Pilot in WARFRAME 戦器の英雄 作:Maitz.
"アルケイン"という強くて出にくい装備を、イベント中は高効率で掘ることができます。エナジャイはド定番。
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最近は他の"WARFRAME"小説も更新されてて楽しいです。
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一隻の宇宙挺が暗闇を裂く。
ミッションに向かう船の中で、『パイロット』ブレイドは先程の会話を思い返していた。
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オロキンとテンノの歴史はこの話が一般に信じられています。
そして、この話にパイロットがどのように関わるのか、なのですが。先にブレイドさんが、どこまで覚えているのかお聞きしてもいいでしょうか?
――……確実な最後の記憶は、フロンティア戦争。IMCとフロンティアを巡って争った俺達ミリシアは、"デメテル""タイフォン"で戦略的勝利を得て、大きなアドバンテージを得た。
――その後は、勢いのままIMCに追撃戦を仕掛けていた。相手は未だ強大な戦力を持っていたが、確実に勝利を重ねていた、はずだ。なぜここにいるのか、この装備なのかは覚えがない。
なるほど。ありがとうございます。
こちらの歴史において『パイロット』は、オロキン帝国"古の大戦"期に突如現れた存在とされています。
――突然現れた?ここや近辺にフロンティアがあるわけじゃないのか?
そもそも記録が少なく、フロンティアという地名や航路記録は確認できていません。
"フロンティア"というのは、"パイロット"を名乗る者たちが話していた地名とされています。
既存のスタイルとは全く違う戦闘技術を使い、WARFRAMEと同質の鎧をつかいこなし、巨人の戦友と手を取り合う謎多き傭兵。それが我々の知る"パイロット"です。記録の少なさ故に知名度は低いですが。
専門家の間でも、この時代に生きている"パイロット"は確認できていません。あなたが、この時代最初のパイロットです。
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正直に言って、途方に暮れている。記憶の手がかりを求めていたはずが、もっと謎が増えてしまった。しかも、ここがフロンティアではないこと、自分が実質的に孤立無援であることだけが確定してしまった。
パイロットといえど、自分を含む多くは一兵士だ。戦い以外となると、そう大したことができるわけでもない。眼の前の敵を打ち破れ、というならいくらでもやってみせる。が、歴史の闇を暴きパイロットのあるべき姿を示せ、等と言われても役者不足と思ってしまう。期待が重くのしかかり、弱気が顔を見せていた。
「いいのだろうか。助けてもらうのはともかく、足に使うような形になってしまって」
「構わない。そもそも今のあなたは
船に同乗している、というか船の持ち主であるキリがばっさりと言い切った。なんとも痛いところを付かれた。フロンティアのドロップシップのように使われるこれらの船は、テンノなら誰もが所持しているという。そのためミッションに行くためには、テンノの誰かに同乗させてもらうのが最適解なのが現状だ。
「それに、私達は自分たちの目的のために貴方に協力している。現状が報酬のようなもの」
《その通り!そりゃあ善意もあるつもりですが、貴方を手助けすることは我々それぞれの目的につながっています。ええ、決して一方的な利用関係ではありませんとも!むしろ我々の利益が多すぎではないかと思うくらいです!》
通信先から、シャインが割り込んできた。見た目から受ける理知的な印象とは裏腹に、終始ハイテンションで接してくる彼にやや気圧されてしまう。これがどこかの噂で聞く"限界オタク"というものなんだろうか?
「そ、そうか。ちなみに、その目的とやらを聞いてもいいか?」
「テンノもパイロットも歴史の裏側から突如表舞台に現れた。私はパイロットやフロンティアの歴史を知りたい」
《私はなんといってもメカニックですね!パイロットの武器や装備、何よりタイタンにきょうみがあります。こちらの"ネクロメカ"とは異なる流麗なデザイン!はっきり言って、こちらのほうが好みなのです! ヴィンドは何が気になるんでしたっけ?》
《一言だと、達人の技術。こちらの"DAX"や"グリニア"、"WARFRAME"は遺伝子工学や超常の力をもって超人と化している。だが"パイロット"は鍛錬と簡素な装備のみで、訓練者の50人に1人ほどが超人の域に達するという。その鍛錬に感銘を受けた》
なんだかんだ言っても、ファンクラブなのだろう。動機は人それぞれながら、各員がパイロットとの関わりに大きな期待を寄せていることが伝わってくる。"パイロット"ブレイドが自分を見失わない限り、もしかしたら見失っても、彼らは俺への手助けを喜んで引き受けてくれる気がする。
甘えていいのだろう。自分は目覚めたばかりであり、自分の足で自立するには何もかも足りていない。いずれ恩を返せるようになるため、彼らの手を取ってなくした力を取り返す。これが賢いやり方だ。だが"パイロット"はそれでいいのだろうか。
「そろそろ目的地だ。任務を再確認する」
悩んでいるうちに、時間切れとなったようだ。意識が切り替わる。任務に私情を挟んで動きが鈍るようでは、兵士として論外だ。
「了解だ。と言っても、キリの後をついていく形になりそうだな」
《現地では私が通信支援を担当します。ミッションそのものはキリさんにお任せして、ブレイドパイロットは"WARFRAME"戦闘の習熟に集中してください。》
「ミッション形式は"機動防衛"。作戦地域に点在するいくつかの端末に、それぞれクラックを仕掛けて情報収集をする」
「目的地は、俺が目覚めた放棄船。敵は奴ら、つまり近接戦闘が主体」
《前回のミッション以降、タイタンからパイロットへの通信が確認できません。危機的状態にあると仮定し、救出のための手がかりを探します。狙い目は通信ログですね》
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宙域:????
