艦娘になった少年〜呉鎮守府の転生者〜 作:照明担当
UAが1000を突破しました。読んでくださった方ありがとうございます!
2024/11/10 その後の展開と矛盾する場所を修正しました
資料室にこもっていた日から2日後、戦艦棲姫改と空母水鬼は姿を消した
討伐部隊はこの2体を見つけられなかったらしい
それはそうとして、今日からは通常業務だ
しかし任務の前に、私達全員は食堂に集められていた
「おはよう。皆。今日は報告がある。今日から一週間後に大規模作戦がある。これに俺達も参加することになった」
大規模作戦は…確か昨日聞いたやつだな
…いやそれでも
「一週間後って、言うの遅すぎよ!」
報連相ができてないじゃん!
社会人としての基本だよ?私は社会人じゃないけど
「すまんすまん。いろいろあってな」
「まあまあ、それよりも司令官。ということなら、新しい艦娘を迎えたほうがいいのでは?」
そういえばここって全然建造しないな
なんでかな
「そうだな。だが、この鎮守府には資材がない。だから今日は遠征に行って欲しいんだ」
資材がないだけかい
にしても、遠征か…具体的にはどうするんだろ
まあ後で聞けばいいか
「演習はしなくていいんですか?」
「遠征の後…大体午後くらいからやる。どうせなら全員揃ってたほうがいいからな」
多分組むのは水雷戦隊だよね?護衛あたりをやるのかな
一応聞いておこう
「ちなみに私達はその作戦でなにをするの?」
「俺のところは火力支援を行うための空母2隻の護衛だ。本隊とは違ってアウトレンジ戦法だから、ある程度の練度さえあれば大丈夫だそうだ」
なるほどねぇ
まぁ、護衛なら水雷戦隊でもできるか
「なるほど」
「兎に角遠征に行かないとだめでしょ?さっさと行きましょう」
「そうだね。ドラム缶持って出発しましょう!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
遠征は由良について行って、島で資材を回収しただけだった
司令官は私達を入渠させ、建造をしに行った
「霞ちゃん、新しい子、誰だと思う?」
お風呂の中でリラックスしていた頃、吹雪が急に話しかけてきた
新しい子か…
「さあ、まあでも誰が来ても同じよ。一緒に戦うだけ」
「確かにそうだね。…そろそろ上がろうか」
「そうね」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「よし…開けるぞ」
「クズ司令官…いつ建造終わったの?」
「………2時間前だ」
2時間前…
「どうして!そう!開けるのが遅いの!」
「あはは…すまんすまん」
「謝るならこの子にしなさい」
「はい」
どうしてこの司令官は建造を開けるのを遅くするのか
中の子が困るでしょうが
「あ、開けますよ」
「…僕は白露型駆逐艦時雨、これからよろしくね」
「俺はここの提督だ。よろしくな」
「軽巡洋艦の由良です。よろしくお願いします!」
「特型駆逐艦吹雪です。こちらこそよろしくね!」
「朝潮型の霞よ」
時雨…か
なるほど…二次創作でのイメージがなぁ
まぁ、この時雨は違う筈だ…多分
「吹雪は時雨を案内しておいてくれ。由良は演習に使う道具の準備、霞はついてきてくれ」
「?秘書艦は吹雪でしょ?」
「霞にも秘書艦を経験しといてほしいんだ。それだけさ」
本当かぁ?今はいいか
後で問い詰めればいい
「まあ、分かったわよ。ならさっさといきましょう」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「で、本当に秘書艦を経験してほしいから秘書艦にしたの?」
他の三人が言ったあと司令官に聞く
「それもあるが、今回の作戦…軍人として、言っちゃいけないんだろうが、失敗すると思う。理由は、海軍内での食い違いとかだ。昨日話した電話とかもな。だからそれを知ってる霞に、頼み事がある」
またそういう話…軍内で争って本来の目的の大規模作戦が失敗したら、本末転倒じゃないか
「…頼み事って?」
「支援艦隊の旗艦は別のところの空母だ。だが、もし犠牲者が出そうなら"
この世界の秘書艦の権限とは。
その秘書艦の提督の指示したこと、例えば『艦隊は潜水艦だけを狙え』という指示があるとする。この状況で秘書艦の権限を使えば、艦隊は旗艦が別の指示を出していても潜水艦を狙うということです。
また、1艦隊に秘書艦が2人おり、指示が全く反対の場合、提督の階級が高い方の指示が優先される。
少将>中佐