貴方の事が好きすぎるスタレ女子だなんてそんな。 作:究極進化さむらい(2歳)
貴方には、兄と姉が一人ずつ存在する。
とても自慢の家族であり、貴方が大好きな、大切な存在である。
だが、貴方は何故か、"自分はもう5歳になったのだから、お姉ちゃんと一緒に寝るのは駄目"と考えてしまい………
「そ……そんな……私の幸せ……」
一人の哀れな姉を絶望させてしまったのだった。
そして、一人の週休七日男は弟の成長に、歓喜を表していた。
同じ目上の兄弟であると言うのに、この二人には差があった。
大人になろうとする弟を愛おしく思う兄と、何時までも自分から離れて欲しくない姉である。
「お姉ちゃん何かしちゃった…?」
貴方に這い寄り、姉は涙を流している。
貴方がそういうわけではないけど、僕は大人だからと発言すると、姉は更に涙を流してしまった。
「全く……ロビンは……」
貴方は兄に助けの視線を向け、兄は呆れたように貴方から姉を引き離した。
「うぅぅ………〇〇……」
世界の歌姫の姿なのか、と兄は思うのだった。
◆◆◆
辺りは真っ暗で、静寂が訪れる真夜中。
最近5歳になり、一つ歳を重ねた貴方は、一人で寝れると言って姉と一緒に寝ることを拒否した。
しかし、5歳になったからといってまだまだ幼い貴方は、真夜中に一人でいることへ恐怖を感じてしまう。
見栄なんか張らず、いつも通り姉と一緒に寝ればよかったと、貴方は深く後悔するのだった………
「〇〇…起きてる?」
ふと、貴方の部屋の扉が開き、声をかけると共に人が訪れて来る。
貴方は、体をビクッと反応させ驚きながら扉を確認する。
そこに居たのは、貴方の最愛の姉であり、世界的な歌姫である"ロビン"であった。
貴方はロビンに何故ここへ来たのかと問いかける。
「えっと……〇〇が心配で…兄様も様子を見てきなさいって」
ロビンが貴方が夜一人で寝れないことを案じていた所、サンデーに告げられ部屋まで来てくれたらしい。
貴方は嬉しくて、顔がにやけてしまうがなんとか抑えつつ、ロビンに一緒に寝てくれと悲願する。
「うふふ……やっぱり、未だ一人で寝るのは早かったみたい」
するとロビンは、嬉しそうに笑顔を見せると貴方のベッドの中に入り込み、貴方を抱きしめるように腕を回してくる。
今日、貴方は一つ大人になったからと言って、若干塩対応でありそれにロビンは深くショックを受けていた。
しかし、そんな対応をしてもいつもの様に抱きしめてくれるロビンに、貴方はやはり自分は姉と離れられないのだな、と感じた。
「お姉ちゃんの体、温かいかしら…?」
貴方は、全身で感じる姉の温もりに安らぎを感じながらも、もっと近くで姉を感じたいと体を密着させる。
すると、ロビンは頬を染めながら貴方の頭を撫でた。
お互いに抱きつき体を擦り合わせている為か、自分の体が段々と熱くなっていくのを感じる。
貴方はロビンと一緒に寝ると、いつもこうやって暖かくしてくれるから、この時間を好いていた。
やっぱり見栄なんて張るべきじゃないと実感しながら、貴方はいつも通りロビンに頼み事をする。
「ふふっ……〇〇はお姉ちゃんの歌、とっても好きだよね?」
貴方がロビンに頼んだ事とは、子守唄を歌って欲しいというもの。
ロビンは世界的に有名な歌姫であり、この世界的随一の歌声を持つ。
貴方は、昔からロビンの歌声が大好きであった。
貴方がお願いすると、ロビンはいつも笑顔で頷いてくれた。
そして今も、すぅぅ……と息を吸いながら、優しい歌声を発し始める。
「ねんねん…ころりよ……おころりよ……」
その歌声はとても綺麗で美しくて、聞いているだけで心が安らぐものだった。
この世界のどこを探しても、ロビンの歌声を生で聴きながら眠りにつくことができるのは、世界で貴方一人だろう。
「ぼうやは…良い子だ…ねんねしな…」
すっと耳に入ってくる、心地の良い歌声に貴方の眠気はピークへと近づいていた。
優しい力加減で、とんとんと背中を優しく叩かれると、瞼がゆっくりと閉じていく。
そして貴方は、ロビンに抱きしめられながら眠りにつくのであった。
「あっ……寝ちゃった」
貴方が寝てしまい、ロビンは残念という表情を浮かべた。
自分の歌で寝てくれたのは嬉しいが、もっと一緒にいたかったと感じている。
ロビンは貴方の額に軽く口づけをすると、優しく頭を撫でながら……
貴方が良い夢を見れるように……
「お休みなさい……貴方は、お姉ちゃんが守ってあげるから……」
「はぁ……はぁ……はぁ……うちの妹と弟が可愛すぎる!」
扉を少し開けて、愛しの妹と弟を盗撮するサンデーにロビンが気づくまで、あと八秒
毎度お馴染みのキャラ崩壊。
丁度、僕が今日誕生日なので思いつきました。
そろそろネタが尽きてきました。
あとやりたいものとして、クラーラヤンデレ、あと大人化でもさせよかなと。