リンちゃんの手配により、車が用意された。
そこに皆乗り込む。
「本当に運転大丈夫なんでしょうね、トリニティ!」
「任せて下さい、普段から運転はしてるので!」
"お願いするよ"
生徒をのせて運転するつもりであったが、無防備なため後ろに乗るように言われてしまった。3人の内運転免許をもつヒフミが運転することになったが、アコは何故かご立腹。トリニティとゲヘナの対立は昔から言われているそうだ。
ちなみに、ピンクの子は車自体初めて乗り込むようであちこち探っていた。そしておもむろにポテチをみつけだし、封を開けてたべていた。
"明太ポテト味…?"
「なっ、連邦生徒会は公務の車にまでそんなものを」
「ほら、美味しいですよ。アコちゃんもどうぞどうぞ」
「ムグー!…あら、意外と美味しいですね」
「あ、あはは…」
こうして、車は進む。
DU地区に向かう……道中で戦闘に巻き込まれ、車は転倒し大破してしまう。
「お団子の恨みー!!まだ一口も食べてないんだよー!」
「く、美食研究会め……!」
そこで、不良の襲撃に巻き込まれて車が大破。そこにたまたまお団子を食べるときに出くわしてしまい、お団子を落っことしてしまい不良達と戦闘を行っていたゲヘナの少女。ジュンコの弾幕に困り果てていた。ゲヘナの美食研究会の一員であり、顔見知りのアコは顔を真っ赤にして怒っている。
「ど、どうしたら……!」
"……そうだ!君、ストップ!これあげるから、武器をしまって!"
「っ、ポ○トチップス!!」
大破した車の中。先生はたまたまそこにあった(明らかにホノカが犯人であろう)ポテ○チップス明太味を取り出し、掲げて停戦を示す。赤毛の少女は飛びつき、うれし泣きをしながらポテトチップスをほおばっていた。
"私達、この先に向かっているんだ。君の力を貸してほしい。終わったら、おいしいご飯を食べよう"
「……!ご飯?行く行く!私赤司ジュンコ!よろしくね、先生!」
「先生!本気ですか!?あの美食研究会とかいう問題児ですよ!?」
"それでも、私にとっては大事な生徒に変わりはないよ"
そうして、道行く不良すら味方につけてサンクトゥムタワーを目指す。
「なんだろう……普段より、戦いやすいような」
「これが、先生の戦術指揮ですか……支援に回る私も、動きやすい……」
「にはは!ゲヘナの指揮官より指揮がお上手ですね、先生!」
「ちょっと、黒崎コユキ!それはいったいどう言うことですか」
「あ、あはは……」
突発チームの四人。学年、学校、所属。その全てがバラバラな四人を、的確に指示出ししていく。たった四人であるはずが、先生がいることで多数の不良たちをものともせず彼女たちは進み続ける。
だからこそ、油断した。
「んー、美味しかった!ねえねえ、まだある?」
きっかけは、赤髪の少女……ジュンコがポテトチッ○スを食べ終えたことだった。
美食研究会を名乗るだけあり、もう少しほしいのか追加をおねだりする少女に、先生は微笑みながらジュンコの方を向く。
"そうだね、私の分も、あげるよ"
『先生!!』
そこで、気づいた。
黒く光る、大きな大きな銃口がこちらを向いている。
そう、赤い少女の背後に、大きく光る主砲が向けられていたことに。
"まずいっ!!"
