戦神鬼神と一般兵が一緒なわけネェダロ!?   作:デルタイオン

7 / 8
遅れてスンマセン!!(反省100%)
他の方の作品が面白すぎて描いてませんッシタァ!!
ワイロボ書かない場面の筆進まないんよね……やけんロボ出すんすねぇ!!出させろ!!(出れない展開)


それは後の世で騎士と呼ばれた

軍事裁判から1週間。俺はあの尋問官に呼ばれ軍事基地へと車を飛ばしていた。

 

『うが〜……』

 

「今日は暑いな……もうそろそろ着くから我慢してくれ」

 

ここ1週間で気候が変化し、地球の夏場を感じさせるほどに暑い日になった。予報すらされてなかった突然の気温変化に市民は外出を控えている。

 

何故予報がされないかというと、まだ天気予報機関の設備が整っていないかららしい。なんでも先の墜落時の影響でほぼ全ての環境監査機器が破損との事だ。復旧はまだまだ先だろう。

 

そんなこんなで炎天下、長袖しか持ってなかったカルマはかなり溶けている。風に当たっても微温いからか汗が止まらない。

 

軍事基地の駐車場に入りカルマをすぐに施設内へ入れると扇風機に張り付いた。

 

基地の内部はかなり空調管理されており、寒くもなく、暑くもなく適切な温度を保たれている。外もこんな感じだったら良かったんだが……

 

「トーリス」

 

そう思考に耽っていると尋問官がやってきた。

 

「ん?ああ、アンタか。名前は確か……」

 

「ビヌアス・S・テミスだ。この前は大変だったようだな」

 

黒メガネと薄い金髪のスーツ姿の男。彼がこの前の尋問官だ。

 

テミスとある通り裁判官であったテミスの血筋を引いている家柄エリートだ。カッーペッ!!ブルジョワがよ!!

 

「お互い様だろ?突然の変更にそっちも胃を痛めたと聞いた。これは差し入れの胃薬だ」

 

「もう引いたよ。だが胃薬は貰っておこう。いくらあっても困らないだろう」

 

そうため息を吐くビヌアスに紙袋を手渡すと後ろの秘書が受け取りどこかへ去っていった。流石はテミス家。秘書や侍女は多いか。

 

「ここで立ち話もなんだ。本題に入ろう。こっちだ」

 

「カルマ〜。行くぞ〜」

 

『えぇ〜……』

 

「………おやつ抜き

 

カルマ は 立ち上がった。

 

嫌嫌付いてくるカルマを引き連れて応接間へ通された俺達は出された茶菓子を適当に摘みながら(ほとんどカルマが食べている)本題へと入った。

 

「ふぅ……まあ部隊設立については話は素直に通った。だが彼女……カルマだったか?カルマが副隊長になるのは許可出来ない」

 

「まあ、だよな。それで代案か過程でもあるのか?」

 

「ああ。まあアンタの考えている事はわかる。ガノスは強い。単体一つ一つが人間の何倍もな。だから味方に引き込みたいというのは上も理解したが、如何せんまだ時期が早い話だ。もう少し見てからでも遅くはない」

 

「つまり単純に力と忠誠を示せと?」

 

「ああ。力無き者に戦う力は無い。忠誠無き者に信用は寄って来ない」

 

「心理論者【小林金蔵】か」

 

ゲーム内の偉人の一人。小林金蔵。

 

この船の設計にも関わっている重要人物の遺した言葉だ。サブミッションだとかなり重要な言葉だ。

 

「彼の言葉は素直だし直球だが、上はそれを元に動いている。今回もな」

 

()()もそういう意図があるか」

 

つまりある程度信用してはいるが、その先については自らやれという事だ。

 

「ああ。そして部隊設立もな。さて、お前の部隊だが今は部隊の人員の確保に専念したほうが良い。少数精鋭が好ましいな」

 

「わかった。少数精鋭だな。リストはあるか?」

 

「ああ。これが今オススメの人員だな。引き抜きにはなるがそこは俺が支援しよう」

 

そう言われ渡されたのは120枚の紙束。一枚一枚捲っていく音が応接間に響く。

 

一枚………また一枚とゆっくりと流し見た俺はとりあえずコイツらくらいかと紙束から3枚引き抜き他は返した。

 

「それは無くすなよ。あとで燃やすからな」

 

「はいはい。それじゃ、行ってくるからカルマをよろしくな」

 

「ああ………は?おい、ちょっとま」

 

ガチャンと扉を閉めて基地内を散策し始めた俺は早速一人目を見付けた。

 

訓練場で一人腕立てで汗を垂れ流している。彼こそこの部隊に相応しい。

 

