クラス転移してすぐ追放!?~最弱スキル「工作」を駆使してスローライフ!戻って来てと言ってももう遅い~ 作:空回ってるさん
とても短い上に至らぬ点がございます。
それでも宜しければ、どうぞ。
───死んだ。
スゲェ呆気なかった。
よく言う「死んだことに気付いていない」ってこういう事を指すんだなぁ。って思うくらいには呆気なかった。
で。
ほないっちょ異世界行きますか、って異世界来て。
「そしたらこのザマか。クソみてぇな女神だな」
───転生したらゴブリンの巣穴の奥深くでした。ちゃんちゃん。
何よりもマズイのは、今出した声から予測するに自分が少女になっている事、そして肌が外気に触れている感触から今俺はすっぽんぽんである事。
このままだとえっちな本が厚くなってしまう。それはそれで興味無い事はないが流石に転生早々そうなる訳にはいかない。
しかしまぁ幸いにもここにはゴブリンが数体だけ...改めて数えたら20体以上居たわ。お、節穴か?
まぁ慌てるにはまだ早いんですけどね、初見さん。
何故なら俺はチート持ち。たかがゴブリン数十体程度造作もない事で。
...そよ風。空気の流れがあるって事は入口と出口があるということ。
...そうとは限らない?ご最も。
しかしこれ以上ゴブリンと見つめあっていてもしょうがない訳で。
───そろそろ動くか。
先手は向こう。
しばらく睨み合っていたゴブリン達が一斉に飛びかかってくる。
冷静に。
───12時方向の敵を地面に叩き落とす。
地面に紅いアートが描かれ、飛び散った肉片は高速の散弾となり付近の敵の身を削る。
次、3時の敵。
顔面と胸ぐらを掴み引きちぎる。頭部はそのまま9時方向へ投げつけ、胴体は振り回し数体ほど潰す。
壊れた胴体は投げ1体でも多く削る。
すると敵が慌てだしたので、ここまで来れば消化試合。
逃げようとする敵を潰してまわり───
「...ふぅ。ちかれた」
これで厚い本が出来上がることは無くなった。
「しかし...」
見渡す限りの肉、血、血。
実にグロテスクだ。一刻も早くここを出たい。
...風は向こうから来ているのか。
出入口じゃなかったらちょっと悲しいが...
「ま、何とかなんだろ」
───歩いてたら出口でした まる
「意外と早かったな...」
まあ巣穴から出れたことだし、人里でも探「そこの君!もしかして遭難者かい!?」あ?
───声の方向を見ればいかにも「奴隷商人」みたいな格好の小太りの男が寄ってきている。
いかにもな馬車に乗って。
「可哀想に、服も全て剥がれてしまって...私のところで保護してあげよう。」
「んぇ...」
なんかめんどくせぇ奴に絡まれたな...
「大丈夫だ、安心してくれ!私の所にはお友達も沢山いるからね!もう寂しい思いはしなくてもいいんだよ!」
「はぁ...」
んぅ〜〜〜...悩みどころではあるな。
実際コイツをぶち殺して放浪するにしてもアテなんか無いし、だったらコイツに拉致された方が手っ取り早く人里に行ける気もする。なんか成金みてぇな身なりしてるしな。
「じ、じゃあ、お、おねがい、します...」
適当に大人しそうな演技しときゃ警戒されねぇだろ。
「おぉ!よく決断してくれた!寂しかっただろう、ささ、馬車にお入り...」
オッスお願いしま〜s
──バタッ...
なん、からだ、うごか
ねむ...
「くひひひひ、ガキは騙されやすくて助かるなぁ」
「後でじっくりと可愛がってやるからよぉ...あぁ、どこから調教してやろうか...」
...タンッガタンッ.....ガタンッ...
ッ!!!
膜!!!
...あぁ良かった、まだあるな。
ゴブリンの血溜まりで確認した感じ俺は相ッ当な美少女だったからな、こんなとこで散らす訳にはいかねぇ。
どうやら馬車はまだ移動中らしい。どれくらい経ったか分からんが...
...てか、拘束はしないんだな。流石に油断しすぎじゃないか??
ま、到着までゆっくりさせて貰おう.....
───俺は
1つ目はかなり高めの身体能力。
2つ目は自分が理解しているものを呼び出す能力。
1つ目は言わずもがな、2つ目は「自分が構造を理解している」ものをその場に生成するって能力。
流石チート。つおい。
...で、その能力で知恵の輪出して遊んでたらついに馬車が止まった。
───知恵の輪を消す。
あ、出したものは自由に消せるよ。
寝たフリをしていると馬車の扉が開く。
「くひひひひ...あぁ楽しだなぁぁぁ...」
───キショいのがにじりよってくる。軽くホラーだろこれ。
まぁ俺はホラーが嫌いなもんで。
「くひひひひ───ほ?」
「あんがとよ、オッサン」
オッサンの首が飛ぶ。あーあ、ハゲかけの頭頂部が眩しいぜ。
出したナイフを消す。
しかし───
「汚れたな...」
せっかくの美少女が血塗れなのはいただけない。
どこか洗う場所は...
「きっ君!!どうしたんだ!!!何があった!!!」
お?
こちらに駆け寄って来るのはいかにも「衛兵」チックな格好の青年。
前世で言う高校生ぐらい、生前の俺と同じくらいの歳だな。
「んぇ〜っとだな」
言い訳を考えている間にもどんどんと駆け寄ってくる。まずいな〜流石に不審者過ぎるぞ俺。
「君、血まみれじゃないか!それに服も...ッ!コイツは!!」
奴隷商人のオッサンを見て何か気づいたらしい。んま何となくわかるが。
「とっ、とりあえず、詰所まで同行を願えるかな?」
んぅ〜〜、あんまりデメリットなし!断った方がめんどい!行くか!
「ういっす」
「か、軽いね...とりあえず、着いてきてくれ」
はてさて、これから俺はどうなっちゃうの〜〜???
次回、なんかとりあえず死す!デュエルスタンバイ!
続くかどうかは微妙