戦神鬼神と一般兵が一緒なわけネェダロ!?   作:デルタイオン

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遅れたけど書いた……書いたよワシ……

あとなんかこれどういう意味?みたいなの沢山募集してます。Twitterもやってますのでそちらでも(もしかしたら無理かも)

久し振りの投稿です。別に文字数増えてない……え?増えてないの?


まだ始まりではない

カルマを回収し、夕方になった空の下を快走する。

 

俺はとりあえずやる目的は終えた。あとはストーリーの初期までどうにか成長させるだけだ。

 

「……カルマ」

 

「ん〜?」

 

「………すまない」

 

あの時オレが拾わずに居れば普通のストーリーだったのかもしれない。俺は一人のモブとして暮らしていたのかもしれない。ただ……彼女に辛いことが起きることを除いて……

 

 

 

 

***

 

 

 

 

彼女が拾われなかった世界線。それは普通のゲームのストーリーである。

 

彼女は地位と力が欲しかった。自分を守るため。それはいつしか仲間の為になった。

 

上へ上へ……だが、彼女は報われない。世界はいつも突然だ。

 

あの日さえなければと彼女は嘆く。彼女はガノスとして、種としての本能があった。いつもは知覚しないように抑えていた暴力機構がその日、爆発してしまった。

 

死者13名。重傷者57名。彼女の手が間接的とはいえ仲間の命を奪った。

 

そして、彼女は自らの翼を切り落とした。

 

それが、ストーリーの始まる前。約5ヶ月前の事だった。

 

その事件は……………

 

 

 

 

***

 

 

 

 

深夜。飯を食べ終わり、ベッドでいびきを掻きながら寝るカルマを観察していた。

 

正直、こんな子があんな事件を起こしたとは当時も今も思えない。

 

「甘いのか………俺は始めてしまったのだろうか……?」

 

何故俺は関わってしまったんだろうか?カルマの……彼女はオレが居なくても生きていけただなんてわかっていたのに………

 

「だが、許せねぇ。俺は許せねぇよ………カルマ。すまない。俺は……今後もしかしたら――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも、俺はまだ始まりを見れていないのだから。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

翌日。早速依頼が来た。

 

政府からの依頼ではあるが、その内容は至ってシンプルだった。

 

「未確認地域への偵察か……カルマ。今日はお留守番だぞ」

 

「エ〜?」

 

嫌だと顔にここまで凄く出ているカルマを見るのは初めてかもしれない。

 

「俺は仕事だ。今回は一緒には無理だ」

 

「ヤダッ!!カルマも行く!!」

 

「カルマ………駄目だ。大人しく…………いや、丁度いいか……」

 

端末の連絡帳から3番目の知人へ連絡する。すると2コール鳴る前に電話に出た。

 

「もしもし………あぁ。俺だ。すまないが子守りを頼めるか?」

 

「………?」

 

「え?隠し子?違う、最近保護した子だ……大丈夫だ。普通のこどもと同じだ………わかった。頼むぞ」

 

「なんのハなし?」

 

おどおどとこちらへ質問するカルマ。服の裾を掴んで引き止めようと無意識に思っているのか。弱々しく尋ねてくる。可愛い。

 

「カルマ。今から俺の友人が来るから、その人と今日はお留守番だ」

 

「ヤダ!!カルマヤダって言っタもん!!」

 

「駄目だ。カルマは一緒には行かせられない………だが、カルマにもやってもらいたい事があるんだ」

 

「………なニ?」

 

それはもう扉の外に居るやつが説明するだろう。

 

ガチャ…ドンッ!!

 

「イッタァ!?背中がぁ!?」

 

「聞き耳立てるとは中々に嫌な性格してるなお前」

 

「うっさいですね!!普通独身男性から子守りお願いされたらこうなるでしょうが!?」

 

このうるさい女性こそ俺の知人でゲームにも登場した事の無いモブ子……レイフ・シェイプスピアーである。

 

家が近くて学校同じで腐れ縁の幼馴染で名家出身とかいう負け幼馴染の進路を小粒の要素一つ残らず取り尽くした完全無欠の友達である。

 

尚名家出身ではあるがめっちゃ普通の女の子である。

 

「てゆうか保護した子と同じ部屋で過ごしてるとかちょっと酷くない!?普通に引っ越しして広い部屋にしたほうがいいんじゃない?」

 

お節介な所以外は良い子である。

 

「あ!!今めっちゃ失礼な事考えたでしょ。おおかた『お節介な所無ければ付き合いの良い友人』だとでも考えてるでしょ」

 

