頑張って書いていこうと思うので改めてよろしくお願いします!
「A組からD組まではグリーン車、んで俺らは普通車。相変わらずの差別待遇だこと」
「まあ、それは椚ヶ丘にいる以上受け入れなきゃいけないことだけどね···」
「それはまあそう」
修学旅行でも差別待遇を受けることには変わらない、椚ヶ丘だと仕方ないことなのか? とは思わなくもないけど、まあ受け入れるしかないかとも思うので受け入れておく。と言っても、修学旅行は修学旅行。普段はローテンション寄りの自分でもわりかしテンションは上がっていた。
「うちはそういう校則だからな。入学時に説明したろう」
「学費の用途は成績優秀者から優先されま〜す」
「おやー? 君たちからは貧乏の香りがしてくるねぇ」
ムカつく。良くも悪くも成績的には俺やカルマ、なんなら片岡さんだったり竹林より下説があるやつに差別されるというのは気に食わない。めんどくせえし言うつもりは無いけど。
「ごめんあそばせ?」
「ブフォファ!?」
吹いた。ビッチ先生がやたら派手なブランド服を着ている。ファッションとしてはまあ間違っていないのか・・・? とは思うけど、あんた一応先生やろがい。修学旅行でその服装は普通にバカだと思うんだ。何そのブランド服やらなんやに身を包んでるの普通に頭悪いというか・・・
というより金持ちばっか殺ってたから感覚が狂ってるのかな? わからないけど。
「あの一応修学旅行なんよ。地味にとは言わねえけどもう少し落ち着いた服装しなよ・・・」
「何言ってるのよ新、デキる女は服装にもしっかりと気を使うのよ? 男のあんたにはわからない感覚かもだけどね」
「いやちょっと待てよ。だからs『着替えろ』おおん」
烏間先生の切れ味鋭い攻撃。ビッチ先生に効果バツグンだ。なんか言い返してたけど結局押し切られてて流石に笑っちゃうんだよね。押し切られた結果庶民的な服持って着替えに行ったとさ。
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場所は変わってin新幹線。結局ビッチ先生は着替えたようで紫のパーカー・・・でいいのかな? を着てるみたい。あのじゃらじゃらした服装はどこに置いてあるんだよ。
「で、ビッチ先生着替えてるけど、やっぱ金持ちばっか殺ってたから庶民感覚ズレてるんだろうかな?」
「さあ・・・? 別に一応一般中学生だから金持ちの感覚とかはよく変わらないけど」
「これ誰が引率なのかわかったもんじゃないよね・・・」
片岡さんがナイフぶっ込んでくるの笑う。ここに来て数週間して思ったけど誰も彼も言葉に関しては割とぶっ込んでくる人たちだなって感じる。
「あれっ、ところで殺せんせーは?」
渚くんがいう通り殺せんせーが行方不明。いくらマッハ20あるとはいえなんでいないのかわからないんですけど。あとあいつ一応一緒に旅行するのが楽しいとか言ってた気がするんですけど。
「ここにいますよ!」
「うわあ! なんでそんなとこにいるの!?」
「いやほんとなんでそんなとこにいるんだよ・・・」
なんか殺せんせー壁に張り付いてるの笑えるんだよね。新幹線で結構速度出てるのに全く離れることなく張り付いてる絵面が笑えてくる。写真撮っとこ。
「駅ナカスイーツを買ってるうちに乗り遅れしまいまして・・・次の駅までこのまま行きます」
「その光景めちゃくちゃに不自然だな。それどうするつもりなの?」
「心配なく、新くん。先生保護色になれるので服も荷物が張り付いてるだけに見えます」
「「それ余計不自然だよ!」」
たまたま隣にいた渚くんとシンクロ。普通に考えたらそうなんだけどどう考えても不自然だと思うんだ。いやまあ地球破壊する超生物に何言っても無駄かってのは思わなくもないけどさ。
「新ー、お前人生ゲームやるかー?」
「人生ゲーム? あっ、ボドゲはなかなかやる機会ないしやろっかな? んじゃ、殺せんせー、また後でな」
「はい。きみも楽しんでくださいね」
「へー、やっぱ仲良いんだなって感じるわ。男女分け隔てないし、あっちだと人との繋がりは薄く感じたから」
「まー、そうだろーなー? とりあえずお前の話聞きたいから早く行こうぜ」
「そういうの宿でいいだろ・・・まあいいけどさ」
突如始まった旅行の最中の人生ゲーム。なんのためにやるのか教えてください。
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「はー? おま、お前! 矢田と幼馴染っていうのか!?」
