銃器が弱すぎる世界に転生したけど銃知識と現代戦術知識で成り上がる 作:佐々牙嵯峨兎
すると雷を纏った斬撃が俺達に襲い掛かる。
俺は瞬時にこの攻撃は危険だと察して他の連中に向けて叫ぶ。
「避けろ!」
俺が叫んだと同時に一斉に斬撃を避けたしかし──。
「「ウワァァァ!?」」
五分の二くらいが反応できずに吹き飛ばされて消滅する。
一体どこに行ったんだ!? そう思っていると上から声がする。
『候補生百名のうち二十名が脱落、残り八十名』
その声はアナウンスに聞こえた、もしかして一定以上ダメージを食らってしまうと脱落になるのか?
この試験のルールを考えていると、
『雷の根源よ。今一度、我が咆哮と共に雷を降り注げ!
詠唱し終えると、目の前に魔法陣が展開されて周りは静電気に満ちている。
俺は地面に手を当てて詠唱する。
『
詠唱すると剛健な城壁が候補生の前に立ちふさがる、それと同時に魔法は放たれた。
それは極太な紫電の柱が候補生の方へ向かう。城壁と触れたと同時に物凄い轟音が辺りに響き出す。
轟音と同時に爆発が起きて吹き飛ばされてしまう。
とてつもないくらい土煙が吹き荒れるが、腕で目をガードしながら城壁の方を見る。
崩壊された城壁から禍々しい甲冑を着た騎士……
『フフフ……フハハハハハ!』
俺は片手剣を構えながら聞く。
「何がおかしいんだ?」
質問すると
『まさかとは思っていたが……貴様
そう言うと俺は眉をピクリと動かす。コイツ俺が転生者だという事は知られて無いが、この洞察力はかなり厄介だ。
しかし攻撃をしなくては試験を合格する事は出来ない、ならば銃で攻撃するまでだ!
そう思いながら片手剣を腰に納めて詠唱する。
『異空間よ。今一度、物体を保持する空間を出現させよ!
詠唱し終えると空中から謎の穴が出現する、そこに手を突っ込んで
『ウグゥ……!』
弾丸を食らった
「は、ハハ、俺が止めを刺せば合格できる……俺は選ばれしものなんだ……」
しかしラノビアの目は錯乱状態に陥っている人の目に似ていた、まさか阿智雨あまりの恐怖でおかしくなったのか?
なんて思っているとラノビアは狂気に落ちた笑みを浮かべながら、
俺は急いであいつを止めようとする、だがすでに遅くラノビアは
それと同時に消滅してアナウンスが流れる。
『ラノビア・ウェルシア脱落、残り七十九人』
クソッ! またしても脱落者が出てしまった。しかしラノビアが犠牲になったら事でこの試験の脱落条件を知る。
この試験の脱落条件は即死級と一定以上ダメージを食らう事だ。現にラノビアが首を刎ねられた時は消滅した、さらに最初に放ってきた攻撃は見た感じ高威力だろう。
他の候補生達も、この試験の脱落条件を察して武器を構える。俺は
しかし盾を持つ人たちが前に出てなぎ払いを防ぐ、それと同時に近接武器持つ人が下がると、弓使い達が
俺も弓使いに交じって〈M4カービン〉を構えて
しかし
確か
俺は
『フハハハハハ! 我が能力に気付くとはな……』
『我が能力は〈未来視〉! 数秒先の未来を見通す子が可能だ!』
狂戦の騎士はそう言うと他の人達が騒めき出す。