ついでにシュン(幼女)チャレンジ天井完敗。
すり抜けにミネとミナとセナとヒナとカンナとココナとハルナと体操服ハルナ来ましたね。脅威のナ率……
来月6日の投稿ですが今回もお休みさせていただきます。
トリニティ初となるロールケーキ祭の開催が決定。ロールケーキ祭の運営委員長はナギサ、運営に関する手伝いとしてウミカ。協賛として仲の良いトリニティ各部から協力を得ることもできた。そして……
「うん?ロールケーキ?えぇ、作れるわよ。食べたいの?ちょっとまってすぐに」
「いえ、お祭りで配ろうと思うのでトリニティ全生徒分お願いします」
「……は?」(눈_눈)
ロールケーキ祭として、『食べられる』ロールケーキを無料で配ろうというウミカさんの案。その協力をフウカたん……おっといけません。フウカさんから協力を得られました。すごく、すごくなんとも言えないお顔をされてしまいましたが。
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___兎にも角にも、準備は無事おわりを迎えて、当日。
「本日はお集まりいただきありがとうございます。ティーパーティーの一員として、いまここに『ロールケーキ祭』の開催を宣言します!!!」
大きなお祭りの幕がきって落とされた。
あまり自分自身こういったノリは少ないからか、珍しくみなさん乗り気で、がやがやと会話が聞こえてくる。
「意外、ナギサ様ってこういうノリできるんだ……」
「紅茶飲んでるだけじゃないの……?」
「前の……画展?はよくわからなかったけど、こっちは面白そう」
うるさいですね!?っと、失礼。取り乱しました。落ち着いて、すーはー……
「ここからは私、ロールケーキ祭実行委員長の里浜ウミカが引き継ぎます!校庭のステージでは出し物を行っておりますので、お楽しみください!お店もたくさん出ております!お祭り限定のモモフレンズグッズも発売中です!詳しくは、運営本部にてパンフレットを配布しております」
あまりの声に固まってしまった私に代わり慣れた様子でウミカさんが対応してくださいました。
本当に彼女の協力が得られて良かったです。
よし、これならば大丈夫……マイクを受け取って続きを話しましょう
「コホン……閉会式終了後、ロールケーキの配布があります。是非最後まで楽しんでいってください」
もちろんフウカさんお手製です。
……お手伝いさんをいっぱい呼んでるのできっと大丈夫なはずです。どうかご無事で。
さて、開会式は終りを迎え、ちょっとした自由時間。約束をしているので、待ち合わせの場所に向かう。
「やっほー☆大盛況じゃんね」
「おまたせしてすみません。お祭り、楽しんでおりますか?」
「うん!パテル分派の皆も楽しんでるよ!」
あ……そういえば、お祭りの準備にかかりっきりで同じ分派の方々への連絡忘れてました。
「もー、ナギちゃん早く行くよ〜!自由時間少ないんでしょ!」
「わわ!?引っ張らないで、いきます、いきますから!?」
ぼんやりしていると、ミカちゃんはグイグイと袖を引っ張ってきました。その顔は笑顔で、楽しんでいただけているのだと感じることができました。
それからはあっという間である。
射的〜正義実現委員会
「まーずはー、ここ!射的だよ!」
「ちーす。お、ティーパーティーのお二人っすね」
「イチカさん、射的二人分でお願いします」
「よーし、ナギちゃん勝負!」
「受けて立ちましょう!」
「ほ、ほどほどにお願いするっすよ……」
―射的後―
「全く勝てないんだけど!なんで!?」
「ミカちゃんは肩に力が入りすぎなんですよ。ブレないよう静かに、機を狙ってうつ。これが基本です」
「う、うぅ……勝ちたかった〜」
「……しかし、これは射的の話です。戦場において精密に撃つことが正解とは限りません。他の敵に置いてはミカさんのように弾をばらまくことも一つの正解です。ブラックマーケットの際は本当に助かります。今後もよろしくお願いしますね」
