仮面ライダートゥエンド   作:オッちゃん(妄想癖)

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Ep.1 終わりのはじまり

街中に建つ食堂、看板には真平食堂と書かれている。店内では店主の青年が開店の準備をしている。

「よう成二今日も来たぜ」

店内に親しげな様子で入ってきたもう一人青年が挨拶をする。

「ああ、蓮次か。いつも悪いな」

「気にすんなって。俺だってこの食堂とおじさんには世話になったんだし」

そう言いながら蓮次は手慣れた様子でエプロンを付け準備を手伝う。

開店準備を二人で進めながら蓮次が成二に話しかける。

「なあ、この間の話、やっぱりお願いしてもいいか?」

「ここで住みこみで働くって話か?部屋なら空いてるしこっちも助かるからいいけど」

「そうか、ならよかった」

十年来の友人である二人は成二の両親が開いたこの食堂で育ったも同然だった。一年前、成二の両親が交通事故で亡くなり成二が継ぐことになった。それからは蓮次もしょっちゅう店を手伝いに来ていた。

「じゃあ俺は買い出しに行ってくる。店番頼む」

「おう、任せろ」

成二が街を歩いていると目の前に白いドレスを着た少女が見えた。成二には突然フッとそこに現れたように見えた。

「・・・みつけた・・・」

少女は成二を指さしつぶやいた。

「・・・来る。」

そういうと少女の姿にもやがかかり始め消えた。

「夢でも見てるのか?」

今起きたことが信じられず立ち尽くしてる成二の耳に爆音が聞こえた。

振り返るとそこには街を破壊して歩く異形の怪人の大群がいた。怪人をみて逃げ惑う人々の波に押され成二も逃げることにした。

しかし、どこに逃げても怪人の大群が現れる。

「なんなんだよ一体」

困惑する成二の目にある光景が写る。それは先ほどの少女がまさに怪人に襲われる姿だ。

とっさに少女を抱きかかえて怪人の攻撃を避ける。

「無事か!?」

成二は少女の無事を確認する。

「うん。無事。」

少女は無表情で答える。

「なんで助けたの?」

「なんでって、わかんないけどなんか助けなきゃいけない気がして」

少女の予想外の問いに困惑しながら答える成二を見て、少女は少し笑う。

「そう・・・あなた。可能ならこいつらを退ける気はある?」

「は?そりゃ可能ならそうしたいよ」

すると少女はおもむろに何かを成二の腰に押し当てた。

「これであなたはあいつらと戦える。変身して。使い方は分かってるでしょ?」

「はぁ・・・わっけ分かんねえ・・・」

そう言いながら成二は怪人に向かって向き直る

「でも何をするべきかは分かった」

バックルの両サイドを引いて開き左腰のカードホルダーから一枚のカードをドローする。

「変身!」

KAMENEIDE!

TOEND!

システム音声と同時に成二の姿が変化していく

その姿を見て少女は呟く。

「仮面ライダートゥエンド。ここから終わりが始まる」

向かってくる怪人達をトゥエンドはカードホルダーを剣に変形させ迎え撃つ。

大方倒すと先ほどとは違った機械のような怪人が一体現れた。

「なんだ?強そうなのが来たな」

怪人に切りかかると刃が当たる寸前でトゥエンドの動きが遅くなった。

「なんだ!?」

その隙をついた怪人の反撃を受けトゥエンドは後方に吹っ飛ばされる

その様子を見ていた少女が叫ぶ

「ロイミュードの重加速に対抗するにはドライブの力を使って!」

「ドライブ?これか?」

少女が叫んだ言葉と同じ事が書かれているカードを取り出し、バックルに入れる。

KAMENRIDE!

DRIVE!

トゥエンドの姿が赤い車を模した姿の仮面ライダードライブに代わりその身体にタイヤが装着される。

「これが、ドライブか。」

もう一度向かってくるトゥエンドにロイミュードはもう一度重加速を発動するがトゥエンドの動きは影響されず攻撃が当たった。

「よし、とどめだ」

FINAL ATTACKRIDE!

DDDDRIVE!

専用マシンのトライドロンがロイミュードの周りを走りそれを利用して連続キックを食らわせスピードロップを決めロイミュードを撃破することに成功した。

ドライブの姿が変わりトゥエンドの姿へと戻る。

すると銀の幕のようなものが現れトゥエンドと少女を取り込んだ。

「オーロラカーテン・・・?」

少女が呟くと周囲の景色が変わり別の場所になった。そこにはまた先ほどとは違ったカマキリのような怪人がいた。

「今度はなんだよ」

「あれは・・・ヤミー」

少女が呟くとトゥエンドの腰のバックルを操作し一枚のカードを読み込ませた

「おい!勝手に」

KAMENRIDE!

OOO!

トゥエンドの姿がまた変化しタカ、トラ、バッタの力を宿した仮面ライダーオーズへと変身した。

黒と青の剣、メダジャリバーを取り出しセルメダルを入れ、オースキャナーをスキャンする。

スキャニングチャージ!

空間ごと切断するオーズバッシュを繰り出しヤミーを撃破した。

ヤミーから散らばったセルメダルが地面へと落ち、チャリンチャリンと音を立てる。それをみた少女はメダルを拾い始めた。

「なにしてんだよ」

「貴重な物だもの。何かに使えるかも」

「バケモンから飛び散ったメダルなんかよく拾うな」

するとまたオーロラカーテンが現れ景色が変わっていく。

今度は禍々しい魔物のような怪人が現れる。

「今度はどれだ?」

「ウィザードの魔法ならファントムにも有効よ」

KAMENRIDE!

WIZARD!

宝石のような姿をした仮面ライダーウィザードに変身した。

ファントムは突進を繰り出してくるがトゥエンドは冷静にもう一枚のカードを取り出した。

ATTACKRIDE!

BIND!

ファントムの周りに赤い魔法陣が現れ火の鎖がファントムを拘束した。

ATTACKRIDE!

BIG!

トゥエンドの前に現れた魔法陣に手を入れるとその手は大きくなり、その手でファントムを薙ぎ払った。

ファントムを倒すとまたオーロラカーテンが現れ周囲の景色を変える。

真っ暗な空間へとなった周囲を見渡すと玉座のような椅子があり、誰かが座っていた。

「初めまして。私の名はオーマジオウ。最低最悪の魔王である」

To be continued…

 

 




次回、仮面ライダートゥエンド Ep.2 ダブルの世界/探偵は半人前
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