俺は何が起こったのか分からず、凄く戸惑っていたが『元々意味の分からない転生チートが使えてたんだから、他の異世界に行けても可笑しくないか』と考えるのやめた。すると一緒に転移したであるエレインが俺の肩を揺さぶって訴えかけてくる。
「ねぇ…茜、あれ見てよ」
エレインが凄く怯えた?驚いた感じで指をさしていた。俺も指を指す方向を見てみるとそこには羽の生えたトカゲ?いやいや、これは俺でも知ってるぞ…ドラゴン、それが街で暴れていた。これは俺が止めたほうがいいのか?
「どうする?エレイン。あのドラゴン……殺すか?」
「ん〜どうした方がいいのかな…この町の人達は困ったけど、私達はこの世界に来たばっかりだし……」
『写輪眼』
とりあえず両目を写輪眼にし、あのドラゴンと戦おうと決め、ドラゴンの目の前に瞬間移動をした。
「よっ…ドラゴン。何で暴れてるんだ?」
「我の生きがいは暴れる事、それ故ここで暴れる事も我の生き甲斐だ」ガァーハッハッハッ!!!
「そっか……それじゃ俺に倒されても仕方ないよ…な?」
俺は腰に刺していた草薙の剣を鞘から抜き、左手で千鳥を発動し刀に纏わせて俺は素早く行動に移した。何かドラゴンは喋ろうとしてたけど、俺はドラゴンの片方の羽を切り落とした。羽を切り落としたら、片方しかない羽では空も飛べるはずもなく、地上に落ちた。そして俺はドラゴンの首元に刀を突き立て話しかけていた。
「お前…弱いな?ドラゴンのくせに弱すぎるがっかりだよ…こんな事なら宿儺の方が断然強かったんだろうな…はぁ」
《確認しました。個体名アカネ・ウチハは究極能力『星王之竜(ヴェルダナーヴァ)』を獲得しました》
それ何?
《説明します。この世界の創造者の名前が由来のスキルです。『星王之竜』と言う究極能力は天使の名をかいしたスキル全てを使えるようになります。そして私はその中の究極能力『智慧之王(ラファエル)』です。よろしくお願いします。マスター》
まぁいいや、今の段階じゃ俺はお前の事は信用できない。そして俺の戦闘の邪魔をするな…手助けをしたいなら俺の邪魔にならないように…動け
《了解、分かりました》
「んーで、どうするよ…ドラゴンよ」
俺が声を掛けても答える気がサラサラなかったからドラゴンの瞳を見て、月読で幻術を掛けた。多分だが掛かっても十分がいい所だと思うけど…まぁそんな事より今俺がやる事は……
んーと、スキル聞こえるか?
《はい、聞こえています》
今少しだけ君と話す時間ぐらいあるからさ、聞きたいことあるんだけど、俺って呪術とか使えたりする?
《今の段階では使えないです。でも、スキルを手に入れれば可能かと思います》
そっか〜わかったよ。んでスキルってどうなって手に入れればいいわけ?
《はい、説明します。主にスキルの獲得は様々な方法があります。進化による獲得方法、能力獲得系スキルの発動によるもの、自分の強い意志によるもの、種族特性で先天的に有しているものなど、いろいろな契機があります。ですが、本人の資質と運と偶発的な要素がないと獲得は難しいと思います。》
て事は、話的に俺がここで呪術を使いたいからそれにちなんだスキルが欲しいと強く願えばもしかしたらって言うパターンもあるって事だよね?
《はい、一概には間違いではないと思います》
そう、ありがとう。
俺は言われた通り心の中で願った。俺に呪力が欲しい。前の世界で皆が使っていた呪術が使いたい。だから俺に呪術をよこせー!!!と。そしたら、頭の中に俺の強い願いに応えるかの様に、言葉が応えた。
《確認しました。個体名アカネ・ウチハはユニークスキル『呪術師(ノロウモノ)』を獲得。成功しました。更に、ユニークスキル『呪之王(ノロイノオウ)』》
《究極能力『星王之竜』に統合されている『至天之王(アスタルテ)』の権能により先程獲得したユニークスキル『呪術師』をユニークスキル『呪之王』を生贄に新たなスキルへと創造進化させます。……確認しました。ユニークスキル『呪術師』は究極能力『呪詛之王(ネメシス)』》
究極能力を獲得した事により、内葉茜の体内には膨大な呪力が流れ込み、今まで使えなかった呪術を使う事ができるようになった。そして、茜の持つ『写輪眼』もスキルの影響か、それともこの世界に来たことによる影響か、はたまた茜の素質かは分からないが『写輪眼』も前までの写輪眼の性質をも超える能力を飛躍的にパワーを上げており、前までの見たものの忍術だけを真似と言う能力を、今まで見てきたもの全ての術(魔法、忍術、魔術、呪術)を完璧に扱う事が可能となった。そして今まさに内葉茜は究極能力『呪詛之王(ネメシス)』を手に入れた事により、前の世界で見てきた全ての呪術を発動させる事が可能となり、また一層に最強となった。
俺の体に流れて来た膨大な呪力を感じ試しに呪術を発動させる事にした。そのために俺が切り飛ばしたドラゴンの羽の元に向かい、そして俺はその羽根を拾い術を発動させた。
『無為転変』
俺が術を発動すると羽は姿を変え、刀の姿に生まれ変わった。俺が使った術は本当なら魂に干渉し形を変えると言う技なのだが、そんな概念すらも『星之竜王』の力で変え、魂が無くても呪力を通して技を俺が使えば触れたものの全て形を変えられる。なかなかのチートの技となった。
「何かこいつ全然起きてこないから封印しちゃっていいかな?」
どう思う…智慧之王
《いい案ならあります!究極能力『星王之竜』の中にある究極能力『誓約之王(ウリエル)』を使えば『無限牢獄』と言う封印が可能です》
ならそれを使おうか!
《了解です!究極能力『誓約之王』の権能『無限牢獄』を使用します。確認しました。『無限牢獄』は個体名暴風竜ヴェルドラは封印終わりました。》
ここに封印すると邪魔になるから違う所に封印したいんだけど近くに洞窟何かあったりするかな?
《回答いたします。ジュラの大森林に様々な強さな魔物が住み着く洞窟があります。その洞窟は魔素が異常に澄み渡っていて個体名ヴェルドラが封印する場所に最適かと思います。》
OKだ!今封印したヴェルドラをその洞窟に一番奥に転移させてもらえるかな?
《了解です!今致します》
よしこれでお〜わり!
《無事終わったと判断していいと思います》
完了の報告を受けため息を付いていたらいつの間にか隣にエレインが戻っていた。
「茜、お疲れ様!」
「ん〜大した事無かったよ…何なら拍子抜けと言うか、何と言うとか五条先生の方が戦いたくないって思っちゃったよ」
「うぇ〜…悟の話なんていいよ。あんな性格の悪い坊っちゃんの事なんて…」
確かに五条先生性格悪いし確かに坊っちゃん何だけどさ…でもあの人実力は最強なんだよなぁ〜それに比べらさっき封印したヴェルドラって言うドラゴンあんまりだったなぁ〜とか考えてたらエレインが俺の顔を見てきた。
「どうかした?」
「いや、久しぶりに茜が考え事してるな〜って思ってね。…あそれでねこの街の吸血鬼の女の子に話をつけてね、戦いが終わったら話がしたいって。どうする?」
「それならとりあえず行こうか」
俺エレインに案内されながら後を付いていくのであった。
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