ようやく原作が始まるRTA、ほんとに今更なんよ()
さて、ここからようやく原作……つまりは三大マンモス校による合同作戦が始まる__のですが、ここで既にランダム要素があります(なんでやねん)
ここ、スマホ版の先生と違って原作開始前スタートの場合なんですが__メンバーが変わる世界線が存在します。
原作ではセミナー会計のユウカ、正義実現委員会副委員長のハスミ、風紀委員会にて応急手当担当のチナツ。そして、居合わせたトリニティ自警団のスズミとともに不良に占拠されたサンクトゥムタワーの奪還に動き出します。
ここでこのメンバーが集まったのはいわゆるシステムメタ……学園の紹介とそれぞれの役割説明を兼ねた選出なんですね。2週目前提の開始時前スタートではそれが必要ないため、ランダム選出となります。
これが何を意味するか? ハスミ相手にアコやイオリなんかが来る可能性があるってことです。クソですわー(謎にでるお嬢様)
エデン条約編始まる前からエデン条約絡みでバッドエンドとか、草も生えません……
いやまぁ、それだけならこのルートならナギサ様権限でゲヘナの敵対意思のない子をあてがえばいいです。他のメンバー運にもよりますが、先生ぱわわでなんとかなっちゃいます。
問題はミレニアムメンバーです。進め方にもよるのですが、乱数によってはニハハと笑う桃色の問題児がセミナーとしてやってきます。これがかなりヤバいです。
この問題児、あらゆる鍵を開ける能力を持っております。そしてその事を認識すらしていないので、金庫とかロックされた場所にあるものも、「その辺に落ちてるもの」って認識なんですよね。
そんなノリで、サンクトゥムタワーにハッキングして制御権を握ってきます。は?
ついでに、シッテムの箱を見つけてひとたび手にすれば、アロナバリアすらぶち抜いて権限行使してきます。(wiki調べ)
なんなんだこいつ(ブチギレ)
もちろん、そんなことになったらオワオワリなんでリセですよリセ!
まぁ、リオ√なら回避はもちろん可能です。が、アリスの扱い目茶苦茶難しかったり、カイザーと大人のやり取りしながらミレニアムを影で守ったりで難易度が高いためオススメはしません。本編で表沙汰になってないだけでリオの功績エグいんですよね……
まぁ、3校それぞれで爆弾抱えてるのでそれを何とかして避けなければなりません。あとは先生ぱわわで何とかなります。
さて、以上の件を踏まえて呼び出すのは__
トリニティ中庭。ノックの音に対してナギサはどうぞと告げる。
今、この場にはナギサしかいない。
彼女を呼ぶとを告げるなり、他2人のティーパーティーは「ちょっとお腹痛くなっちゃったから今日はパスで☆」とか「ふむ、そうか。それなら今日は席を外すとするよ。君たちの話についていくのは頭を痛くしてしまうからね」とか散々に言われてしまっている。
「ナギサ様! 失礼します! 見ましたか、今週のモモフレンズ!」
「よろしくお願いします。ええ、ウェーブキャットちゃんがダクトを抜けてみんなを助ける場面なんてとても良かったです」
その少女は、生徒会室に入るなり現生徒会長に向けてアニメの話題を切り出した。
確かに高校生ならば普通かもしれないが、立場とか関係なく友達として普通に切り込んでぶっ放してくるのである。ティーパーティーの部下もお顔真っ青な所業だ。この時点で普通からかけ離れていることにヒフミは気が付かない。それが彼女の良さであり、理由かもしれない。
「そうなんですよ! それから助けられたペロロ様の勇姿も必見で「ひとまず、席を用意してあるので着いてください」はわわ、す、すみません!」
「大丈夫です、他の方もいませんから。それでは紅茶とともに話の続きをしましょう」
もっとも、慌てん坊なのが玉に瑕だが。それも、今回の件は都合がいいと話を続ける。
「連邦生徒会に治安悪化に対する対応を聞きに行く、ですか?」
