お願いします千織さんっ!こっち見てニコッてしてください!!   作:猫好きの餅

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閲覧注意です。


R-17.9です。


千織の充電とお預け

 

 

 

 

「だいすき」

 

 俺の顔を見ながら、千織はそういい、再度キスをしてきた。それを味わいながら、俺は湧き上がる衝動を心の中で暴れさせた。

 

 ーー嬉しすぎる。

 

 あの千織が。初対面の求婚に蹴りで返し、何を言ってもなびかなくて、ビクともしなかった千織が、キスをしてきてくれてる。

 

「…ん、はむっ、んっ」

 

 あの千織が、キスしながら唇をはむはむしてる。唇が離れると、銀の橋がお互いを繋げた。

 

「……すっごい嬉しい」

「……まさか、私がおとされるなんてね…」

「そんなに、惚れるところあった?」

「ばか。あんなに店を、私の事を想ってくれて……そんなの好きになるに決まってるじゃない」

 

 尚も俺に跨ったままの千織は微笑みながらそういう。

 

「ちなみに、ファースト?」

「当たり前でしょ。こんな気持ちになるのも初めてよ」

「いや、それにしては大胆なファーストだったから」

 

 まさか唇はむはむされるとは思わないじゃんか。正直めちゃくちゃ興奮した。

 

「……と、とりあえず。時間も時間だし、ご飯にしましょ」

「お、おう」

 

 さすがの切り替えの速さ。ベッドから立ち上がった千織さんは、何かに気がついたようにびくっとなる。

 

「ちょっと着替えてくるわね」

「ん、わかった」

 

 さすがにシャツいっちょは刺激強すぎだからな。両想いになった手前我慢出来る気がしない。千織はシャツの裾を抑えながら脱衣所にそろそろと歩いていった。

 

 

 

 

 

 

「って、下あったんかい」

 着替えてきた千織は下にショートパンツを履いていた。最初から履いといてくれよ。

 

「でも、あっちの方が好きなんでしょ?」

「好きだけど落ち着かないよ」

 

 なんか、さっきあんなことした割にはいつもの雰囲気に戻ってる。会話を続けながらキッチンに歩き出したところで。

 

「…躓いた?」

「ううん、抱きつきたいだけ」

 

 後ろから抱きつかれ、一応聞いてみたらやっぱり誤魔化してたみたいだ。バックハグだと俺が物足りないので、反転して正面から抱き合った。

 

「千織、こういうのは凄い積極的だな」

「私も初めてだからわからないのよ、こんなにコントロール出来ない感情は。……だから、最近の私、変だったでしょ?」

「確かにそうだけど、総じてめちゃくちゃ可愛かったから全然良いよ」

「……そういうことを軽々しく言わないの」

 

 なんだろ。こういう日常会話のレベルも上がったような気がする。まぁあの千織とハグしながらとか、前の俺なら即死してるな。

 

「それと最近思ったんだけどさ。千織ってオフの時めちゃくちゃかわいいなって。ちょっと子供っぽくなるって言うか、普通に女の子になるって言うか。そういうところで俺結構やられてるんだよな」

「わ、わかったから……もう言わないで」

 

 そんな事を話しながら一緒にご飯を食べた。昼間作った料理は肉じゃがと言うらしく、初めて食べた味だけとめちゃくちゃ美味かった。出汁ってすごい。

 

 そしてその後、今度は俺が風呂に入る番なんだけど…。

 

「せ、背中流してもいい?」

「入ってきてから言われても!?」

 

 俺が頭洗おうとした瞬間に突入してきた千織(幸い格好はシャツとショートパンツ)が顔を赤く染めながら言う。

 

 まぁでも普通にご褒美なので俺は背中を彼女に向けた。

 

「………やっぱり、傷跡残ってるのね」

「あ、バレた」

 

 それが目的だったらしい千織は背中にきた三つの矢が刺さった傷跡を指で撫でた。

 

「こんなに跡が残って……痛かったでしょ?」

「そんなことはないよ」

「ほんとに、店を守ってくれて、ありがとね」

「何回お礼言うんだよ」

 

 このくだりはもう何回もやってるんだ。俺は首だけで振り返ると目を合わせて微笑んだ。

 

「千織の店なんだから、絶対に守るって決めたんだよ」

「……そういうところよ」

 

 直後胴体に回った腕と、ちゅっというリップ音。同時に背中の傷後に柔こい触感。

 

「傷跡にキスするなんて上級者だな」

「なんとでも言いなさい」

 

 千織はそのまま前に回り込んできて、洗おうとしてくれてるのはわかるんだけど。

 

「ちょ!?シャツっ!」

 

 今濡れてた俺の体に抱きついたいものだから、シャツがしっかりと透けてしまっていた。千織は恥ずかしそうにさながらも透けた黒の下着を隠そうとはしない。

 

「べ、別にクレイなら見られてもいいわよ。……こういうのが好きなの?」

「正直よくわからないけど、千織がつけてるならなんでも好きです」

「……ふーん」

 

 頬を染めながらもちょっと笑った千織はシャツの裾を少し持ち上げた。白い肌とお臍、括れが見えたところで止める。

 

「……見たいなら、いいけど…?」

「ちょっと明日任務だからァ!!」

 

 なんなの?千織って好きな人相手にエロくなるタイプなの?