「お節介以外不正解。あ、すまんカルマ。置いてけぼりにして」

 

「………まま?」

 

違う。やめろ。そんな目でこっちを見るんじゃない。

 

お前も胸キュンで撃沈すんな。いや確かにこの上目遣いは可愛いが誤解が取り消せないだろ。

 

「違うぞカルマ。コイツはレイフ。今から先生になる人だ」

 

「先生。学校?」

 

「ん〜……家庭教師でわかるか……?」

 

「家庭教師?家で勉強しなきゃだめ?」

 

「ああ。今カルマに必要なのは勉強だ。それと身体を鍛える事だな。それができたら今度から俺と一緒に街の外に行けるようになる」

 

カルマの目が輝く。目標が欲しいものだったら頑張れるだろうから取り敢えずこれで時間稼ぎだ。ゆうて二ヶ月くらいで外に出れるようになると思うが……

 

「え、ちょっと待って。街の外って………あんたこんな可愛い子どもを外に連れ出す気!?街の中でも気が抜けないのにバッカじゃないの!?いやカスだ!!人の心無い!!」

 

どちゃくそに騒ぎたてるレイフだが別にすぐに出そうという訳では無い。

 

「大丈夫だろ。ガノスは成長が人類より早いって知ってるだろ。すぐにお前の身長も抜かれる」

 

「誰が低身長ですか!!本体見て泡吹いても知らないからね!!」

 

多分この世界に転生した時より驚きはしないだろう………多分……

 

「そういうのは今俺の身長を抜いてから言え。あ、それと俺はちょっと任務あるから明日の朝まで帰れないと思う。金は振り込んでいるからよろしく。じゃ」

 

「は?いやえ?この子に食べさせちゃ駄目なのとかは?ガノスの子なんて初めてなんだけどぉ!?」

 

俺も初めてやから大丈夫や!!ほな行ってくるからな〜!!

 

「アホ!!カス!!ヒトデナシ〜!!」

 

「いってらっシャい!!」

 

 

 

 

***

 

 

 

 

カルマを置いて向かった先は軍部の司令室。そのまた上の特別作戦司令室だ。

 

「失礼します」

 

許可を貰い中へ入ると既に5人の高官が待っていた。

 

真ん中にはこのゲームで滅茶苦茶人気だった大統領が居た。

 

「早速だが任務の話だ。時間が惜しい」

 

いいかな?とも言うようにこちらに目配せする大統領に姿勢を維持して返答する。

 

「では始めよう。2年前からこの惑星を調査し続けていたが、全体像の把握に最近成功した。それと同時にガノスの地表拠点もだ」

 

マップに表示される惑星の大陸。知ってる原作のマップとほぼ同じようだ。そして、現在地とガノスの拠点が表示された。

 

「ガノスの拠点は最近出来たようで建設途中と思われるここまでは軍隊を送るか様子を見るのみで良い。しかし、ここで動かなくてはならなくなった。事態が急変したのは昨夜。原住民と思われる丸い知的生命体がガノスと接触。捕獲され連れ去られた。報告によれば捕獲されたのは『ノポン人』とやらの種族らしい」

 

ノポン族というのは原作でも聞いたというより、仲間に居た。彼は確か『もつ煮』……『チキン』じゃないな。え〜っと……あ、思い出した。『ナツ』だ。

 

だがこの時期のこの出来事は知らないし、原作では確かもっと後に初遭遇するはずだ。でもここでは初遭遇をしてしかも会話まで出来ている?どういう事だろうか……やはりもう原作は通用しないのだろうか?

 

「……というわけで君にはその潜入を行って貰いたい。できるかな?」

 

やべ、聞いてなかった。

 

「ハッ!!命令を受諾致しました!!」

 

「頼もしい。それでは頼むよ。我々もサポートする。それでは準備に取り掛かり給え」

 

なんか潜入らしい。任務内容は後で録音を聞き返せば良いか。

 

そんな適当な思いで司令室の外へ出た彼を見送り、司令室は一瞬の静寂に包まれる。

 

「………本当に彼で良いのか?」

 

その静寂を打ち破ったのは誰でも良い。ただ、その答えを大統領へ求める。

 

「成せなければ私が責任を取ります。だとしても、それほどの価値がある気がしたのですよ。サポートは徹底的にしましょう。『部隊潜入』なんて歴史において久し振りなのですから」




現在までの経過。

なんか主人公無双してガノスの子ども保護して特殊部隊の部隊長になってガノスの子ども用になんか手回しして主人公の愛車が粉微塵で隠密作戦させられそうになってる。尚本人はまだ知らない模様。
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