「はい。急なお願いで申し訳ありませんが、あなたが適任なのです。現状は備蓄でしのいでいますが……このままではいつか尽きてしまいます」
ひとしきりモモフレンズを話しおえて、ナギサは本題を切り出した。
ナギサが話した内容は、治安悪化の歯止めをかけるために連邦生徒会にヒフミを向かわせるとのことだ。
ヒフミは戸惑う。明らかに普通の生徒に頼む内容ではない。無論、ナギサはヒフミを一般生徒などと思っていないのだが。
「えっと、正義実現委員会の方が行ったほうが……発言権がなくないですか? こんな普通の私では」
「今の現状、彼女らには治安維持に全力を注いでほしいのです。それに、普通の生徒だからこそなのですよ」
「と、言いますと……?」
一度紅茶に口をつけ、ティーカップを皿に戻すとナギサは続ける。
「この状況、ゲヘナは私達より酷い状況でしょう。ゲヘナから同じように苦言の申し立てが来る可能性が高いです。そこで、正義実現委員会という生徒会の武力が赴き、衝突になることは確実に避けねばなりません。
ですから『私達と話ができる』『一般トリニティ生徒』であるヒフミさんだからこそ、適任と言えるのです」
「な、なるほど……そういえば、連邦生徒会長がいないとなると……エデン条約はどうなるのでしょう」
「とりあえず、今は治安悪化への対応が急務です。その後でも問題はないでしょう」
「は、はい!」
ナギサの友人として近くにいるヒフミは、エデン条約に関する話も聞いていたからこそ湧き上がる質問に後回しにしていることをヒフミに告げる。
「で、では早速行ってきま__」
「待って下さい。ヒフミさん。もう一つお願いがあるのです。連邦生徒会では治安悪化に対応出来ない可能性もあります。今の話は聞き入れられずに最悪失敗してもいいのです。ですが、こちらは必ず達成してもらわなければいけない大事なお願いなのです」
「は、はいぃ……あう……」
慌てて立ち上がり、外に出ようとするところをナギサに呼び止められ、これまた慌てて席に座り直す。その様子をみるナギサは微笑み、ヒフミは恥ずかしさから、顔を真っ赤にしている。再び紅茶を口に含み、コホンと咳払いをしてから再びナギサは話す。
「今から話すことは、セイアちゃんの予言の一つになります」
「せ、セイア様の……!」
「つまりは、こういったことでした」
ヒフミは、ゴクリとツバを飲み、緊張してその予言を受け取った。
『ピンク髪で、にははと笑うミレニアム校生がサンクトゥムタワーの権利を掴み取った時、キヴォトスの全ては無に帰す』
「とのことです」
「……な、なんかやけに具体的ですね」
「具体的、ということは起こりうる可能性が高いのです。まぁ、杞憂であれば問題ないのですが……その可能性をなんとか阻止することをお願いします」
ヒフミは戸惑いを隠せない。それもそうだろう。唐突なキヴォトス滅亡予言である。
「えっと、具体的にどうすれば……」
ふむ、と一息ついて考える。ナギサのなかにいる『ナニカ』から得た情報を元に、策を建てる。
「一番ありがたいのはそもそも来ないことです。が、もし来た場合。とにかくサンクトゥムタワーから逸らしてください。目を離さないで、彼女が入らないように。あ、他事で誘惑するのもいいかもですね。友好的に接して帰り際に一緒に買い物するとか。もし、何か出費が出るようならこちらで負担します」
話を聞くに極めてお転婆。キヴォトス滅亡の話も、悪意ではないのだろう。とするならば、対応は
「は、はい……友好的に……そうです、モモフレンズです!」
「よかった、解決できて何よりです。お願いは以上になります。ヒフミさんにご負担をかけることにはなりますが、よろしくお願いします」
「それでは、行ってきます!」
そう話していれば、何か自力で思いついたようで。駆け足で出ていくヒフミを見送るのだった。
噂をすれば影。なんていうけども。
「にはは! 面白いですねこれ!」
「あ、あはは……」
ヒフミはピンク髮の生徒とともにゲーセンでゲームに興じるのだった。