 

 

 

 

 

 激動のお風呂を終え、着替えた俺は任務に使うかもしれない剣の手入れをしていた。

 

「千織って、結構甘えるタイプ?」

「んー、わからないわね」

「いや、これはもうそうだよ」

 

 俺は背中にあたるふたつの柔らかい感触を無視しながら、背中に抱きついてる千織の方を見た。ベットに座る俺の後ろから抱きついてるのでお腹に腕が回ってきゅっと力が入ってる。

 

「仕事の時はちゃんと戻るから。……クレイはどっちが好きなの?」

「どっちも。千織が好きだよ」

「……ぅ」

 

 ぎゅ〜っと、腕の力が強くなった。

 

「……言われてばっかりじゃ不公平だから……その、私も好き」

「………」

 

 うわぁ。なんだこれ超照れるし超嬉しい。

 

 一気に俺の顔が熱くなった。見ると向こうも同じ感じだ。

 

 ハグとかよりも何よりも、「好き」が1番照れるってどうなんだ。

 

 俺達はお互いに自分の顔を手で覆った。

 

 

 

 

 

 

 

「えっと、まだ時間あるんだよな……」

「…うん」

「完全にリラックスしてる」

 

 時計を見るとまだ20時。寝るには少しばかり早い時間だ。ベットの端に座った俺は、背中合わせで足を伸ばしている千織の方をちらりと見る。

 

「……裁縫でもするか?」

「…だめよ。明日任務でしょ?少しでも休みなさい」

「はーい」

 

 そういいつつもすりすり頬や髪を擦り付けて来る千織。思わず頭を撫でようとしたが、手を引っこめた。

 

「ん、どうしたの?」

「ああいや、頭撫でられるのあんまり好きそうじゃないなって」

「…どうして?」

「髪、大切にしてる感じがしたから」

 

 すると、千織は俺の手を取って自分の髪を触らせる。柔らかしっとりの髪が俺の指に引っかからずにすり抜ける。

 

 

「…触って?」

「ふんぐっ」

 

 こてっと首を傾げて言う千織が可愛すぎて、俺今日で何回死ぬんだろ。思わず変な声が出た。

 

「ふふっ、何よその声」

「千織は、自分の魅力を自覚した方がいいよ」

「あら、これまで浮いた話なんて一切なかったわよ?男と話すのなんて仕事以外でなかったし。私のどこが良かったのよ」

「まず、芯があるところだろ?自分の仕事に絶対な自信があるところも、決めたことをしっかりやり通すところも」

「……そ、そう」

「それに、最近知ったことだけど、そんな千織もやっぱり女の子なんだなって思ってさ。こういうオフだとリラックスしてるとことか、お風呂好きなとことか、なんというか……猫っぽいところとか」

「猫っぽいところってなによ」

 

 千織は目を閉じてふんっとそっぽを向いた。そういう所だよ。

 

「…じゃあ、今度は千織の方を教えてくれないか?……その、正直、どうして好きになってくれたかがイマイチわからなくて」

「…もう、そういうところよ。……こっち向いて?」

「…ん、うん」

 

 ベッド側に身体を向けて座り直した俺に、千織がもたれかかってきた。頭に乗っていた手を取られ、指の間に千織の白い指が絡んでくる。

 

「……最初は、その、変だけど使える店員だなって思ってた。…でも、ファッションウィークの件で、貴方の千織屋と、私への対する思いを知って……改めて、貴方に好きって言われた時に……わ、私も気がついたの」

 

 千織は、俺の目を真っ直ぐに見ながら続けた。

 

「だからね、……私は、貴方に溶かされたの。それからだんだんあなたの事ばかり考えるようになって、仕事のあなたじゃない、クレイ個人のことが知りたくなっていったわ。…だから、仮にあなたが裁縫をやめたとしても、私の気持ちは変わらない」

 

 千織のその言葉を聞いて。俺はふいっと顔を逸らした。

 

「ちょ、なんで逸らすのよっ!」

「……い、いや、だって…」

 

