諸事情につき9/6の投稿はおやすみさせていただきます……
前回はヘルメット団から物資を取り返したところから。再開していきましょう。
突然謎端末をナギサさんが取り出し始めてびっくりしましたね(走者が)
えー、はい。しくじりました。おそらくも何もあれ、シッテムの箱とかいう特級呪物です。先生のみが保有するユニークアイテムで戦術指揮の能力効率を上げます。
さて、これ大事なところ。先生が付与されるアイテムなんですよね。生徒√で保有することは叶わないアイテム……のはずなんですよ。ドユコト……?
えー……ウィキニキにも載ってないや。まぁとりあえずシッテムの箱を取り出しますか。
「よかった!やっと繋がりました、先生!」
あ、教室内は先生になってますね??
「どうかしたんですか?」
ちょうどいいや、アロナに説明しておきましょう。
カクカクシカジカまるまるうまうま……
「いやいやー、そんなアニメみたいなことあるわけ……あれ?指紋認証があいません。試しに、ナギサさんのデータから指紋を取り出してみて……認証?あれ?あれ??でも、姿は先生です」
私もちょっとわかんね(わかんね)
ちょっと捜査するから。アロナ、サポートよろしくー
「ふふん、このスーパーAIのアロナにお任せを!」
お、いいですね。そのままよろしくお願いします。
さて、とりあえずこちらはこれでよいとして……教室から戻りましょう。日常は続けていく必要があります。
倍速スキップしつつ、進めていきます。
……ん?突然電話ですね。はいはいもしもし?
はい?生徒会長……?え、連邦生徒会にこい?今から?
……は???
えーと、すーはー、すーはー、落ち着きました(おめめぐるぐる)
連邦生徒会に呼ばれるようなこと何かしましたっけ?しかもいい感じじゃなさそう。これ怒られるやーつ?ここまで来てあえなくブタ箱エンドとかいやよ?
ん?なんかモモトークに連絡がありますね。アル様のテーマソング流れてるのが不穏ですが……アロナからですね、珍しい。
『ごめんなさい!先生の調査のため連邦生徒会のターミナルにアクセスしたのがバレちゃいました!てへ__あろな』
スゥー、ハァー(クソデカため息)
__おのれ許さんぞ陸八魔アルー!!!
連邦生徒会。
そこではちょっとした騒ぎが起こっていた。各個人情報を保管している連邦生徒会のネットワーク、それも強固なロックのかかっている場所で申請が必要な場所である。
リンは収集をつけようと生徒会長の下へ報告に向かっていた。ドアをノックして生徒会長室へと足を踏み入れる。そこでは山程積み上がった書類部屋の真ん中で蟻地獄のように開けた中央で書類を処理する生徒会長の姿があった。仕事のじゃまをして申し訳ないと思いつつ、リンは声を掛ける。
「何者かによるターミナルへのアクセス……?」
「えぇ、誰からも申請がないにも関わらずアクセスされた経歴がありました。誰による攻撃なのか……流出したものもある可能性があります」
生徒会長はふと何かを考え込むようにしている。なお、書類処理の手は全く止まっていない。
「それ、昨日の夜10時頃からだったりしますか?」
「そのとおりです……いや、なんで連邦生徒会長が把握してるんです?」
「それ私ですね」
「…………」
お前かよ。おかげでこっちは大変だったんだぞ。
と、恨みを込めた目で見つめるリン。しかし、連邦生徒会長は意にも介さず。
「ちょっと書類処理に必要な情報を探していただけです。ほい、申請書」
「今渡されても……はぁ、わかりました。」
犯人は生徒会長。しかたなく内部で処理するしかない。まだまだ処理しなければならない仕事はある。リンは書類を受け取って部屋を後にした。
「……そう、侵入したのは私。さてと、ライブラリを確認して……そういうことでしたか」
リンが出ていった後。少女は澄み渡る青い空の下にある教室で自身と鏡合わせのような少女に問う。
数日後。
「どうも」
菓子折りを持って来たトリニティのティーパーティー当主筆頭と噂される桐藤ナギサは連邦生徒会に呼ばれ中央機関へと足を運んできた。
「ありがとうございます、桐藤さん。生徒会長から話は伺ってます、どうぞこちらへ」
社交辞令を絵に描いたような菓子折りを渡し、リンによって生徒会室へと案内される。
