間、次の瞬間ミカちゃんは銃を自分のこめかみに突きつけ自分を撃ち始めたので慌ててとめます。
「止めないでよナギちゃん!私のこと考えてたのに。私、私……!!」
「いえ、とめます!私はミカちゃんを傷つけないためにやっているのに、あなた自身があなたを傷つけてしまっては本末転倒です!」
「な、ナギちゃん……でも、それじゃあ、私はどうすれば……」
「まだ、デートは始まったばかりではありませんか。奥にあるお店に用があるので、一緒に遊びましょう。それで、もしどうしても罪悪感を覚えるのなら……ミカさんには笑っていてほしいです。ミカちゃんの笑顔はとっても綺麗ですから」
その後。目的の銃のお店でお互い見て回ってお気に入り武器をデコレーションしたり、出店の鯛焼き屋さんで買い食いしたりとデートを楽しみました。途中、チンピラやオートマタに絡まれはしましたがハイテンションなミカちゃんが無双します。はい、ミカちゃんは最初はぎこちない笑顔でしたが次第に自然に笑えるようになっていてよかったです。
『いやー、なんかよくわからんけど、なんとかなりましたね。あっぶなー(他人事)』
__すみません。だれか、ナニカさんをぶん殴る方法を教えてくれませんか?