貴方の事が好きすぎるスタレ女子だなんてそんな。 作:究極進化さむらい(2歳)
何でもするよチケットもらったスタレ女子だなんてそんな。『カフカ編』
金欠。
今の貴方を表す一言として、この言葉はぴったりだろう。
貴方の稼ぎはそこまで良くない為、あまり贅沢できるほどの金など無いのだが。
昨晩、お酒に酔ってしまい滅多にしない豪遊をしてしまった。
"何か、上手く稼ぐ方法はないだろうか"
そんな事を考える程、貴方は貧乏に陥っていた。
生活費すらままならない程であり、そろそろ依頼を受けなければ路頭に迷う事になるかもしれない。
しかし、そう簡単にお金が手に入る依頼なんて来ないのが現実である。
そんな時、貴方の視界に一つのチラシが目に入った。
"イケメンアイドルとトーク出来るイベント開催!"
何やら、今をときめく大人気イケメンアイドルと、お金を払って対話することの出来るイベントらしい。
貴方はふと目に入っただけで、興味などなかったのだが……
『君もこういうの、やってみたらどうだい?』
貴方は知り合いのギャンブラーに助言をもらい、似たような事をやる事にした。
貴方はあまり自覚していなかったが、一部女性から非常にモテるのだ。
知り合いのギャンブラーに言われて、何でもやってあげる事と代わりに、お金を貰えば良いと言われた為、覚悟を決めたのだ。
"先ずは誰に頼もうか"
一番最初に実行する人物と言う事で、貴方は誰にこのチケットを渡すか悩んでいた。
こう言うのが好きな人物を思い浮かべてみる事にした。
"カフカに頼んでみよう"
貴方は最初にこのチケットを渡す人物を、カフカに選んだ。
確かに、彼女はこういった事態を面白がるタイプかも知れない。
それに、多分嫌われてはいないだろうし、最初としては適任である。
貴方はカフカに会いに、足を進めるのだった。
◆◆◆
「そう言うこと……」
貴方は息を絶え絶えにしながら、カフカにチケットを渡した。
カフカはそれを貰い受け、じっくりと見た後不敵な笑みを浮かべた。
その笑みに、背中を虫が走った様な感覚に襲われ、思わず体を震わせる。
カフカは貴方に這い寄り、胸に腕を絡めてくる。
「何でも……だったわね?……なら、少し…大人な遊びをしましょう」
その言葉と共に、貴方の口は塞がれた。
その時間はどれくらいだったのだろうか? 体感時間にして、数分にも数時間にも感じられるほど長く感じた。
息が苦しくなり、空気を吸い込もうと口を開けるが……その隙に彼女の舌を入れられてしまう。
唾液と唾液、舌と舌が絡み合い体が火照ってくる。
暫くして、カフカは貴方の唇から離れて貴方を見つめた。
そして───
『怖がらないで』
暗示の様に聞こえるその言葉は、貴方の意識を快楽に染めていく。
"気持ちいい" 貴方の顔は、彼女に抑えつけられて見ることが出来ないが、恐らくは情けない顔をしているだろう。
そんな貴方を見て、カフカはクスクスと笑うと……
「可愛い顔……もっと見せて……」
カフカは貴方の両頬を両手で抑え、再び顔を近づかせてくる。
蕩けるような、柔らかくて、支配的で刺激的な口づけをされてしまう。
貴方はベッドに押し倒され、体の上に伸し掛かられた。
貴方に覆い被さるカフカの体は、驚くほどに軽くて華奢だ。
そんな彼女の細く綺麗な指が、貴方の体の上を滑るように動いていく。
"気持ちいい" 貴方はその快感を、ただ受け入れる事しかできなかった。
「ねぇ……〇〇」
貴方が快楽に溺れていると、ふとカフカが貴方を呼んだ。
そして───
『私と一緒に堕ちましょう?』
その言葉は悪魔の囁きの様に聞こえてしまう。
"でも、もう我慢なんて出来ない貴方は、その言葉に対して頷いてしまうのだった。
「ねぇ……何してるの?」
焦土作戦が、実行されてしまった。
初回なんで短め