貴方の事が好きすぎるスタレ女子だなんてそんな。   作:究極進化さむらい(2歳)

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貴方に対して過保護でヤンデレな星核ハンターだなんてそんな。

 

 

 

宇宙を渡り、「星核」なる物を集めている組織「星核ハンター」

生まれも、育ちも、性格も、種族も、それぞれの掲げる使命、何もかもが違う異質な組織に貴方は所属していた。

 

構成員の中は至って良好でお互いの趣味を共有し合ったりする程。

星ですら滅ぼしかねない、危険物を扱う恐ろしく危険な職場であるが、貴方が所属し続けているのもこれが理由だ。

 

好きな事は出来るし、美味い飯も食える、周りには超がつく程の美少女が3人にクールな無口イケメンや猫もいる。

待遇も決して悪いものではなく寧ろ良いのだが、この星核ハンターに所属した時から貴方は、大きな大きな悩みを抱えていた。

 

 

 

それは、余りにも周りが過保護すぎる事だった。

 

 

カフカの場合。

 

 

とある星での一幕。

貴方は自分の衣服を購入する為、財布を握りしめてファッション店に赴いているのだが。

 

 

「あら、その色よりもこっちのほうが似合うわ」

 

 

絶対に呼んでいないどころか外出する事すら伝えていないと言うのに、何故かカフカは貴方に同行していた。

貴方は何でカフカがいるのかを考えてみたが、多分いつもと同じでいくら考えても無駄だと判断した。

恐らく、〇〇のセンスはあまり良くないから私が選ぶ、などだ。

 

お前は母親か、と思いたくなるが何か怖いので胸に納めておいた。

 

 

「これも似合うんじゃないかしら?」

 

 

自分で服を選んでいたはずが、いつの間にかカフカの着せ替え人形にされていた。

選んでくる服のセンスがどれもカッコいいのがムカつく(?)

 

少し照れながら遊ばれる貴方を見て、カフカはニコニコと笑みを浮かべながら貴方に問いかける。

 

 

「そういえば、〇〇が自ら洋服を買うなんて珍しいけど、どうしたの?」

 

 

何気ない会話の様に見えるが、貴方はカフカの目に恐怖を感じていた。

確かに貴方はファッションに無断着であり、基本カフカに買って貰うか適当なシャツなどをネットで注文するかの二択なため、洋服店に出向く事は非常に珍しい事である。

 

その理由は、とある知人の歌姫とデートするからだ、なんてカフカには口が裂けても言えなかった。

貴方は適当に気分転換だ、と答えたがカフカには全てバレているように感じる。

 

 

「まぁ……〇〇が何をしようと止めることは出来ないけど、変な女に騙されないようにね……?」

 

 

カフカは一切表情を変えず、貴方をただ見つめていた。

理由など一切言っていないと言うのに、何故かカフカには全てお見通しのようだ。

 

 

「もし目移りなんてしたら、どうするか分からないけど……♡」

 

 

貴方は耳元で囁かれ、ゾワゾワとした感覚が背中に走るのが分かった。

別に付き合ってるわけじゃないだろ、と思いながら貴方はため息をはくのだった。

 

 

ホタルの場合。

 

 

季節は冬、厚着をしなければ十分な暖を取れず寒さに襲われてしまう、貴方が最も苦手とする季節。

寒いから入浴した後の体を拭く時間が苦手な貴方は、ストーブの前で体を温めていた。

かれこれ2時間続けている。

 

 

「〇〇、お風呂ちゃんと入ったの?」

 

 

貴方が蕩けていると、背後から声をかけられた。

振り返ると、そこにはホタルが立っていた。

貴方は突然声をかけられた為少し驚きながらも、まだ入っていないとホタルに伝えた。

 

 

「お風呂入る前に寝ちゃ駄目だからね?」

 

 

ホタルにそう言われた貴方はストーブの前で寝ていたいと言う気持ちを抑えながら、渋々お風呂に入ることにした。

 

脱衣所に電気ストーブを設置し、貴方はシャワーを浴びてから湯船に浸かる。

心地の良い暖かさが身に染み渡り、体と心を温かく染めていく。

この湯船はギリギリ足を伸ばせるくらいの広さである為、少し窮屈な思いをしながら貴方は目を閉じる。

 

このまま寝てしまおうかな、なんて思っていると………

 

 

「お邪魔するね……」

 

 

突然風呂場のドアが開き、何故かホタルが入って来た。

貴方はホタルの行動に驚く……と思いきや、呆れたような目線を向けていた。

貴方は風呂場に入って来たホタルにたいし、風呂は一人で入れると言う旨を伝えるが。

 

 

「駄目だよ〇〇。この前もそうやって溺れちゃったでしょ?」

 

 

いや何年前の話しをしてるの?、と言うが無駄な事も分かっている。

貴方が星核ハンターに加入してから数年、何故か毎日誰かと風呂に入っている。

幼少期のときはまだしも、もう15歳となった貴方には不要だと思うのだが。

 

 

「君は泳ぐのも苦手だから、万が一の可能性を考えてね。」

 

 

ホタルは髪と体を洗った後、貴方の入っている湯船に侵入してくる。

ただでさえ窮屈だと言うのに、ホタルが入ってきたことによって更に狭くなってしまう。

 

体が密着してしまう為、年頃の貴方には幾つになっても慣れない。

ホタルは超がつく程の美少女であり、しかもスタイルだって素晴らしい。

 

そんな女の子と密着すれば、貴方のアレが覚醒してしまうのは当然である。

 

 

「……そういえば、〇〇の服から知らない匂いがしたよ。」

 

 

おっと雰囲気が変わってしまった。

センシティブな展開になるかと思いきや、急にホタルは真顔で問い詰めてきた。

 

確かに、今日の昼貴方は自称忍者と一緒に過ごしていたが、普通に服の匂いを嗅がれている事に困惑だ。

 

 

「言い訳は聞かないからね……〇〇、ちょっとお話しよっか?」

 

 

貴方は急いで湯船から出ようとするが、ホタルに腕をガッ!と掴まれてしまい………

 

 

「あっ……丁度良い♡……覚悟、しておいてね?」

 

 

この後めちゃくちゃ………刃ちゃんに助けてもらった。

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