「124………125…………1……26!!」

 

「またやってるよ。体力無いのによくやるな……」

 

「馬鹿の一つ覚えってやつか?前より回数増えたけどまだまだじゃないか」

 

彼は生まれつき体力が無く、筋肉も付き辛い体質だった。だが努力と持ち前の頭脳を活かして軍隊に所属したは良いがマチルポット以外は全て平均以下。

 

付けられたあだ名は【お姫様】

 

「129………百…………さん……………………ッ!!じゅう!!!」

 

「止めるな。続けろアルト」

 

「ッ!?」

 

彼はその名をとにかく毛嫌いしていた。確かに童顔低身長で体力が無いとはいえ彼も男ではあった。それもそこそこ熱血派の。

 

「気合を入れろ。限界を超えたから。目標を終えたからそこで辞めればそれまでだ。今その壁を壊してみせろ」

 

「ッ!!…………13…1!!132!!」

 

「本当に力を入れているのか?お前は本当にお姫様って呼ばれて良いのか?」

 

「NO!!SIR!!」

 

「ならば気合を入れろ!!戦場じゃそんなもんじゃ死ぬぞ!!」

 

「SIR!!YES!!SIR!!」

 

更に限界を超える。腕はもう激痛が奔っているだろう。苦痛に顔を歪めながら更に力を入れる。

 

意外にも持ち堪えるなと思うがまあ最低限搭乗資格試験回数くらいは持ち堪えて貰わないと困る。

 

「145!!146!!」

 

まだあと30回残っている。

 

「154……15…5!!」

 

「くたばりそうだな。そんなんじゃ皆の言う事聞いて除隊するか?」

 

「はい!!いいえ!!まだいけます……!!」

 

気合か……ゲームだと精神の波形の変化と衝撃を気合と受け取っていた。オンラインストーリーではそれで伝説を残してきた。彼もその素質がある。

 

アルト・島津。日本人武士『島津白眉瀬』と呼ばれる母方の先祖の血を色濃く受け継いだ言わば先祖返りの子。

 

彼の気合からなる身体強化は言わば一種のスーパーコンピューターだ。

 

ゲーム内だと会心率ダメージが作中一という狂った性能に単発ダメージの高い武器のみでドラッグ界隈では「一発屋」「もっと弾作って♡(意味深)」「ラスボス桜花」などと言われていた。

 

また彼はマチルポット適正もずば抜けて高く、唯一欠点となるのが素の身体能力の低さだ。

 

「も、もう無理…………キュゥ」

 

「この程度か……175回と……」

 

まあギリギリ及第点……赤点回避って所まで頑張ったがそれ以上は出来なかったらしい。まあとりあえずこれで今の彼でも安心して乗せれはするか。

 

「よし。次だ」

 

倒れてる彼は置いといて次へイクゾ〜。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

次は……工房だ。

 

「圧巻だな……」

 

トイ・レンチというまあおもちゃ工房に一人気になる子が居た。原作ではあまり目立たなかった子だが……記憶が正しければここで…………ん?

 

ジリリリリリリリリリリッ!!!!

 

『火災発生、火災発生。直ちに消火を開始します。作業員は退避を開始してください。繰り返します――』

 

突然鳴り響く火災警報器。煙と消火剤の撒き散らされた場所に導かれるように歩を進めるとそこには真っ黒なマチルポットに白い液体がこびりついていた。

 

そんなマチルポットに一人の人間がしがみついていた。

 

「動け!!動けってんだよこのポンコツガッ!!」

 

「部長!!叩いても治りません!!これもう壊れてます!!」

 

居たわ……部長。

 

「動かなきゃ漕げばいいだろぉ!?」

 

()()前に()()てます!!やめてください!!また爆発させる気ですか!?」

 

MP-tOl-BX105 ラインV7リッター

 

アヴァランチ専用改造マチルポット………の試験機。新規鍛造フレーム『el-Veara-Fa/ERLIVVER(エル・ラ・ファ/エル)』による無推進器機動体だ。ちなみにこれが本来主人公が乗るべき機体です。つまり量産機になる元の機体だ。

 

「うるせぇ!!さっさと動きやがれってんだ!!何がいけなかった……b7no0のギアか!?αバッテリーか!?フレームに亀裂か!?」

 

「それを調べるんです!!なので早くどいてください!!」

 

「ならオレが調べてやらぁ!!」

 

そしてその機体の開発部長……ジェリー部長だ。齢14歳。非合法ロリである。ここに来た理由は彼女を知ってそうなのと……

 

「ジェリー!!おいジェリー!!俺の機体はどうした!?」

 

「アァ!?んなもんぶっ壊した!!」

 

「ハァぁぁぁ!?おま……俺の………」

 

ボクノダゾ!?

