もしウマ娘の世界にクローントルーパーが転生したら   作:歴山

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チャプター1,出会い

 

 

 

 どうして俺は生きてるんだ?

 確かに撃たれたはずなのに…

 

 CC-6454,通称ポンズという名前があるクローンコマンダーは困惑していた。賞金稼ぎの人質になった結果、見せしめとして頭を撃たれたこの男は気づいたら知らない都市の中にいたのだ。

 

 コルサントよりも低いビルや行き交うスピーダーのような何か、そして自分のことを奇怪なもののようにみる人々。周りをみても明らかに自分は浮いていた。

 

 とりあえず状況を確認しなければ…近くの人に聞いてみるか…

 

 「申し訳ない、少し聞きたいことがあって、ここはどこだ?」

 

 本人は至って普通に聞いたつもりだったが相手からしたらよくも分からない仮装した服(アーマー)を着た人に話しかけられたので

 

 「すみません、急いでいるので…」

 

 と、そそくさと逃げていってしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 その後、いろんな人に話しかけにいっても誰もが逃げるように去っていってしまった。こうなってしまっては自分で何とかするしかない!と考えて周辺を歩くも、迷いに迷ってついには河川敷のところまで来てしまった。

 

 辺りはすっかり暗くなってしまい、ポンズは途方にくれてしまっていた。

 

 クローンは頭の中にチップが入っていてストレス耐性などがしっかりしているがそれでも今の状況は困惑を隠しきれないでいる。

 

 「はぁ~、どこなんだここは…」

 

 河川敷には人が誰もいなかった。もしかしたら自分がいるから近寄らないようにしているだけかもしれない。

 

 気持ちが暗くなっていると誰かが走ってくる音が聞こえてきた。

 

 こんな真夜中に走っているのかと思って振り替えると、

 

 

 

 

 

 その走りに一瞬で魅了された。

 

 その走りは人間ではとても無理な速さで走っているのは一目瞭然だった。けれど走れている。心配してしまうほど走れている。

 

 ファジアーやオーバクといった競走に使われるクリーチャーの存在は知っていたがそんなものとはまったく違っていた。

 

 長い髪を揺らしながら走っている姿はまさしく自分と同じ人の姿だった。ただ大きな耳と尻尾があること以外。

 

 そしてなんとなく自分の上官と雰囲気が似ているような感じがした。尊敬しているあの将軍に。

 

 

 彼女は少し先で止まっていた。休んでいるようだが空に向かって何か話しているようにも見えた。

 

 本能ともいうべきか、ここで話しかけねば後悔すると感じたのか、気づいたら彼女のところに向かっていった。

 

 向こうもこちらに気づいたようで明らかに警戒している様子だった。

 

 ポンズは彼女に近づいて自分のヘルメットを脱いで、

 

 

 「君の走りに惚れた、その走りに尽くさせてはくれないか?」

 

 

 「………ハァ?」

 

 

 アドマイヤベガというウマ娘に出会ったのである。

 




ポンズは映画にも少し出ているぐらいのキャラなのにめっちゃ詰め込みすぎました。

この二人にしたのは押しのキャラだったこととアヤベさんとポンズの上司のメイスウィンドゥの雰囲気が似ている気がしたのでこうなりました。(多分その事について書くと思います。)

初めての作品を読んでくださり誠にありがとうございます!!
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