「それでは、ここまで。私は中に入らないよう言われていますので、ナギサさんは中へお入りください」
リンと別れ、生徒会室へ足を踏み入れた瞬間。
走者の画面は暗転した。
そこは澄み渡る青空と教室が広がる空間。その中央には生徒会長が座しており、ナギサはそこへ招かれた。
「ようこそ、ナギサさん。ここは現世から切り離された私の空間です。本日は御用があってお招きしました。ここで話すことは外部から遮断された状態になります」
そこまで来て、ふとあの野太く汚く、どこか温もりを感じるナニカさんの声がなくなったことに気づきます。
「……なるほど?つまりはナニカさんのお話でしょうか」
「さすがトリニティのティーパーティー代表。ご明察です」
そこから先は、びっくりするような極秘の情報がいくつも飛び出る。
いわく、あの声は連邦生徒会長の後釜である『先生』と呼ばれるものの声であること。
いわく、連邦生徒会長はとあるミス(具体的には話されませんでしたが)をしたがために、ある歴史の一線上で生徒会長を引かざるを得ないこと。
いわく、連邦生徒会長の能力は世界線を越えること。
いわく、連邦生徒会長は世界線を越えてキヴォトスのことを『先生』へ一任すること。
爆弾のような情報をナギサはなんとか飲み込んでいく。なぜなら、その情報の符号が所々で『ナニカさん』へ通づるためである。ナニカさんによる頭痛のおかげでなんとか全てを飲み込んだナギサはかなりの疲労に陥っていた。そこに、生徒会長は続ける__重大な選択を。
「そのため、この『先生』という存在はこの世界においてバグとして扱われます。私がいるにも関わらず、私の権限の譲渡がされているためです。
ナギサさん、あなたが望むのであればこのバグを取り除こうと思います」
「……はい?」
「私の力で、世界線を修正するのです」
えー、はい。画面が暗転しました。そして透き通る青い教室が画面に表示されます。ホントどゆこと?
とりあえず現状把握のためいつもの青い教室に座る女の子に声をかけましょう。ちなみに、なぜかこの場面のみ録画が撮れてないので、しばらくは走者の絵(画伯)による後編集です。ご理解お願いします。
"アロナー、ここどこ?"
「いくつか質問をさせていただきます」
……なんだぁこのイベ!スマホがないからウィキニキ開けねぇし、周囲は澄み渡る青い空とかどうなってんだよこの教室ー!
「キヴォトスにおけるあなたの目的を教えてください」
そりゃ、キヴォトスの生徒に迫る脅威をいち早く取り除くことだよ!(タァイムのためにな!)
「何故ナギサさんに取り付くのですか?」
いち早くキヴォトスの生徒達を救うためにチャートたてた結果、ナギサを操作するのが一番だったんだよ!(そのチャート崩れたけどな!)
「なるほど。とりあえず嘘はなさそうですね。最後に……あなたはどうしてキヴォトスの生徒達を助けるのですか?」
そんなもの、私が先生だからに決まってるだろぉ!
「あなたの生徒ではありません。それでも何故助けるのでしょうか」
自分が先生であるのに、生徒を助けるのに理由が必要です?(正味誰の先生とかヨクワカンニャイ……)
「ふむ……わかりました。ナギサさんからの承認を経て、私達キヴォトスはあなたを受け入れます。『先生』であり『生徒』である『あなた』を受け入れましょう」
はい、もうお分かりですね?走者は思考停止しております。(ヨクワカンニャイ)
そして気がつけば画面がもとにもどりました。ホントなんなんだコレェ……?
「なんなんだ……?」
そんなことを心のなかでぼやきつつ。画面は暗転したまんま。これでは自分が何もできない時間。つまりタァイムロスである。であれば、とこの隙に走者はカップ麺を開け、胃袋へと収める。キヴォトスRTAにご飯を食べる隙はなかなか存在していない、貴重な時間である。その隙にウィキニキで暗転イベントについて調べたものの、該当イベントはウィキにないことがわかっただけで、結局全くわからなかった。
「まぁ色々不確定要素はあったけど。かなりいいペースではしれてるかな……?お、画面戻った」
そんな独り言を呟いて、再び画面の前についた走者はキヴォトスの日常をRTAとして駆け抜けていく。
__これは、親からはなれて一人暮らしの