貴方の事が好きすぎるスタレ女子だなんてそんな。 作:究極進化さむらい(2歳)
目を覚ますと、黒い布の様な物が視界いっぱいに広がっていた。
寝ぼけて床に転がってしまったかな、なんて思いながら自分が寝ている場所に目線を移すと。そこにはいつも睡眠しているベッドがある。
どうにも昨日の記憶が無い。
しかし、床に落ちてしまったわけではなさそうだ。
ならば、目の前に広がるこれはなんだろうか。
抱き枕かと思ったが、僕が普段使っている物は青一色であり黒は使用されていない。
であれば、布団だろうか。
確かに、僕が使用している掛け布団は黒色であり目の前に広がる色と合致している。
自分には布団が掛かっていないし、少し目線をずらしてもそれらしきものは見当たらない。
抱き枕と間違えて抱きしめながら寝てしまった可能性は捨てきれない。
触ってみれば分かるだろうと、僕はこの布団と思わしきものに手を伸ばした。
もにゅ
触ってみると、それからは布団のような羽毛感を感じなかった。
布の手触りは布団のような厚いモコモコとした感触ではなく、どちらかと言えば洋服のような質感であった。
僕の使用している掛け布団とは違い、サラサラとしている。
もにゅ もにゅ もにゅ
マシュマロの様に柔らかく、フワフワとした弾力があって、ずっと触っていたいと感じさせる。
掌にはほんのりと熱が伝わり、冷えていた両手が暖まっていく。
この物体は何だろうか。
気になって触ったり揉んだり握ったりするが、どういった物なのか見当もつかない。
もにゅもにゅ もにゅ もにゅ もにゅもにゅ
なんだか癖になる手触りで何度も繰り返してしまう。
ふかふかで程よい弾力性がある。
コレはなんだろう、なんて口にしながら揉みしだき続けた。
「ふふ、〇〇…アタシの胸に夢中だね♭」
突然、頭上から声が聞こえた。
聞き覚えのある声だ。
壊れたブリキの人形の様に、恐る恐る上を見上げると……そこには長夜月がいた。
何故長夜月がここにいるんだ?
昨日の記憶があまり無い。
いや、そんな事より。見上げた先に彼女が居たということは……先ほどの発言から察すると。
目の前に広がっているのは
長 夜 月 の お っ ぱ い
「そんなに揉みしだくなんて、アタシの胸……おっぱいがそんなに好きだった?」
「"コレ"だなんて物みたいに扱っちゃって♡」
彼女は嬉しそうにニヤニヤしている。
その様子に、僕は漸く現実を直視して羞恥心が湧き上がってきたのか、顔が熱くなっていくのを感じる。
慌てて両手を離し、布団から転げ落ちるほどに彼女から距離を取った。
そんな哀れな僕の様子を愉しんでいるのか、長夜月はベッドから降りて四つん這いの態勢になり、更なる追い討ちをかけるよう僕の耳元で囁いてくる。
「……もっと触っても良いんだよ♡」
その言葉で、更に僕の顔へ熱が帯びていくのを感じる。
きっと今、僕の顔はトマトみたく真っ赤に染まっていることだろう。
こんがらがった頭で必死に状況を整理しようとする。
よく考えると、僕は女性の胸をもんでしまったのだ。
寝ぼけていたし、それが胸だとは分かっていなかったから故意ではないが………慌てて言い訳を述べようと口を開くが
「言い訳なんてしなくても良いよ。気にしてないし、夢中になってくれたのは嬉しいから…♡」
先手を打つように彼女から優しい言葉が掛けられる。その言葉に安堵し肩の力を抜くが……しかし同時に羞恥心を煽られてしまい俯く事しか出来ない僕は情けなくていじらしいものだと思う。
そんな僕を長夜月はじっと見つめていたが、小さく笑みを漏らした。
「なのかのおっぱいと、アタシのおっぱい。どっちが好き?」
突然投げかけられた質問に驚愕を隠せない。
なのちゃんの胸を揉んだことなんて一度たりとも無いからだ。
それなのに、どちらの胸が好きかなんて言われても答えられるわけなく。
と言うか、そもそも僕は異性の胸を揉むだなんてこと、今日が初めてである。
僕は長夜月以外の胸に触れたことなんてないし、そんなの分からないと返答した。
「へぇ……♡それじゃあ、今はアタシが〇〇の一番だね♭」
それを聞いた長夜月は不敵な笑みを上げながら笑う。
長夜月に圧倒され呆然としていると、彼女がゆっくり近づいて来るのに気が付かず気づけば彼女の腕の中に収まっていた。
長夜月の胸に顔を埋める形になった事で昨晩の事を思い出してしまう。彼女の豊満なおっぱいに挟まれていた時の感触や、柔らかさは忘れようにも忘れられない体験であり。思い出すだけで顔が熱くなるくらいだ。
僕は彼女の腕から逃れようともがくが、長夜月はそうさせてくれない。
「昨夜はあんなに求めてくれたのに、今日は嫌なの?」
嫌な訳では無い。
寧ろ、ずっと彼女の胸の中で眠っていたいと思っているほどだ。
しかし、問題なのはそれである。
ずっとこうしていたら、今度こそ本当に長夜月無しでは生きられない体にされてしまうだろう。
それだけは阻止せねばならない。
僕の未来のために。
「そんな事言ってるけど。凄く蕩けた顔になってるよ?」
無理である。
この気持ち良さに身を任せていたいし、ずっと抱きしめていてほしい。
先程までの僕は長夜月から逃れようと、必死になって抗っていたのに。
今は彼女の背中に両腕を回して顔を胸に強く押し付けている。
「ふふ。体は正直だね」
「その蕩けた表情、すっごく可愛いよ」
「アンタはやっぱり、アタシから離れられない」
ながよづきだいすきー
「もっと可愛い表情にしてあげるから。アタシに身を任せて♡」
「愛しの〇〇♭」
長夜月すり抜けたんごね。
モチーフ取れなくなっちゃた(´・ω・`)
一応前回と繋がってます。
次回は記憶パーティーのハーレムでも書こうかな。
開拓力が無いよ……