死に戻りスキルを付与して早三年未だに勇者は死ぬ気配がない 作:推してまいる
ぴかーん!こんにちは、麗しき女神でございますわ!!
前回は漸く転生者が死んでくれた、最高の回でしたね!…ってなったら!どれだけエクスタシーを感じたことか!!
くそっ、あの転生者早く死ねよ!
なんで今回も奇跡的に回避してんだよ!!おかしいだろ!!キッショ!なんで!直近でこんな死亡フラグへし折れるんだよ!
…っと失礼。少々取り乱しましたわ。女神は
心が広くこんなことでは怒らないのですわ。
それになぜかまだ魔王軍幹部は森に残っているのでまだ可能性は全然あるのですわ。
て、ことで転生者くんは早く死んで死に戻りを発動させてこの女神を楽しませて頂きたいものですわ~!!!
私は先日大切な人を失った。
その人は人間という種族でありながら魔族である私を嫌わなかった。それどころか、私と初めてあった時の一言目が「かわいい」だぞ?
魔族の女など性奴隷にすらされない程人間という種族には好かれない。しかも私は魔王軍幹部なのだ。だから親切心で言ってやったのだ。
「私と関わるべきではない」と、しかし彼はそんなことどうでいいと言って私に関わってきた。
…今まで同族としか関わって来なかったしここまで純粋に好意を寄せられたのは初めてだった。
だから驚くほど呆気なく彼と恋人になった
恋人になってからは毎日が色付いて見えた。
彼は私と恋人になったことで町の人達から遠ざけられ異端者扱いされていた。
それでも彼は私と恋人で居てくれた
私は魔族である前に彼の女でいて良いんだと自信を持てた。
けど、そんなお気楽に考えてしまったから私は…彼を失ってしまったのだ
ある日の事だった。その日は彼が町の人達から頼まれ森に薬草を取りに行った。
勿論私は言った。これは罠だとどうしても行くなら自分も行く。そう訴えたが彼は
「薬草が必要な子はさ。一才なんだってよ、薬草が取れなきゃ後一週も持たないだろうって町医者が言ってた。…それにさユリ。お前と俺の子供がもうすぐ産まれるだろ?産まれてきた子供にお父さんは子供を救った英雄なんだぞって自慢してやるんだ。だからさ、ユリ待っててくれ。絶対に帰ってくる」
そんなこと言われて断れる訳もなく私は彼が帰ってくるのを祈ることしか出来なかった
結局一晩経っても彼は帰ってこなかった。
周りのゴミ共が何か言っている。
これで魔族の女を殺せばあの異端者どもを皆殺しにできる。夫の方は今頃食人族の胃袋の中だろうよ。
ブチッ
それを聞いたとき私の中で何かがキレた。今だけは自分の魔王軍幹部という立場を放棄して話していたゴミを潰して出来るだけ早く食人族の村へと向かった。
食人族を千切っては投げて彼を探した。最終的に食人族を皆殺しにした後倉庫に着いた。そこには彼が来ていた服と私の左手の薬指にあるのと同じ銀色の指輪が落ちていてその側には恐らく彼であったであろう死体があった
彼の死体と指輪を持ち食人族の村を爆発して跡形も無くした。
「ごめんね。私が全部終わらせるから」
終わらせたら直ぐに赤ちゃんと一緒にそっちに行くから、だから
少し待っていてね、クロ
黒百合 花言葉
「呪い」「復讐」といった怖い意味と、「愛」「恋」といったロマンチックな意味の両方があります
あ、次は多分主人公でます