地球防衛軍Z   作:白騎士君

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ミーティングを終えた隊員は直ぐに出撃準備を行って下さい。


再集結

西暦2028年

 

現在EDFの象徴である移動本部空中戦艦《ヴァーベナ》は突如出現し、プライマーの残党が潜伏している島へと向かっていた。

 

戦艦ヴァーベナ 艦内

 

とある一室でEDFの三部隊と一人の男が待機していた。

 

其処にはかつて《プライマー大戦》で活躍した元ストームチームの《クローサー》、《オメガ》、《グリムリーパー》、《スプリガン》が居た。

 

「それにしてもよぉ、ブリーフィングで言ってた突然出現した島の調査とプライマーの残党退治なんてよぉ、まさかプライマーが復活した訳じゃねぇーよな?」

 

「不吉な事を言わないで下さいよ!ようやく終わった戦争がまた始まるなんて、堪ったもんじゃないですよ!」

 

「それに今回の任務でPAギアの発展型《PAアーマー》の実戦テストや新型コンバットトルーパー《ビルトシュバイン》の実戦テストの記録を同時に行いたいという上層部の思惑だろう」

 

「ビルトシュバインはゲシュペンストMk-Ⅱとヒュッケバインの二つを合わせた性能を持つ機体。いずれ新型の《ゲシュペンストMk-Ⅲ》と同等の次期主力になるコンバットトルーパーと聞いています」

 

と、四人組の男達が任務について会話している《オメガチーム(元ストーム2)》。

 

精鋭のレンジャーの中で前線で多く活躍した優秀な部隊。

作戦司令本部や情報部にも信頼され、クローサーと共に多くの作戦を成功させていった。

 

今までは軍曹まで留まっていたが4年前、今後の戦いや《特殊戦技教導隊》推薦された事で昇格を受け入れ大尉となった。

 

現在はストームチーム解散後、《オメガチーム》と名前が改名され、任務以外では特殊戦技教導隊として新人パイロット達の指導を行っている。

 

「とはいえ気になる事が一つある」

 

「残党のコスモノーツですか?」

 

「ああ。この一年、コスモノーツの目撃情報は無く、主に残党のコロニスト位のエイリアン目撃報告しかなかった。……何故今更」

 

《グリムリーパー(元ストーム3)》の隊長と副隊長は一年間姿を現さなかったプライマーのコスモノーツの事について考えていた。

 

彼等はパワードスケルトンを纏った黒いフェンサー部隊。かつて《死神部隊》と呼ばれ、プライマー大戦が始まる前の紛争にて《コンバットフレーム》を3機破壊する功績を上げた部隊。

 

プライマー襲来の時は多くのエイリアンを屠り、後にその活躍にストームチームに転属、《漆黒の守護神》と言う呼び名で言われる事になった。

 

現在はストームチーム解散後は戦争処理としてプライマーの残党狩りを行っている。

そしてシミュレーションとはいえコンバットトルーパーを6機破壊したという逸話をまた残した。

 

「今更考えても仕方ない事だ。この任務で残党を討伐して調査すれば何れ分かる事だ」

 

「それにルーキー達が実戦経験を積むには良い機会でしょうしね」

 

《スプリガン(元ストーム4)》の隊長と副隊長は理由等は後から知れば良いとグリムリーパーに言う。

 

紅いウイングダイバー部隊のエースでかつて《紅い魔女》と恐れられ、ストームチームに配属されてからも他のストームチームに負けない活躍をし今では《紅蓮の女神》と呼ばれる程である。

 

プライマーとの戦争では多くの巨大生物や飛行生物を撃退。コンバットトルーパー《ゲシュテルベン》に搭乗時はクルールやクラーケンタイプのエイリアンを多く倒していった。

 

現在は同じウイングダイバーの《ヴァルキリーチーム》や他のウイングダイバーと共に巨大生物の残りの対処やESP能力者のウイングダイバー達の育成を行っている。

 

 

すると扉が開き、其処にスーツを着てリュックサックと武器を背負った男性が入って来た。

 

「……プロフェッサー」

 

「待たせてすまない皆。そしてストーム1…いや今は《クローサー》か」

 

灰色のメインの他の隊員達とは変わったアーマーを着て、赤いマフラーを首に巻いている男《クローサー(元ストーム1)》がプロフェッサーに挨拶をする。

 

