短めだし遅いけど、壊れたプロットをボンドでくっつけながら突き進んでるので許してください。
今回走者視点もといナギサ様視点は出番がないのでありません。
あとR15注意報です。苦手な方はブラウザバックで。
シャーレ部室。
そこにおかれた端末に触れて……端末の中にいた少女とひと悶着はあったものの、サンクトゥムタワーの権限を取得。
そして、SRT学園の問題。サンクトゥムタワーの権限を用いて、連邦生徒会とSRT学園の繋がりを断ち切り、シャーレ内組織とした。あとで文句を言われようとも、生徒会長の代理として来たことを押せば問題は少ないだろう。
ちなみに、もう1つ問題がある。それは
こうして、SRTの件がなんとかなったことを伝える。ヒフミがとても嬉しそうだった。
「これで、SRTは存続しますね!ちょっと電話してきます!」
その後、SRTの面々からは睨まれるも……生徒会の依頼を受けて実働させていくにつれて、態度は軟化していった。
それは当然の事で。実働できるのとできないのでは、雲泥の差があるのだ。
そんなある日。助けを求める一通の手紙に、先生は応えた。
書き置き1つ、衝動で出ていった彼は後にSRTの面々に問い詰められることになる。
そして、ろくに調査もせず砂漠を出歩く先生。そして、道中で砂嵐に見舞われて遭難。熱中症により倒れる寸前の大人がそこにいた。
そして、人知れず倒れた彼を、拾い上げる者がいた。
震動か、なにかで意識を取り戻す。その匂いは、若き乙女の努力の汗の匂いであり。質感はスクール水着であり、張りのある肌。女の子に背負われたようだ。
「ひぃん、重いよー」
そして、目の前でゆさゆさと揺れる若草色のアホ毛。
その大きな背中から見えたのは……
「先輩?また子猫でも拾っちゃった?仕方ないなぁ、おじさんがもってあげ……大人!?何拾ってんですか先輩!」
オッドアイの、ピンクの長い髪でアホ毛をもつ少女。
「はぁ!?何てものひろってんのよ!?」
黒いツインテールの猫耳少女。
「あぁ、そんな……神よ、人を救えなかったことを許してください」
首からかけた十字架を手に、祈りを捧げるオレンジのポニーテールの少女。
「ん、ちょうどいい穴が目の前にある。埋めよう」
白いショートヘアの狼少女。
「待ってください、この人、この服装にマークは。もしかして、シャーレの先生ですか?」
長いブロンドの髪の少女。
「もしかして、私の手紙を読んで……!」
黒いショートヘアーで赤い眼鏡が特徴の少女。
"……(天、国……?)"
皆一様に何故かスクール水着をきて、広大な砂漠の真ん中をシャベル片手に掘る6人組。いや、先生を抱えている女の子含め7人組がいたのだった。
"はっ、ここは……!"
「ん、おきた」
「祈りがとどいたのですね……!」
「あんたホントにそれ好きね」
「よかったですね~」
身体の揺れる感覚。車の中だろうか。
そして、目の前には……
「無事?」
"____"
白い髪の狼少女のあどけない顔が、自らを覗き込んでいた。
頭の後ろの柔らかい感触から、膝枕をしてくれたであろうことがわかる。
「……あまり、じっと見ないで。その、大丈夫なら退いてくれると助かる」
"!……?"
慌てて退こうとして……体が動かないことに気がつく。
声も出ない。
「口パク?」
「声をだそうとしても、出ない。もしかして、体が動かせないのではないでしょうか?熱中症みたいですし」
「ん、なら飲ませる。エナドリあるし」
動かない体に、口からエナドリが流し込まれる。
"ガッゴホッ"
「むせたのかな、吐いちゃった」
「吐いたとなると、かなりの重体のようですね……急ぎ体を冷やさないと」
「なら、なおさら飲ませる。……ん」
「え、ちょっとシロコ先輩、エナドリを飲んで何を……シロコ先輩!?」
白い狼少女の顔が、こちらに近づき大きくなってゆく。
さすがに、隣の少女の慌てぶりで事態に気がついたのか、あちこちから声が聞こえる。
「あ、あわわ///」
「うへ、うへ~」
「大胆ですね♧」
「大胆だね~」ニヨニヨ
「なにやってんのよシロコ先輩!」
「運転中なんですが!」
やがて、白い狼少女の顔しか見えなくなる。
__はじめてのキスの味は、エナドリだった。
「よかった。全部、飲めた。……みんな、どうしたの?」
皆が顔を赤くし俯くなかで、一人。いつもより満面の笑みで身を乗り出して、若草色の長髪でアホ毛のある女の子がシロコに話しかける。
「シロコちゃん、大胆だね~。その人のこと、好きなの?一目惚れ?」
「うん。好き」
「……わーお」
「何故か、わからないけど。
「……シロコちゃん、泣いてる?」
その時、前方から大きな声が上がる。
「敵襲です!皆伏せて!」
「!」
"わわ……!"
シロコが先生の頭を抱き締めた直後、けたたましいブレーキ音と共に衝撃が体を襲う。
「ヘルメット団!?」
「ずっときてなかったのに、なんで急に……!」
下手人は、ヘルメット団というらしい。
「ん、私も」
「シロコちゃんは、先生を守って!その人、ヘイローないから銃で死んじゃう!」
「! わかった、ユメ先輩」
すぐさまシロコが出ようとしたところを、先ほどこちらをみていたユメと呼ばれる少女が止める。
「仕方ないなぁ。シロコちゃんの分まで、おじさんがちゃっちゃと始末してくるよ」
「ホシノ先輩……お願い」
アビドスの生徒達は、シロコと先生を置いて駆け出してゆく。
そして、決着はあっさりついた。
「ひぃん……」
「バカですか!なにやってんですか!」
ポンコツパイセンが、皆の弾薬を学校に忘れてきたのである。
「うそ、みんな……」
その様子を、車の中からシロコは覗きみていた。
自分も、銃はあっても弾薬はない。このまま、いったって、ミイラ取りがミイラになる。
「助けて……」
だから、シロコは
「先生!お願い、みんなを助けて!」
大人に、助けを求めた。
"あとは、任せて"
『シッテムの箱、戦闘システム起動します!』
シロコside
先生が、指揮を取る。
それだけ、のはずなのに。敵の位置、武器、攻撃。全てを把握した上で指示を飛ばしてくれる。
いつもの戦闘より、格段にやりやすかった。
なにより、ドローンの攻撃と連携しての十字砲火。敵が瞬く間に沈んでく。問題の銃弾も、気がつけばいつの間にか装填される。
そして、助けたアビドスの仲間達もそれに気付いて先生の指揮で反撃していく。
「これが、先生の力……」
気がつけば、あたりは静まり返っていて。
ヘルメット団を全員地に伏していた。
「ん、メインヒロインは私」
なお、本話中出てくるアビドス組(+マリーとユメパイセン)はお宝探しをしていたため、アビドスのスクール水着着用です。