勢力:感染体
任務:機動防衛
タイル:感染したコーパスシップ
降り立った船内は、この前と変わらず感染体のモヤが漂っていた。あちこちにウィルス感染物の塊がへばりついており、まともな人間の入れる領域ではないことを主張する。船体構造の崩壊もわずかながら進んでおり、あまり長居するのは良くないだろう。
「目標地点を確認、ミッション開始する」
「了解。こっちの身体――"WARFRAME"とやらも快調だ」
腕をまわし、何度かかがんでは飛び跳ね、軽く宙返りを決めてみる。さすがは超文明の秘密兵器といったところか、パイロット時代では少し苦労するような動きを難なくこなせる。これならば作戦行動も問題なく行えそうだ。
《武器の調子は如何でしょうか?一応発掘品なので、実践環境での試し撃ちしてもらえると良いかと》
「おっと、そうだった。せっかくのアサルトライフルなんだ、仕事をしてもらわないとな」
背中にマウントされたメイン武器を手に取る。グリップを握り込み銃口を正面に向けると同時、システムの装備状態が更新される。視界にレティクルが表示され、装備欄には"R-201カービン 残弾:30"の表示。
念の為キリに視線を向け許可を得てから、壁に向かって発砲。単発射撃、フルオート連射、指切り3点射、単発連射とリズムを刻むように撃ち、壁に弾痕を描く。ウォーミングアップのような試射に、銃は記憶の中の手触りと全く変わりなく応えた。打ち切った弾をリロードすると、つい安堵のため息が漏れた。
「調子は良さそうね」
「ああ。俺もコイツも現役らしい」
《それは重畳です!こちらの銃と"規格が合わなかった"時は焦りましたが、当面の問題は解決しそうですね》
「使ってみてほしい銃もあったのに、残念」
キリの視線が心なしかじっとりしている気がする。いや、鎧姿の表情なんかわかりっこないのだが、そこは昔から慣れているということで。
結論から言うと、パイロットはこの星系"originシステム"で一般流通している銃を扱うことができなかった。他の銃火器を構えて発砲そのものはできるのだ。だがしかし、そこ止まり。あの部屋から持ち出したサブマシンガン"CAR"以外を持つと、"WARFRAME"側のあらゆる射撃運用・サポートシステムが停止。照準補正に頼るような練度はしていないパイロットだが、給弾機能までエラーを吐くのには辟易した。何が不満なんだ、こいつは。
装備の変更位できなくては、将来的に戦闘で支障をきたすことは容易に想像できる。慌てて倉庫やらなんやらをひっくり返した結果、いくつかの動作する銃が発見できた。
それらに共通していたのは『発掘品であり、はるか昔に製造されている』こと、そして『通常の"WARFRAME"ではエラーとなる不良品である』ことだった。これはパイロット"ファンクラブ"が『不良品でもパイロットの武器というだけで嬉しい』からと、何かとその手の物品を保管していたのが功を奏した形だ。
ちなみに部屋中においてあった銃火器は、ファンアイテムとして見た目を似せつつ新規設計したものだったため、全てお断りを食らった。彼らは泣いた。
「まあそんなことより、本物の"パイロット"の戦いを見せてやるさ。行こう」
「ええ、期待する。テンノの先輩役はまかせて」
気分を切り替える。そう面倒はかけさせないさ、そんな決意を込めた軽口を叩くと、先輩も機嫌を直したのか軽く返してくる。クラッキングツールを持ったキリを先頭に、2人組は船内へ走り出した。
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ところで、どうやったら文章は上達するんですかね。
書きすぎたり、書かなすぎたり、してるんだろうなっていうのは予想つくのですが。じゃあどのくらいの文章濃度、要点描写にすればいいのかと言われるとわからん。
WARFRAMEは表記ぶれが多いですが、原作名としてはどれが自然に感じますか?
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WARFRAME
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WarFrame
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warframe
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Warframe
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ウォーフレーム