 

 顔が熱いなんてもんじゃない。爆発しそう。

 

 

「……う、嬉しすぎて」

「…もう、顔が真っ赤じゃない」

「…俺、そんなこと誰にも言われたことがなかったから…能力を評価されることはあったけど、そんなに俺個人を見てくれる人がいたなんて思ってもいなくて…」

「じゃあ、私が好きって言葉を信じてなかったってこと?」

「いや、そういうことじゃなくてその、あんまり実感がわかなくて…夢、なんじゃないかって思うくらい」

 

 なんだか目を合わせられなくて、熱い顔を構うようにそっぽを向いて捲し立てると、俺の頬に両手が添えられる。正面を向いた俺の顔に、千織の綺麗な顔がドアップで写った。

 

 

 

 ちゅっ。

 

 

 

「……んっ………夢、なんかじゃないから」

 

 唇に感じた柔らかすぎる感触と、千織に優しく頭を撫でられて己の心が温まっていくような感じがした。思わず、俺の手が千織に背中に伸びる。

 

 どこが嬉しそうな顔をした千織は俺の脚の間に膝立ちになると、耳に口を寄せて。

 

 

 

「……さっきの、続き……して?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…あっ」

 

 俺が千織の腰に手を回して抱き寄せると、嬉しげな、どこか期待した声が聞こえる。

 

 俺はさっきと同じように、手で千織の肌を楽しみ始めた。

 

 前は肩から上に上がって行ったが、今度は頬から下に少しずつ下げていく。

 

 まずは白く、細い首。首筋は敏感なのか、目を閉じてぴくっと震える千織がなんというか、たまらん(興奮)。

 

 俺の手はそのまま正直に、千織の肩を経由してさらに下に降りていった。

 

「……っ、………ぁ」

 

 肩を触ってる内に、嫌でも千織の女性としての象徴が目に入る。サイズとしてはCにしてはブラ込みでも少し大きい気がする。さっき黒色のなかなかアレな下着も見てしまったし、というかラフな格好の下にそれつけてるのって、すごいエロいと思う。

 

 千織は敏感肌なのか、俺の手が肌を撫でる度に身体をピクんと跳ねさせて、口元を手の甲で抑えている。俺はそんな千織を可愛いなぁとか思いながら気の赴くままに手を動かした。

 

 そして次は腰だ。ほっそりとした括れを服の上から確かめる。俺はちょっと千織の様子を見ながら、シャツの中に手を滑らせた。

 

「…っ、ひゃっ」

 

 おわ、マジすべすべじゃん。生肌を触られるのは効くみたいでさっきよりも反応が大きくなる。そのまま少しづつ、手を上に上げていくと、下着の感触が指に伝わった。

 

「…ぅ、…クレイ…んっ……ソコは…帰ってきてから…」

「……帰ってきたらいいんだ。……じゃ、今日はお預けにしようか」

「…ん…ぅ…」

 

 言質を頂いたところで、俺の手の進撃は進む。腰から下に進んでいくと、千織さんの美脚を構成する大切な要素、臀部だ。

 

 ここも多分帰ってきてからだろうな。正直触ってみたいのを頑張って我慢した。

 

 千織はもう完全に俺に寄りかかり、耳元に熱い息を吹きかけて来る。ちょこちょこ聞こえる喘ぎ声みたいなのが俺の理性を着実に削って来た。本体には触らずにお尻の側面部分を撫でてみると、ショートパンツに包まれたお尻は抜群の存在感を放っていて、根拠はないけどテイワット上位の下半身なことは理解できた。

 

 そこから、もう一度手が上に上がっていく。やっぱり千織は敏感だ。手が方に戻ってくる頃には顔がすっかり蕩けていた。

 

「……て、手つきがいやらしいのよ…」

「誘ったのはそっちだからな?」

 

 俺が千織の後頭部に手を添えると、彼女の方も俺の首に手を回してくる。そのまま、俺と千織の距離がゼロになった。

 

「…ん……んっ………ぁむ…」

 

 唇を合わせて感触を堪能する。どこで覚えたのか、千織は俺の唇を啄んで来た。それを受け入れながら、ちょっと反撃に出る。

 

「ん…ちゅっ?んんっ……やっ、舌っ…ぁ、ぁんぅ…ちゅ、ちゅぅ」

 

 俺は唇をはむはむしてくる千織の唇に顔を交差してキスし直しながら舌を彼女の口の中にねじ込んだ。奥の千織の舌を見つけて絡ませにかかる。

 

 驚いた千織は口を離そうとするが、しっかりと抱きしめてるせいで離れられず、俺を受け入れるしかない。

 