「きゃっ!?」
「「「先生っ!!」」」
途端、大きな音とともに、戦車によって先生は撃たれた。
忘れてはいないだろうか。これはチュートリアル戦闘である。
そのため、シッテムの箱なんてものなど、ない。
奇跡など、起こるはずもなく。生徒を守る選択をした先生は、そのまま死亡。
このままシャーレも発足せず。不良に占拠される。
あり得たかもしれない、1つのキヴォトス終焉の未来__
「ご無事ですか?先生」
死んだ。そう確信した先生。されど、衝撃が来ることはなく。恐る恐る目を開ける。
__そこにいたのは、天使だった。
「ナギサ様!?」
「ヒフミさん、今は後です!ここを突破します!」
「ひゃ、ひゃい!」
「……」ガクガクブルブル
ヒフミにナギサ様と呼ばれたその天使は、呆けた私をそっと起き上がらせる。ジュンコの顔が青ざめてふるえてるが、ナニカあったのだろうか。
「先生!私は戦車を相手します、回りの皆さんへ、取り急ぎ皆さんへ指揮をお願いします」
"君は…"
「トリニティ総合学園、ティーパーティー所属。桐藤ナギサと申します。先生、ヒフミさん達をお願いします」
"そっか。わかった__ここは、私に任せて"
こうして、私たちは無事にシャーレへとたどり着いた。
ナギサは指揮下にはいることは拒んだ。
その途中、戦闘ヘリなんかが乗り込んできたが……
″(……いける、気がする!)″
油断でも、なんでもない。
理屈ではない。
なんとなく。そう、なんとなくだ。
ただ1つ言えることは__
先ほど、不良達は少女の逆鱗を踏んづけた。
"ジュンコ!!!おもいっきりやっちゃって!"
「ポテト○ップスの恨みー!!!」
先生の指示が入る。
食の恨みを募らせたジュンコによる、EXスキル。
それによってばらまかれた銃撃が、ヘリを蜂の巣に変えた。
「おお!すごいですね!もはや蜂の巣です!」
「私も、初めて見ますよこんなの……」
「あ、あはは……」
その後。七囚人のヤクモと出くわす、が……ナギサを見ると固まってしまった。
「あら?……ナギサさんっ!?/// ど、どうしましょうここで会うとはおもってもなくて化粧もそんなに、汗も酷いしシャワーを「すみません、ちょっと失礼します!」あ、あ~れ~///」
「あ、あはは……」
そのまま、ワカモはナギサによりつれていかれた。
ワカモ本人も顔真っ赤にして、まんざらでもなさそうだったし…おそらく、問題はないだろう。
こうして、私たちは無事にビルへとたどり着いたのだった。
はい。えー、皆さん宛にご報告致します。
キヴォトス滅んだので、リセットかけました()
チュートリアルで先生ご退場するとは思わないじゃないですか!!
ただまぁ、1つわかったのは……シッテムの箱がなくアロナバリアすらないのでチュートリアルの致死率かなりえぐいですね(他人事)
あまりにもあんまり過ぎて、ナギサ様を直接向かわせました。まぁ、本来よくよく考えてみれば当たり前なところがあるのですが。
チュートリアルは、あくまで初回先生のためのもの。エデン条約絡みで動きにくいのは、私がナギサ様を選んだからに他なりません。
そう、本来であれば二週目生徒であるプレイヤーが介入する手はずで、二週目プレイヤーにチュートリアルは必要ない。敵の数や配置が変わってなかったのも、その証拠。
ゲームとして良くできてますね(白目)
『
さぁて……
「あ、あなた様……覚えておりますか?私は、あなた様のヤクモですわ」
どうしよ(白目)
「あ、あなた様……覚えておりますか?私は、あなた様のヤクモですわ」
「え、えっと……あ、そういうことですか」
七囚人をあわてて離脱させ、路地裏に避難したところ。
詰め寄られた私はヤクモさんの突然の発言に戸惑うも、遅れて理解する。
おそらく、セリナさんやフウカさんと同じ、『ナニカさんを知る人』ということでしょう。
ナニカさん、こんなにも多数の方に愛されるとは。今も白目向いてオロオロしている様子からは、ナニカさんがそこまで人の気を引くとは思いませんが。ふむ。。。
「ヤクモさん、そう、きっとあなたならば……」
「あなた様?どうかなさいましたか?」
七囚人。その力が、こちらにあれば。
思考する。ナニカさんから得た、起こりうる未来。その、対抗策。
__もしかしたら、うまく行くかもしれない。
「ヤクモさん、提案があります」
「あなた様のためなら、なんとでも」
流石、ナニカさん。かの、七囚人からの信頼もあつい。
「では、ヤクモさん
__トリニティに転校しませんか?」
「はい?????」
こうして、私は賭けに出る。
システムログ:ヤクモがトリニティに転校しました
走者「あのさぁ(頭抱え)」