「岡島おめーさ、うるせーよ。まー、そっ。お互いなんだかんだ付き合い長いしね。最初の日桃花に反応したのもそれが理由だし」
「新くんって本校舎で部活のエース張ってた時は寡黙で話しにくそうな印象あったけど結構話しやすいよね」
「いやちょっと? あの俺一応司令塔だったりするからコミュ力とか大事にしてたよ? そんなイメージ持たれてたんか俺・・・確かに桃花以外話してくれるのあまりいなかったな・・・」
悠馬であったり陽斗のようなストレートなイケメンってわけでもないけど話しにくいに分類されてたであろうことにちょっとショックを受けざるを得ない。まあ1年から色々やってた人間だったから野球部の進藤に近い状態ではあるのかな・・・ちょい萎えです。
「話しにくい印象持たれてたって言われてちょっと萎え気味なところとか、ビッチ先生の授業とかで顔真っ赤にしたりするところ見ると新ってどっちかというと可愛いよりの印象受けるところあるよな」
「おま、マジで蹴るよ? でも可愛いとかは言われたことねーよ。タッパある、顔はどっちかというと整ってる自負あるし、やってることは結構ガチのフィジカルスポーツのバスケだったし、なんで?」
「顔整ってるってナルシストかなんかかよ・・・実際間違ってないのが憎たらしいところだけど。印象だけで見れば堅物寄りだけど話してみると可愛いって思うのは・・・いやまあなんていうか性格? ギャップかもしれないけど」
「まあギャップか。そらそうか」
ギャップに関してはまあそう見えるっちゃ見えるのか。そういうみられ方自体は嫌いじゃない。なんなら親しみやすさとかあると感じられて自分も好きになれるっちゃなれるかも。
「で・・・さ、後ろで聞いてるタコが若干腹立つんだけど。なんか人間っぽく偽装してるけど側から見たら普通に人間じゃないってわかるのもムカつく」
「それはまあ確かに。なんかニヤニヤしてるし」
下世話・・・? 自分は若干ムカつくくらいではあるんだけど、殺せんせーのやってることって中学生からしたら嫌なこと多くないか? って感じる。あとついでにその人外チックな変装も直してくれ。笑っちゃうから。
「ほれ、殺せんせー。その付け鼻すぐ外れるだろ? 雰囲気に合うようにしたからさ」
お、菅谷がなんかやってーら。ぶっちゃけカッターだったりを持ち込むのはどうなんだ? っていうツッコミは置いておいて殺せんせーが顔だけとはいえ人間っぽくなってる。改めてこういうのを見てみると、理科の奥田さんであったり、今回の菅谷であったり、その他諸々を見てみると、E組は何かに特化してる人が多い印象がある。ただ、それじゃあこの進学校じゃ通用しないってことでここにいる人が多いんだろうって再確認する。
「新、乗り物耐性ないでしょ? 酔い大丈夫?」
「あー桃花。大丈夫よ? 多分・・・」
やられてることがもはや兄弟関係のしっかり者の姉とどちらかというと無頓着な弟の関係。なんでこんな関係になってるのはよくわからない。
「まあすぐ京都着くから大丈夫だろうけど、もう少し辛抱してよね? ダウンしてもあまり付き添えないからね?」
「う、うん・・・わかってるって」
もうすぐ京都。京都なんてずいぶん行ってないし楽しみなところはある。楽しんでいこう。
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「ぐえぇ・・・酔った・・・新幹線まではなんとかなったけどバスの追い打ちはキツいって・・・」
「お前遠征とか行ってた割になんでそんな耐性ないんだよ・・・」
わからない。これに関しては本当によくわからない。これは自分のクソザコ三半規管を呪うしかない。
「でもまあ、お前以上にグロッキーな殺せんせーがいるからまだお前はマシなんだろうけどさ」
「あーん?」
桃花に肩貸してもらってる状態で気持ち悪くなりながらも目を開けてみてみるとそこには完全にグロッキーとなって瀕死になってる殺せんせーが。なんであの超生物が俺より三半規管弱いんだよ。怖いわ。
「ちょっ、ごめん悠馬。部屋行くから鍵くれ・・・先寝てる・・・」
「あ、ああ・・・ゆっくり休んでろよ・・・」
とりあえず着いたはいいけどこの状態で楽しめるかどうかは自分にとっちゃわからないけど、多分助けてくれると思う・・・ほんとに多分。
詳しくは活動報告の方でさせてもらってますが、もう少しの間遅筆になると思いますが、応援よろしくお願いします!
あ、基本的に主人公くんは名前呼びしてほしいってクラスメイトには言ってます。
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