艦娘になった少年〜呉鎮守府の転生者〜   作:照明担当

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はじめまして!照明担当です!

性転換ものを書きたくて作りました!
更新は遅いですが、できるだけ見やすくなるようにします
またご都合展開が結構多いかもです


朝潮型駆逐艦 霞

えぇ〜と?

とりあえず整理しよう

 

俺は元々日本にいた、艦これ好きの少年

何事もなく眠っていた

で、起きたら自分は艦娘の霞だった

どうなってんの?

 

いや…これは…俗に言う転生だろう

ほっぺつねっても意味なかったし…

 

閑話休題

 

気づいたことは、喋ると自動的に霞の喋り方になる

でも提督とか言ってもクズには変換されなかった

次に感性が変わってる

なんていうか…艦これ好きが艦娘になったらもっと興奮するだろうけど、それが無い

あと女子の感性になってる気がする

 

転生者であることはバレないようにしとこう

変なことに巻き込まれたくないし

喋り方変えないといけなくて…自己紹介…毒舌…

結構大変だね…

 

でだ

艦娘ってことは深海棲艦と戦わないとだろ?

大丈夫かな?

どうせなら提督が良かった…

 

………まだ開かない

外から開けないと意味ないのに…

考える時間は多いのはいいけど長いから…

まあもう少しこの世界について考えよう

 

数分後

よし整理できた!

これならこの世界でも大丈夫なはず

…まだかな?

 

数分後

遅い…

…ブラックじゃないと良いな

 

数分後

遅せぇよ!

 

コツコツコツコツ

 

誰か来た

二人いるな

単純に考えてると提督と秘書艦…

明石かもしれないな

 

ガチャッ

 

開いた…なら自己紹介だな

 

「霞よ。ガンガンいくわよ。ついてらっしゃい」

 

よし一言一句同じだ

 

「呉鎮守府へようこそ霞。歓迎するよ。あと…遅れてすまなかった」

 

相手は提督と…吹雪か…

にしても本当に遅いな

ならここは霞らしく

 

「本当に遅いわよ!どんだけ待ったと思ってるのよ!」

 

う〜わ言いそう

我ながら上手いな

 

「す、すまん」

 

ここ工房だよな?

呉鎮守府って基本大規模なイメージあるが…

なにか事情があるのか?

まあいいか

 

「はぁ…もう良いわ。とりあえずここの案内をしてくれない?」

 

霞になる才能あるな(?)

 

「あぁ、分かった。吹雪案内しておいてくれ」

 

「分かりました。あっ、自己紹介がまだでしたね。吹雪型駆逐艦の吹雪です。よろしくお願いします」

 

丁寧に挨拶されたし、できるだけ丁寧に

 

「こちらこそよろしく」

 

どうだろうか?

 

「俺のときと対応ちがくない?」

 

まぁ待たせたし…

元男だけど、女の子を待たせたら駄目って言うし…

とりあえず

 

「うるさいわ!このクズ!」

 

「は、はいぃ」

 

艦これ二次創作とかで、提督って尻に敷かれやすいけど理由がわかった気がする

…ストレス溜まってんのかな

 

「案内するのでついてきてください」

 

無視されてんじゃん

てか吹雪って同じ駆逐艦には敬語使ってないような…

第一印象悪すぎたかな?

まあ霞って曙とかと違ってケッコンカッコカリしないとデレのデの字も無いからな

それこそチャンスでもない限り…

無いと良いな

 

にしてもここって本当に呉?

本土の四代鎮守府の割にはボロボロすぎない?

気になるしな聞いてみるか

 

「吹雪…ここっていくらなんでもボロボロすぎない?」

 

聞くと吹雪は困ったような顔になった

あんまり良いことじゃないのかな

 

「実はここ一度崩壊したんです」

 

「え?」

 

崩壊?

壊れたの?