「! うん!」
そんな二人の会話を聞きながらメモをとる人間が一人……
「なるほどー、参考になるっすねー」
イチカは戦術メモに射的の腕前を記録していた。
輪投げの模擬店〜救護騎士団
「ロールケーキ、輪投げ……?これどうするの?」
「セリナさん。ルール説明を」
「はい。この輪っかをロールケーキを模したこの棒へ通してみてください。成功の数で商品が変わりますよ。是非楽しんでください、ナギサ様」
「あ、これを投げるんだ!……結構とおくない?一番遠くのあれ」
「でもミカちゃんなら余裕では」
「そだね!えいっ」
「……大きく越えましたね」
〜少女輪投げ中〜
「最後……入った!」
「こちら、最高難易度成功のご褒美ですおめでとうございます」
「わーい、ありがと……え、何この長い猫」
「こ、これはロールケーキ祭限定ウェーブキャット!?あまりにも、大盤振る舞いじゃないです!?」
「あー……ナギちゃん大好きな、モモなんとかかー。いいや、ナギちゃんはい」
「ありがとうございます、ミカちゃん」
おみくじ引き〜シスターフッド
「ええと、これは……なんだろ?」
「私が説明します、ミカさん。私達シスターフッドが神の使いとして民衆に広く知られる必要があると考えました。そこで、ウミカさんに相談させていただいたところ百鬼夜行には神の言葉を書き示した書を得る『おみくじ』というものがあることを知りました。しかし、この文化はトリニティにないものです。そこで、ウミカさんからお祭りという舞台にふさわしい『くじ引き』の形式と組み合わせたらいいのではと」
「面白い試みですね。サクラコさん、結果はいかがでしょうか」
「私が店番してる際は誰も。あなたがたが初めてです」
「そうでしたか……せっかくですしやってみましょう」
〜少女おみくじ中〜
「大吉、ですね。ミカちゃんはどうでしょう……ミカちゃん?」
「ど、どどどどうしようナギちゃん。だ、大凶だって……」
「おや、むしろ丁度いいではありませんか。すぎる吉はただの不幸ですからね。私と一緒なら足して割って吉ですよ」
「ナギちゃーん!」ギュー
「ふふふ。楽しんでもらえて何よりです……こちら、景品です」
「私はサミュエラ『ザ・ビヨンド』ですね。ミカちゃんは……」
「んー?なんかよくわからない白い粉だよ」
そういったミカさんはたっぷり白い粉のはいった米袋のような大きい袋を、さも小袋に入っているかのようにフリフリとみせてくる。
「わわ。あ、危ないやつです?」
「大丈夫です、それは……シスターフッド特製清めの塩です」
「塩……塩かぁ……ほんとに?」
塩……そういえばフウカさんが塩が足りないと言っていたことを思い出した私はミカちゃんに提案した。
「ふむ……ミカちゃん、交換しませんか?」
「え、いいの!?ありがとうナギちゃん!」
「はい、問題な……お、重いですねこれ……」
「えへへ、それなら私持ったげる!」
楽しい時間は、あっという間に過ぎ去っていき……
「すみませんミカちゃん。もう戻らないと」
「おっけ、頑張ってね☆」
最後のロールケーキ作りをフウカさんに丸投げした際、私も手伝うと約束していた。トリニティ人数分、かなりの量であることは間違いない。急いで手伝いに行かないと……と、そんな事を考えていたときでした。
ドカーン!!
「なに、今の爆発!?」
「これは……あの建物は!」
フウカさんの待つ厨房のある建物から、黒煙が登っていた。慌ててその建物に入ると、そこでは数人の正義実現委員会の方が倒れ伏していて救護騎士団の面々が治療を行っていた。
それを横に通り過ぎ、逸る気持ちで厨房のドアを開け放つ。
フウカが待っていたはずのそこは、特に大きな爆発があったのだろう。ひどい状態に変わり果てており、フウカの姿はなかった。
「これは……一体なにが??」
答えるものは、誰もいない。