「じゃあ、この部活について説明しようか。」
魅音はそう言うとこの部活の活動について説明を始めた。
「まあ、簡単に言うとカードゲームとか色んなゲームで対決する部活だよ、主にはトランプで遊んでるね」
「テレビゲームはないんですか?」
「ごめんねぇ、持ってないんだ。」
「そうですか。(そういえばこの頃まだファミコンは発売していなかったな)」
そして花京院はトランプを見た。
「魅音さん、トランプカードに随分と傷がついているようですが…」
「ああ、古いカードだからね。」
「そうですか…」
しかし、花京院はただそれだけでこれほどの傷がついているとは考えなかったッ!
(古い傷だけじゃあない、新しい傷もあるッ!恐らくゲームの最中に何らかの要因でつけられたものだろうが…)
「ちなみにイカサマとかもありだからね。」
「分かりました。(決まりだな、そのイカサマと何か関係がある)」
花京院は一度カードを確認しておこうとも思ったが、取り敢えず初戦なのでそのまま勝負することにした。
「ルールはジジ抜きちなみに最下位だと罰ゲームだから気を付けて!」
「はい!」
…そして
(どういうことだ?…やはり僕の考え通りだったのか?手札が読まれている気がするぞ!やむを得ないここはスタンドで…)
「あ!なんか緑の人影がレナの手札を覗いてるのです!」
「え?梨花ちゃん、緑の人影なんか見えないよ?」
「!?」
花京院は驚いた、ここに連れて来られる前に出会った羽入という少女と違い彼女は普通の少女のはず、それが僕のスタンドが見える!?
「なあ梨花ちゃん、俺も見えない…」
「あたしも…」
「私もですわ。」
「…気のせいでしたのです」
「きっと幻覚でも見たんでしょう。」
絶対に見えた反応だったが、他の人達には見えてなかったので取り敢えず気の所為だったということにした花京院と梨花。
(そういえば会った時も羽入から聞いたとか言っていたな梨花の正体とも何か関わりがあるのか?)
(あれが羽入が言っていた花京院の能力?あれが何の役に立つのか分からないわ、力も弱そうだし)
花京院はその能力を活かして善戦するも奪われたリードは覆しがたかった。
「よっしゃ!上がりだ!ビリ回避だぜ!」
「…僕の負けですか」
敗北した花京院は罰ゲームのくじを引かされる事になった。
スタンドで覗き見しようとも考えたが梨花から「もしその能力を見せたら今度こそあなたの能力をみんなにバラすわ」と言わんばかりの目で見られたのでやめた。
「ガラの悪い喋り方で喋れ…僕はあまり得意じゃないんだが…んん!!おいさっさと次のゲームを始めろ!部長!」
「なんか微妙にガラ悪くなりきれてない気がするよ。」
「大人しい子だって聞いたから入れたけど、これなら圭ちゃんが引いたほうが面白かったかな?」
「…早く始めろこのアマ!」
「おおーっ!」
「はうぅ〜!ガラが悪い花京院くんかぁいいよぉ!お持ち帰りィ!」
(なんかちょっと本心が混ざっていた気がするのは気のせいかしら)
というわけで再戦。
魅音がカードを引くと
「あるぇ?これはダイヤの4だったはずだよ?」
「分かったんですよ、あなた達が古傷でカードを判断しているということをだから気付かれないように小さく傷をつけたんです、ほんの小さくね。」
花京院はこっそりスタンドの力を借りて傷をつけていたのだ。
「驚いたなぁ〜まさか2回目で見破るなんて」
「最初から感づいてはいましたよ、これで確信が持てただけです。」
「ところでどうやって見分けてるの?」
「僕は目がいいんですよ。」
本当はスタンドのお陰で視力が上がっているので見えるのである。
「…ところで喋り方がもとに戻ってるけどいいのかな?かな?」
「…そろそろ疲れたんだ戻させてくれないか?」
「嫌だ」「嫌だよ」「嫌ですわ」「嫌なのです」「嫌だね」
「クッ…」
そして…
「ぼ…俺の上がりだッ!」
「げっ!1位!?」
「心なしか、イカサマも見破られたような気がしますわ。」
そして…
「だあーっ、また俺がビリか…」
敗北したのは圭一だった、彼女らにとってはもはや見慣れた光景である。
「残念だったね圭一くん」
「おーほっほっほっやはり圭一さんは圭一さんでしたわね」
「にぱー」
…このような感じで花京院と圭一たちとの出会いの初日は終わったのだった
To be Continued→
ガラの悪い花京院は書いてみたかったから書いたけど書いてる途中で恥ずかしくなりました。
どうでもいいけど部活メンバーでもダービーと戦ったら多分勝てないと思う。
詩音「あれ?お姉、今回の星屑雛見沢は?」
魅音「今回はないらしいよ。」