貴方の事が好きすぎるスタレ女子だなんてそんな。   作:究極進化さむらい(2歳)

16 / 38
貴方がヘルタで遊んでいたらマダムヘルタがやって来て膝枕してくれるだなんてそんな。

 

 

 

先日、命で遊ぶ激ヤバサイコパスと一悶着あり、初めてを失ってしまった貴方。

初めては好きな人と愛し合いながらしたいな、なんて淡い期待を抱いていたというのに。 

泣きたくなるぐらいに、と言うか涙は出ていたような気がするが、ルアンに何を言っても止めてくれなかった為、数日経った今でも腰に痛みが走っていた。

 

最近の自分は特別不運だなんて思いながら、目の前にいる人形の髪を結んだり櫛でとかしたり、頭を撫でてみたりとお人形遊び?を楽しんでいた。

 

ヘルタのサラサラとした髪は遊び甲斐が有り、ただずっと触っているだけでも飽きない。

そんな一人人形遊びから数十分程経った頃だろうか。

貴方は不意に視線を感じた。

 

それも後ろや横からではなく、正面から。

貴方は恐る恐る、人形に向かって名前を呼びかけてみると……

 

 

"ヘルタ……?"

 

「やっと気づいたの?」

 

 

人形が喋った、なんて聞けば怖いものだが。この宇宙ステーション「ヘルタ」では特別怖がるようなことではない。

 

それよりも怖いのは、人形で好き勝手遊んで居たのがその人形にバレてしまったという事だ。

貴方はびくびくと震えながら、ヘルタから少しずつ距離を取り始める。

が、しかし。

 

 

「逃げられるとでも?……よくもクルクル〜って遊んでくれたね。」

 

 

貴方は許して下さい、と正座をしながら告げるが。

 

 

「駄目。今からそっち行くから覚悟しててね」

 

 

どう言う事だろうか。

もうこの場にいると言うのに、今からこちらへ向かうとは。

発言の意図が掴み取れず、貴方は困惑の表情を浮かべると共にヘルタに呼びかけるが、目の前の人形は既に動かなくなっており、貴方の返答には答えてくれなかった。

 

貴方はおろおろしながら、今から何が起こってしまうのか恐怖していたが………

 

 

「だーれだ。」

 

 

急に目の前が真っ暗になり、背後から聞き慣れた声とよく似ている声が聞こえた。

気配は無く、足音も聞こえなかったので、驚愕してしまう。

 

ビクッと体が震えると共に、自分の目を塞いでいるであろう女性は不適な笑みを浮かべている。

貴方はこの女性が誰なのかは検討がついており、その人の名前を呼ぶ。

 

 

"ヘルタ?"

 

「正解。よく分かったね」

 

 

貴方の予想通り、自身の目を塞いでいたのはヘルタであった。

ヘルタは、よしよしと赤子を宥める様に貴方の頭を撫でていて、その手つきは心地の良いものだった。

だがしかし、如何せんまだ状況が理解できていない。

 

彼女がヘルタだと言うのは分かった、人形だと言うのも知っていたが何故"ヘルタ本人"がここまで来てしまったのか。

一番の疑問はそこであろう。

別に説教をするなら人形でも良かったはずだが……

 

 

「どうして私がわざわざ…ここに来たのか考えてるでしょ?」

 

「理由は単純、あなたは無駄に背が高いから頭に手が届かないの。」

 

 

くっだらない理由だった。

確かに、貴方は180近い身長である為立ってしまえばヘルタの手は届かないのだが………わざわざ頭を撫でるためにここへ来たというのだろうか。

 

 

「あなた、撫でようとすると照れて逃げようとするから」

 

 

何故態々撫でるのに固執しているんだこいつは、何て事を思いながら貴方はヘルタに撫でられ続けていた。

不思議と抵抗する気も無くなり、このままヘルタに身を預けていたい、何て気持ちになってくる。

 

眠気も襲って来たのか、貴方はうとうとし始めてしまう。

 

 

「どーぞ。膝貸してあげるから寝てもいいよ」

 

 

幸い、ここはあまり人が寄り付かない場所であるから、貴方は気にせずそのまま眠りにつくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ふふっ。可愛らしい寝顔」

 

 

ヘルタはすぅすぅと寝息を立てる〇〇の顔を見つめながら、優しく微笑みかける。

ほっぺをツンツンしてみたり、頭を撫でてみたりと少し遊びながら。

 

 

「あなたはきっと……沢山の地獄を見てきた。でも、いつだって優しすぎる……」

 

「初めて会った時、この姿を美しいって言ってくれた事、私は忘れてないよ」

 

「あなたがその事を忘れても、何度でも言ってもらうから」

 

 

普段、さながら氷の様な表情しか浮かばないヘルタは、〇〇に対して暖かくて柔らかな表情を浮かべながら、優しくて愛情のこもった手つきで頭を撫で続ける。

 

全てを失った彼が、唯一好きだと言っていたから。

 

 

 

「お休みなさい、〇〇」

 

 

 

 

 

 




お久しぶりです。
俺です。

久々に書いたぁぁぁぁ
やっぱ楽しいね。
でもヘルタとままんヘルタどうやってかき分けたら良いのかわかんなくてこれで良いのかも分からん。

でも久々なんで許してヒヤシンス。

後、皆所属がどこ好きか教えてくらはい。
星核ハンターやらごきしやら列車ぐみやらなんやら。

べ、別に新シリーズ始めるとかそんなんじゃないから!!!
あんたのためじゃないんだからね!!!

感想や評価くれたら嬉しいドスコイ。



ちょっとここから愚痴何ですけど、Amazonで頼んだ商品が4から5日お届け予定だったのにまだ届いてないンゴ。
これって8日ぐらいに届くのかな。
出来れば明日がいいんごね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。