 千織の小ぶりな舌の裏筋を舐め、同じように上唇を啄んで、俺がどれだけ千織のことが好きなのかを教えていく。最初はやられるだけだった千織も少しして自分から舌を伸ばしてきた。

 

 部屋の中に時計の針が刻む音と、くちゅくちゅといやらしい水温が響き渡る。俺も千織も夢中になって舌を絡ませ続けた。

 

「…ちゅ、ちゅっ、んちゅ…はぁ…ぁっ、んんっ、じゅるっ、……れろっ…あぅ、んちゅ……ちゅ…」

 

 初めてだと言った千織には申し訳ないが、エージェントの任務でこういうテクニックは叩き込まれてる。俺がしたのは大抵黒の組織のご令嬢やらボスの娘を懐柔させる時なんかだけど、義務的にやっていたそれらと違って、好きな人とやるキスは格別だった。

 

 千織も堪能してくれているのか、さっきから抱いている腰がビクビクと震えて、だんだん体が反ってきた。

 

 だから、俺はキスを続けながら優しくベッドに押し倒し、さらに攻める。

 

 ああ、千織がこう、なんというか、蕩けて自分にしか見せないような顔をしているのを見ると、どうしようもなく嬉しくなる。

 

「…ちゅ、ちゅっ、……ぁう…んっ、ぅ…はぁ……はぁ……ぁあっ、ちゅるっ」

 

 ヤバい、これいつまでも出来るやつだ。途中息継ぎで顔を離したのだが、今度は千織から吸い付いてきて舌を伸ばしてくれる。俺はその舌を咥え込むと、優しく啜った。

 

「んぅぅぅぅ」

 

 これは効果抜群のようで、千織はビクビクと身体を反らして震え上がった。クタッとなった千織から顔を離すと互いの口が銀色の橋で繋がる。

 

「…はぁ…はぁ……ぅ、へ、へんたぃ…!」

 

 俺にいいようにされてヘロヘロの千織が放つ罵倒にキレがない。俺がおもむろに頬に触ると、その指にパクッと食いつかれる。指を舐められるのはさすがに初めてで這い回る千織の舌がとても気持ちいい。

 

「ちゅ、じゅるっ、……ちゅ…」

「そりゃこっちのセリフだよ」

 

 どこでそんなの覚えてるの?千織は最終的に俺の人差し指と中指を咥えてじゅぼじゅぼと舐め回す。俺は口から抜き出してテカテカになった指を彼女の手と絡めた。

 

「…そういえば、経験あるって言ってたわね…」

「まぁ、潜入先でいろいろと。…でも、こんなにエロいキスしたのは初め「う、うるさい」

 

 照れて、枕で顔を隠す千織が可愛くて明日任務に行きたくないです。時計を見るといつの間にか1時間経っていた。どんだけ夢中になってたんだ俺たち。

 

「…えっと、じゃあそろそろ寝るか?」

「……」

「さ、さすがに明日早いからさ」

 

 なんかさっきと言ってること逆になってないか?上目遣いで何か言いたげに見つめてくる千織やられそうになる。俺は寝袋を広げようとベッドを立つが、当然腕を掴まれて引き戻された。

 

「……ん、やっぱり暑いわ」

「ちょ、おい何脱いでんだ!?」

 

 すると、千織がいきなりショートパンツを脱ぎ出した。今居てるシャツは着替えてサイズが普通のやつ。つまり丈も普通だ。ショートパンツが脱がたことによって、黒色の脇を紐で縛るタイプのショーツが現れる。

 

 しばしそれが千織の肌にくい込んでるのをガン見してしまってから我に返って後ろを向いた。

 

「ちょ、今着てるシャツのサイズ考えろって!」

「……ふふ、もう今更よ。でも、お預けだって自分で決めたんだからね」

「性格悪ぃ」

 

 明日は任務。これ以上羽目を外す訳にはいかないんだ。俺は沸きあがる劣情を無視して、掴まれた腕に逆らわずベットに入った。せめてもの抵抗で背中を向けるが、その背中に柔らかいものが押し当てられる。

 

「あの、千織さん?いつもの君はどこいっちゃったんだ?」

「…どこって、貴方がどっかにやったんじゃない」

 

 なんだか、手の甲あたりに擦り付けられてる布が謎に凄い湿ってるような気すらするけど、俺は無視して目を閉じ、眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────首筋に落とされるキスに必死に耐えながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここまでされておあずけなんて、……ずるいわよ」

 

 

 

 つづく。





 


※まだ付き合ってないです。

今回のお話を呼んで

  • うーわエッロこれ
  • 18版ッ、お待ちしてまァす!!!!
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