艦娘になった少年〜呉鎮守府の転生者〜 作:照明担当
これから先、常にネタ切れに悩まされることになるでしょう
悲しいです
なんていうか今回のタイトル…我ながら中二病臭がしますね
司令官と話をした私は資料室へと向かっていた
一応自室の教科書なんかを除いてみたが、求めている答えは見つからなかった
やはり気になることは資料室じゃないとわからないらしい
調べたい事はまず、鬼桜大将のことだ
あまり人の事は書かれてないかもしれないが、大将になれたということはそれなりの功績を残しているはずだ
大規模作戦の記録に名前がのっていたりするかもしれない
次に大規模作戦での動き方だ
司令官に説明はされるだろうが、ある程度のことは知っていて損は無いだろう
資料室につき、海軍の資料を漁る
しばらくしてから一つのファイルを見つけた
『海軍 重要人物』
か…更新が最近だから鬼桜大将のことがのっているかも
兎に角読んでみよう
なになに…
しばらく読んでいてやっと鬼桜大将の資料を見つけることができた
内容は大体、若いながらも優れた作戦立案能力や指揮能力が評価され、実戦でも高い成績を出していたため大将まで上り詰めた人のようだ
そして彼は艦娘道具派でもあるようだ
昨日の電話の相手ではなさそうだ
しかし、情報はこれだけか
ほとんど分からんな
…もう少し調べてみよう
あれからかなり調べたが、鬼桜大将の情報は全くなかった
もっと知りたいが、重要人物に指定されたのは最近だからしかないのかもしれない
そもそも個人情報だし、海軍の司令長官はこの人を気に入ってるみたいだ
司令長官は艦娘道具派よりの人間
もしかしたら鬼桜大将を利用したいのかもしれないし、その場合鬼桜大将の情報は伏せておきたいだろう
このことは諦めて、大規模作戦の勉強をしよう
またまたしばらく時間が経った
昔から暗記は得意だった
こういった作戦の動き方は完全に頭に入った
そろそろご飯かな?
とりあえず資料室から出よう
……これ片付けないと…
「うん?」
なんだこれ?
『鬼 大 記釒 機密 項より 扌い 意』
ところどころ汚れていて見えない
でも…推測はできる
多分『鬼桜大将 記録 機密事項より取り扱い注意』だろう
しかし機密事項がこんな艦娘が見れる場所に置いていて大丈夫か?
…ここの司令官ならやりそうだな
確認を取ったほうがいいか?
いや…もしかしたら断られて隠されるかも…
機密事項を勝手に見たら解体されるかもだけど…覚悟しよう
もしバレたらその時は仕方ない
制裁は甘んじて受け入れよう
それより内容が気になる
元々社会人でもない自分は我慢することができない
とりあえず読み切ったが…なんだよこれ!
深海棲艦に両親を殺され、海軍に半強制的に海軍に入り、類まれない才能を発揮
すぐに少将に上り詰めた
そして少将の時の大規模作戦で陽動部隊を見捨てたことにより、目標の太平洋深海棲姫の撃破を達成
鬼桜はここから艦娘を道具のように扱う戦法を多用するようになったと…
鬼桜大将…まさかそんな奴とは…ん?
よくよく考えたら…なんでここの司令官はこんな資料をもっているんだ?
考えられる可能性は、重要人物資料にあった艦娘人権派の海軍副司令長官から貰ったたけど、流石にそんなことはしない筈だ
ご飯を食べようと思っていたけど、ここの司令官のことも調べよう
資料をもっかい見返したら司令官のことが分かった
司令官は中将から降格させられ大佐となり、さらに左遷されてここにきた
降格理由は…作戦中のミス
とある作戦中、司令官の判断ミスにより他の鎮守府の艦隊を含めて艦娘は全滅
さらに戦闘中に艦隊から逸れた深海棲艦の空母の艦載機が、待機中だった艦隊を攻撃
突然の攻撃に混乱し、対応できず全滅と…確かに司令官の判断ミスでこうなったら降格されるし、左遷もされてもおかしくないだろうけど…
司令官のことは分かったけど、最後の黒塗りのページはなんだろうか?
気になるが、これに関わってはいけないと心が警告する
まあでもこれを知ることは私にはできないだろう
「霞ー!どこだー!」
司令官の声?
あぁそろそろご飯か
昼からは吹雪達と遊ぼうかな
調べ物のしすぎで疲れてしまった
悪い癖だ
一つのことに夢中になると、なかなか止めれない
鬼桜大将の事とかははっきりさせたいが、1艦娘である私がそこまで知っておく必要はないだろう
たまには妥協も大事だ
そう思っておこう
1艦娘が知るには重すぎる情報
本当にこの情報を知ってしまっても良かったのか
このあと彼女を取る行動は彼女が決める
情報を知ったことは吉と出るか凶と出るか