彼はプライマーとの開戦初期に民間人でありながら、銃を持ちバルガを操作し、巨大生物やマザーモンスター、アンカーを破壊、撃破。

度重なる功績で特別入隊でEDFに所属、多くのプライマーの兵器や侵略生物、怪生物、エイリアンを倒し、プライマーとの戦争に終止符を打った英雄。

 

その最大の真実はプライマーの《リング》、タイムマシンの事故で何度も何度もタイムリープし、数え切れない程の年数を繰り返し、プライマーと戦い続けた人類の代表者。

 

そしてプロフェッサーも9回とタイムリープを繰り返す。ストーム1と比べて塵の数だが、ストーム1と共に戦い抜き、人類勝利へと導いた"もう一人"の立役者。

 

現在はストームチームが解散して総司令(現在は政府により総帥と改名)から《クローサー》と言うコードネームを受け取り、《巨大生物》や怪生物、コロニストの残党の討伐に赴いている。

 

「その様子だと準備は出来たみたいだな」

 

「しかしプロフェッサー。調査するのは戦闘後とはいえ、それ程の準備が必要ですか?」

 

「ああ、今回起きた現象は只の自然現象とは程遠いものだ。余りにも不自然だ」

 

と言い、眼鏡の位置を直しながらプロフェッサーは言った。

 

「では行こう」

 

プロフェッサーが部屋を出るとクローサーや他の部隊員達も武器を持って部屋を出て、通路にてプロフェッサーの後を追う。

 

「ブリーフィングでも言った通り、例の《突如出現》した島は人工物でなく自然そのもの…まるで《元から有ったかの様に》その島は存在している」

 

「その島には《巨大生物》のα型とマザーモンスター、そしてコスモノーツが確認されている。それを含めると……あの戦いで消滅を免れたプライマーの生き残りが居ると?」

 

「確かにその可能性もゼロではない。だがこの1年、プライマーの兵器は起動する事も無く、あのタイムパラドックスで消滅し以降コロニストタイプのエイリアンしか確認されてなかった。今回のコスモノーツの出現は不自然過ぎる」

 

プロフェッサーとクローサーは格納庫に向かう前にブリーフィングにて前日、突如出現した島の調査任務の話をしていた。

 

「それと今回の調査にあたって、《ムツミ・オラージュ》も同行する事になっている」

 

「ムツミ。聞いた事があります。コンバットトルーパーに搭載されている動力の一つ、《Zジェネレーター》の開発の立案者だと」

 

「俺も聞いた事があるぜ!誰だって想像したSFの《無限動力源》を作って実現したって話だ!大将のアーマーにも《小型版》が付けられてるからな!」

 

「本当にスゴいですよ。EMCやプロテウス、潜水母艦、戦艦ヴァーベナ、コンバットトルーパー等の兵器類に一緒に搭載されてる《テスラGNドライヴ》と同様のメイン動力になっていますからね。何れ民間にも使われると良いですよね」

 

オメガ(大尉)の部下三人はムツミと言う人物が開発したZジェネレーターの事について会話し始めた。

 

Zジェネレーターとは、《無から有を生み出す》という正に絵に描いた夢の様な動力。

いずれ研究が進めば民間用のZジェネレーターを開発する予定である。

 

因みに《テスラGNドライヴ》とはテスラ・ドライブと言うプロトタイプの推進システムをガンダムエアリアルに搭載されていた動力源《GNドライブ》を解析し、二つを融合させて製造されたもう一つの動力源だ。

 

「今回の作戦は今月《EDF訓練学校》の卒業生達も参加すると聞いたが…スレッタも?」

 

「ああ、あの子はGN粒子とプライマーのドローンの浮遊動力を合わせたウイングダイバー及びPAアーマーの換装パーツの新型飛行ユニット《GNジェットパック》と最新のサイオニックリンクのテスト者になっている。高い《ESP》能力を持っている事で候補に入ったのだろう」

 

「……義理の親としてどう思うんだ?あの子がEDFに入る事を…」

 

「……私も最初は反対したさ、あの不明な《施設》で一年間も怪物に隠れながら生きてきたあの子には…普通の人生を送って欲しかった」

 

クローサーが言ったスレッタという子についての問いにプロフェッサーは一旦足を止めて、少し顔をうつむきながら答えた。

 

《スレッタ・マーキュリー》が発見された不明の施設にはスレッタと《同じ》容姿をしたクローンの子達が死体として大量に発見されていた。

 

何故スレッタを複製したクローン達が造られたのかは不明だった。施設から情報を得ようとしたが、データそのものが破損していて得られた情報は《ガンダムエアリアル》の設計図だけだった。