 

「あぁ……トーリスさん………。その……これが貴方の機体です」

 

「ああ……マクドネル副部長。お久しぶりです。どうして…(泣)」

 

「えっと……なんか貴方が前に『え?ジェリーちゃんこんなのも作れないの〜?ダッサ♥』なんて煽ったもんなのでせっかくだからと貴方の機体にフレーム移したらしく……これです」

 

「え?俺の個人車両だよ?俺のだよ?俺の金だよ?ジェリー?なぁジェリー?俺のだよ?」

 

「知らんな」

 

コイツ………俺の車両なんだが……?

 

まあ良い。とりあえず現状俺のマチルポットは無い。まるでゲーム初期みたいだなぁ!!畜生。

 

それよりもだ。

 

「マクドネル副部長。この子は知らんか?」

 

「ふむ……彼女は隣の……東側倉庫南2番格納室ですね。丁度暇になったので案内しますよ」

 

「丁度って……うん。頼むわ」

 

なんか部員一同真っ青になったけど知らね。

 

三人でジープに乗って移動すればすぐに東側倉庫南2番格納室だ。デカい(説明不要)

 

「この中です」

 

ドアを通るとそこには薄暗い格納室だった。たった1機のマチルポットがそこに鎮座しており、その下で彼女は作業をしていた。

 

「メイル。メイル・アビスタ。貴方にお客様です」

 

「ん?マクドネル。私誰も通さないでって言ったけど?」

 

「特別なんですよ。ちょっと断りきれなくてね」

 

そう言うと渋々彼女はこちらへ歩みだした。格納室の電気が徐々に点いていき、最後の電球に明かりが灯ると彼女の姿が完全に露わになった。

 

200cmはありそうな巨体。黒ずんだ白い作業着を着て遮光ゴーグルを片手に持っている彼女こそゲーム内人気の高いジェリー・アビスタ。通称「アンディー!?」である。別名アビ、アビー。

 

悲報:【男性が好きな女性像】男はデカくて美女に弱い【ゲーム内人気投票でデカ説が濃厚か?】

 

「ムッ……貴方は知ってます。最近話題になりましたからね。トーリスさん」

 

「人気者は辛いねぇ。どこ行っても自己紹介が出来ないよ。そう、トーリスだ。よろしくともいかんか」

 

不機嫌そうな彼女は手を出しても握り返さんという顔であった。元陰キャは空気を読むのは得意なのだよガハハ……ははっ……

 

「それでなんの用です?こんな実験を笑いに来ましたか?」

 

「いんや。実験については知らないが、君の履歴が面白くてね。『アヴァランチにて累計15体の敵を殺害』『クーデター制圧に効果的かつ危険性の少ない鎮圧兵器開発』『新型航空機による敷地内0距離離陸機計画の成功』……凄まじいとしか言いようのない履歴だが………ここが気になる。曰く『危険思想』と」

 

歯ぎしりをするアビー。まあメインストーリーにも出てくるから知ってるが、この危険思想は本当だ。

 

彼女はこの国を滅ぼす事に好感だ。何かが滅ぶのが好きなのだ。特に身内であればあるほど。別の好意があればあるほど……

 

自滅的とも言える性格が彼女の周囲から人を消えさせた。

 

「そうね。確かにそうだわ。自覚もある。だけど、危険なのよ。変われないから、変化出来ないから危険なのよ。私の破壊衝動は……」

 

「だからこその『感情鎮静板』の開発か……埋め込み式の鎮静回路」

 

人は笑うかもしれない。彼女がそんなもの作ろうとしてるだなんて失敗する未来しか無いと。

 

悲しむかもしれない。自制の選択が取れない哀れな生物に。

 

だが……俺は………

 

「やってもらいたい。できれば今すぐにも」

 

「は?」

 

「贔屓無しに欲しい。私の考える通りならばいずれ必要になる」

 

まあ、考えるというよりメインストーリーの根幹部分だからなんですけどね。

 

「それは……いや、貴方の考えるって一体?」

 

「マクドネル副部長。貴方も聞いたほうが良い。彼等の生態……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガノスについて………」




まとめ

部隊に隊員必要だよ!!少数精鋭でね!!
お、貧弱少年発見!!オラッ!!水増ししてやるからマチルポット登場資格ぐらい到達しろや!!よし、一人確保や!!
なんかワイのマチルポット爆発したンゴ……これ使えないンゴねぇ……
アンタがアンディね!!せっかくやしガノスについて教えたるわ!!
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