貴方の事が好きすぎるスタレ女子だなんてそんな。 作:究極進化さむらい(2歳)
太陽が最も輝く正午の時間、貴方はいつも通り研究室に滞在していた。
貴方は研究者ではないので、これと言ってすることも無かったが、ある人物を待ち黙々とご飯を食べている。
ふと、そろそろ帰ってくる頃だろうと時計を見ると、丁度良く研究者の扉が開いた。
「おはようございます。助手」
彼女の名前はルアン・メェイ。
容姿端麗、頭脳明晰、スタイル抜群、性格に難ありの学者である。
貴方は彼女が醸し出す知的な雰囲気とその容姿に誘われ、ルアンの助手として働いている。
貴方にとって、ルアンは憧れの的であり尊敬できる人物であった。
………過去形である。
貴方はルアンに挨拶を返した。
「何だか呆れたような表情ですね。……まぁ、貴方の食事風景が撮れたので良しとしますが。」
ルアンの手には、いつの間にかカメラが持たれており、その写真は先程の貴方の食事現場が盗撮されていた。
まるで小動物の様に頬を膨らませ、モキュモキュとオムライスを食べている貴方。
そんな現場を見られ、写真に収められてい事を貴方は顔を真っ赤にするほど恥ずかしくなり、ルアンへすぐに消すよう訴えかけた。
「貴重なサンプルですので、削除は致しません」
いったい一般男性の食事シーンが何の研究に使えるのか、貴方は小一時間ほど問いただしたかったが、ルアンに勝利する事は出来ない事を体は深く覚えている為、諦めて弁当を片付けた。
ルアンは不思議そうに写真を見つめており、貴方は自分が写った写真を何時までも凝視されている事に、再び顔を赤く染めてしまった。
「それでは、今日も研究……と言いたい所ですが、助手、貴方に話があります」
いつもの様に、貴方がルアンの研究を手伝う時間が始まると思っていたが、貴方の予想に反してルアンは降り行って話があると切り出してきた。
珍しいな、と思いつつも貴方はルアンに要件を聞くことにする。
「では、本題を………これはいったい、どういうことでしょうか?」
"フォフォトソイネシテルアナタノシャシン"
ルアンが取り出し、貴方に見せてきた代物は1枚の写真。
それはただの写真ではなく、先日フォフォと添い寝している所が写っている、恐らく盗撮の写真だった。
何故彼女がこれをもっているのか、何故こんな写真が取られているのか。
貴方はルアンに聞くが……
「そんな事、今は重要じゃありません。何故、貴方は女児と添い寝しているのですか?」
開いた口が塞がらない。
ルアンの表情はいつも通り無表示だが、その目には光が宿っていない。
大きな圧を体中に感じ、思わず萎縮してしまう貴方だったが、よくよく考えてみたら別に自分がフォフォと添い寝していようが、ルアンには関係ないことだし。正直に話してしまおうという考えにたどり着いた。
「はぁ。そういった経緯があり、助手は"私以外の女性"と寝たのですね?」
圧が更に強くなった気がした。
貴方の背中に脂汗が滴り落ちる。
貴方はルアンの言葉に只々黙りこくる事しか出来ず、ひたすらどうやってこの場を切り抜けようと思考した。
思考の果てに、もういっそ逃げてしまおうと考えた貴方は、急いでバックを手に取ろうとするが………
「そろそろ、薬の効果が効いてきたようですね」
貴方は全身が熱くなり、頭がボーッとしてくるのを感じた。
立つ事が辛くなり、ソファに座り込んでしまう。
そんな貴方の前に、ルアンが近づいてくる。
貴方は何とかして逃げ出そうと試みるも、身体が言うことを聞かない。
ルアンは貴方に跨るように乗りかかり、貴方を押し倒すような体制になった。
「男性の精液、貴重なサンプルです…♡」
「最近分かってきたのですが、どうやら私は助手に恋い焦がれているようで……」
衝撃のカミングアウト。
これほどまでに嬉しくない告白はなかった。
貴方はもっとロマンチックな告白を望んていたのだが、クレイジーサイコパスにその幻想をぶち壊される。
「子供を作る……非常に興味深いです♡」
「貴方がどれ程絶頂出来るのか、今から楽しみですね…♡」
貴方は抵抗を試みるが、身体は既にルアンを求めており、"アレ"は臨戦態勢になっていた。
彼女は貴方のアレをサスサスと触り、笑みを浮かべる。
「さて……始めましょう♡」
「今日は……一睡もできないかもしれませんね♡」
後日、研究室では干乾びて死にそうなった貴方と、ツヤツヤのルアン・メェイが居たのだった。