 

「だが、あの子の固い意思や妻の言葉に結局折れ、EDFの訓練学校に通ってから入隊する条件で妥協した。それにあの子が入隊したかった理由は…君だ」

 

「……俺が?」

 

「あの子は言ってたよ」

 

 

 

ーあ…あの施設で!す、すすすすストーム1さんに助けられた時に、わ、私も!ストーム1さんみたいな…だ、誰かを助けられるひ、人になりたいんです!ー

 

 

 

「…とね」

 

「そうか。……それはそれで色々複雑だな」

 

「君に救われた事で大きな影響を受けた子達は沢山居る。なら私達が出来る事はその子達を支える事、それが我々大人なりの務めだ」

 

「……プロフェッサー。スレッタもそうなら《マユ》も候補に入ってるのか?」

 

「7年前大尉が保護し養子した子か。あの子も候補に入ってる」

 

「……そうか」

 

「もう精神面は大分回復はしてますから大丈夫な筈です。《右腕》の義手も馴染んだと言ってますしね」

 

「ああ、だけどあの時は驚いたぜ。まさかあの《先進科学研の夕呼主任》がマユちゃんを直々にスカウトして来るなんてな」

 

「仕方ありませんよ、あの人はESPの専門面もありますからね。……性格はアレですが」

 

「全くだ。あの少女を大学並の難題のEDF訓練学校を12歳で入学させるとは先進科学研の主任は大胆過ぎる」

 

「だが、あのルーキーは無事に卒業出来た事はそれなりに実力はある事。今回の作戦でどれ程の腕か確めてやろう」

 

クローサーとプロフェッサーがスレッタの話をしてると大尉がマユと言う少女の事を訊くとプロフェッサーはマユも候補に入ってると答えた。

 

マユとは7年前、当時軍曹と呼ばれた大尉と部下達がベース228にて発見した少女。

当初は瀕死の状態で発見した上、《右腕》が失くなってる事もあり助かる見込みは無いかと思われたが、緊急手術により奇跡的に助かった。

 

その後は大尉の養子として育てられ、夕呼主任からスカウトされEDF訓練学校に入学し今年卒業し今回の初任務に参加する様だ。

 

その後、エレベーターに乗った彼等は格納庫に着くとクローサーのアーマーに似たアーマーを着てる四人のチームと会った。

 

「《サンドマン》」

 

「久し振りだな大尉、グリムリーパー」

 

「リング破壊作戦以来だな」

 

「あの時は助かったサンドマン。部隊の援軍にプライス大尉達を呼んでくれて」

 

「気にするな、あの時は俺達は撤退中の味方の援護していたからな。ご老体は頼まれなくても行っていただろうな」

 

「それよりもこれ見てみろよ、この《ミョルニル・アーマーMk-Ⅱ》。Mk-Ⅰをベースに量産型だが、中々良い代物だ」

 

「クローサーのアーマーより劣るがPAギアの五倍、PAアーマーの三倍以上の性能はある」

 

親しく大尉とグリムリーパーの隊長に話し掛けてる彼等は《メタルチーム》と呼ばれる部隊であった。

元は《デルタフォース》の一部隊でカウンター・テロを専門とする部門だったが、プライマー襲来時は少数精鋭の特殊部隊として数々の任務参加した。

 

その後は《スパルタンⅡ計画》に選ばれ、スパルタンとなった。

 

「……見馴れない奴が居るが、新入りか?」

 

「ああ、ウチのチームに配属されたばかりの《フロスト》だ。フロスト、紹介を」

 

「はい。初めまして、今月メタルチームに配属する事になりました。デリク "フロスト" ウェストブルック二等軍曹です。かの英雄の部隊に会えて光栄です!」

 

と、スプリガンの隊長が見知らぬ隊員が居た事に訊くとサンドマンが答え、フロストは自己紹介をした。

 

「今回の作戦の参加はメタルチームだけか?」

 

「いやエコーチームも参加する」

 

「しっかし大将のアーマーの量産型を着れるなんてなぁ。俺も着てみたいぜ」

 

「だが着るにはこの注射器を身体に注入しないといけないがな」

 

と、メタルチームのグリンチが変わった注射器を見せながら言った。

 

「それは?」

 

「その注射器には身体の向上と保護、感情を抑制するナノマシンが入ってるの」

 

其所へ、ロングの青髪で前髪に白いメッシュがある女性がグリンチの疑問を答えた。

 

「彼女は?」

 

「今回の作戦にプロフェッサーと共に同行する事になる…」

 