 

「驚くのも無理はないですよね…。元々ここは横須賀についで多くの艦娘がいました。提督も海軍大将という階級でしたし…。でもある日、ここが襲撃されたんです。最初の爆撃で、提督は死亡…指揮官を失った艦娘は混乱し、行動が遅れました。そのせいで艦娘の多くも逃げ遅れました。生き残ったのは三人だけ…」

 

想像以上に重かった…

聞かなきゃよかった

ん…?でも

 

「そう…、ならなんできっちりと修復してからじゃないの?また襲撃されても確実に提督と艦娘全員が死ぬわよ」

 

そう、おかしいのだ

襲撃されたのなら対策しないといけない

その余裕がなくてもせめて、修復するための作業員がいる筈だ

今のところ提督と吹雪以外誰も見てない

工房にも居なかった

明石すら…

 

「海軍の中で意見が二つに分かれています。艦娘人権派と…艦娘道具派。司令官は艦娘人権派です。そして上層部は軒並み道具派。司令官は大佐です。これは艦娘人権派の中で三番目の階級の高さです。ここまで言えば分かりますよね?」

 

流石に分かる

つまり…

 

「権力のある艦娘人権派を減らしたいと」

 

「そうです」

 

多分二番目と一番目は消せないから三番目ってことだろうな

二次創作でよくあるやつだけど、よりにもよって俺が転生した世界でもかよ

 

「なら…強くならないとね」

 

「え?」

 

俺は昔っからやられっぱなしは嫌いだ

 

「だから、強くなって上層部を見返すの!この程度で私達が消せると思うなって!同じ事を言わせないで!こんな臭いこと繰り返したくないわ!」

 

それを聞くと吹雪はポカンとした顔だったが、すぐに笑顔になり

 

「そうですね!ありがとうございます!霞さんお陰で元気がでました!」

 

それは良かった

あと

 

「敬語はやめて。なんだか壁を感じるわ」

 

これからは同じ屋根の下で過ごす仲間なんだから

 

「そうですね、霞ちゃん!あっ、このこと司令官に伝えときましょう」

 

「それだけは絶対にやめて!」

 

早速イジってきてない!?

笑ってるし

まさかよくある二次創作霞パターンになるとは…

 

 

 

「はぁ…急に遠慮なくなるじゃない…」

 

「壁を感じるって言ったのはそっちですよ」

 

おのれ吹雪め…

こんなキャラだったとは予想して無かったぞ…

 

「限度があるでしょ」

 

「まあまあ、それじゃああとは食堂だね。ちょうどお昼だし、ついでにご飯も食べようか」

 

おっと、もうそんな時間か

時間が経つのは早いねぇ

てか間宮さんもいないんだよね?

誰が作ってんだろ…?

 

「おおう!来たか霞!吹雪!」

 

え?

その服装…提督がご飯作ってんの?

 

「なんだよその目!どうせ『提督がご飯作ってんの?』とか思ってんだろ!ちゃんと作れるわ!」

 

本当か?

てか

 

「心を読むな!このクズが!」

 

「はっはっはっ!提督掲示板で調べたが、霞はいつかデレるんだろ?ならその罵倒も苦じゃない!もっとこい!」

 

提督掲示板ってなんやねん!

あと女の子の感性になってるみたいだけど元男だからな!

デレるとしてもとんでもなく後だぞ!

 

「もっとこいじゃないわよ!この変態!クズ!ドM!」

 

「効かないなぁ!」

 

なんだこいつ!?

無敵じゃねえか!

 

「司令官!ご飯まだですか!」

 

ナ、ナイス吹雪

このままだと負けてた

 

「おう、すまんすまん…ほらこれだ」

 

これはオムライスかな?

こういう時はぁ

 

「まともな料理が出てくるとは思わなかったわ。もっとひどいものが出ると思ってた」

 

よし霞なら言うな!(偏見)

 

「なんだと!?じゃあ食ってみろ!味に感動しやがれ!」

 

何そのキレ方!

特殊すぎだろ!

 

「ほらっ、霞ちゃん。食べるよ」

 

「仕方ないわね…」

 

「なんで吹雪の言う事は素直に聞くんだよ!」

 

うるさいなぁ

 

「「いただきます」」

 

ここはスルーしよう

 

「無視するなぁ」

 

「冷めるわ。感動できる味が味わえなくなるわよ」

 

「ぐっ!」

 

尚、味は良かった

悔しいことながら、本当に美味しかった

認めたくないけど…認めたくないけど!!!

 

「「「ごちそうさまでした」」」

 

「片付けは俺がやっとくから吹雪は霞に艤装とかの訓令をしといてくれ」

 

遂に艤装を付けるのか…

うまくできるだろうか?

 

「任せてください!それじゃあ霞ちゃんついてきて」

 

「分かったわ」

 

怖いけど楽しみだなぁ

 

 

なんか後ろからなんで吹雪にだけ、素直なんだよって聞こえたが気の所為だろう

提督以外には素直な霞がいてもおかしくないだろうしね

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