「ムツミ・オラージュよ。よろしくね」

 

 

「今回の作戦に同行する事になっているが、理由は何だ?」

 

「あの島が突然現れた事は知ってるよね?実はあの島が現れた時に《特殊なエネルギー》が感知されたの」

 

「特殊なエネルギー?」

 

「ええ、それも含めて調査する事になってるわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦艦ヴァーベナの格納庫にて出撃準備に入ってる中、ある一角にて訓練学校の卒業したEDF隊員達が居た。

 

卒業したばかりの彼等は初めての任務に緊張してる者や武者震いしてる者がばかり、その中で新型の飛行ユニットを背負った一人の新人ウイングダイバーが新型ヘルメットのマスクとゴーグルを外し、一度空気を吸った。

 

「『スレッタ』。緊張し過ぎよ」

 

「す、すみません。いよいよだって思うとつい緊張が…」

 

「そうね。この日の為に入隊したんだから」

 

「『ミオリネ』さんは何時かストーム1さん達と共に戦える事を楽しみしてましたからね」

 

「ええ。でも今回限りだと思うわ、あの人いずれ近い内引退するって言ってたから…」

 

「そ、其処は…!これからは私達がストーム1さんの分までが、頑張りましょう!逃げれば一つ、進めば二つです!」

 

「……たまにアンタのそういう前向きが羨ましいわ」

 

と、出撃が来るまで雑談をしていた卒業生の『スレッタ・マーキュリー』と『ミスマル・ミオリネ』。

 

かつてストーム1に助けられたスレッタはEDF隊員となっていた。

 

すると、警報が鳴り始めた。

 

「全員!出動準備が完了したわ!貴方達新人達は我々『アルファ207小隊』と行動を共にしてもらいます」

 

卒業生達の前にPAアーマーを纏ったアルファ207小隊の隊長『榊千鶴』曹長が指示を出し始める。

横には他のアルファ207小隊の隊員達も居る。

 

「貴方達とって初めての実戦になります。…任務の内容は、全員把握してる?」

 

『サー、イエッサー!』

 

「全員!覚悟は出来てますね!」

 

『サー、イエッサー!!』

 

「出動よ!マーキュリー二等兵!ミスマル二等兵!先導しなさい!」

 

「行くわよ!」

 

「はい!」

 

千鶴に先導する様に言われたスレッタとミオリネは指示通りに隊員達を先導していた。

 

誰もがプライマーとの戦いが終わると思った任務は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全ての始まりに過ぎなかった




EDFニュースラジオ

姫川「皆さんこんにちは、EDFニュースラジオのお時間です。このコーナーはこの小説を見ている読者方に分かりやすく情報をお伝えするのと皆さんから質問をお答えするコーナーです。司会は私《姫川》と…!」

本田「私、解説役の本田がお送りします!そして皆様に謝罪があります」

姫川&本田「「投稿が遅れて、大変申し訳ありませんでした!」」

姫川「最新話の投稿に大晦日まで掛かるなんて、何やってんですか!うちの作者は!!」

本田「まぁまぁ、流石にリアルの仕事が大変でしたし、仕方無いですよ」

姫川「全く、では早速質問された物をお答えしましょう!まずはペンネーム『nataku』さんからの質問!」

・スパロボZのストーリーはセツコルートを軸にしていく感じですかね?
・ストーリーとしては無印の終わりまでの予定ですか?

本田「お答えしましょう!一つ目はZシリーズのストーリーはセツコルート、ランドルート、どちらの軸もやっていきます!二つ目はストーリーは第三次Zの天獄篇までやっていく予定です!」

姫川「『nataku』さん!質問ありがとうございました!続いてペンネーム『HN』さんからの質問!」

ストームチームに対する命令権ってどうなってますか?
指揮系統とか。

本田「ではお答えしましょう!主にストームチーム対する命令権は今後のストーリーにてEDF総司令や作戦移動司令本部や原作の作戦司令本部が与えられる予定です!指揮系統について無印Zでは作戦移動司令本部の指揮化になる予定です!」

姫川「『HN』さん質問ありがとうございました!」

本田「それでは皆さん!良いお年を!次回もお会いしましょう!」

本田&姫川「「EDFは皆さんの入隊をお待ちしています!」」

今後登場予定キャラのCoD:IWの『イーサン』。EDF版の見た目はどれ?

  • ハードコアメカのサンダーボルト
  • 戦術機の不知火
  • フレームアームズのバーゼラルド
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