あずいろ地獄銭湯…いい。
ほんとにこんな小説書いてていいのか疑問になりましたね。やっぱり本家の尊さが1番よ。
アンケートのご協力、ありがとうございました。
次の話で「エルさんが配信する話」を採用します。
それ以外の話に新しいネタを追加して再度アンケートをさせていただきます。しばらくはこの方式が続きそうです。
次の話が決められない優柔不断な作者でごめんなさい…
帰ってきたら素早く部屋着の文字Tに着替えてお気に入りのソファに身を投げ出す。沈み込みつつもしっかり受け止めて安定させてくれるこの柔らかさ…吟味したかいがあったってもんだよ。
休暇期間もとっくに明けて、いつも通りの日々を過ごしています。お仕事して切り抜き見てお仕事して…やっぱりこういうのでいいんだよ。こういうので。
あんまし遊びまわるのはガラじゃないんよねぇ……まぁ、楽しかったけどさ。
仕事帰りにコーヒー牛乳キメんのはやめらんない。飲まずにはいられない…犯罪的だ、美味すぎる…!
…あ、ちゃんと座って飲んでるよ? 寝っ転がってこぼさずに飲める技量も度胸もないからね。
ここにメロンパンがあったら最高越して有頂天なんだけど……ちょっぴり急いで帰ってきたから買えてないんよね…残念。まあ材料はあるし明日は土曜で暇だし、久々に作りますかねぇ…
…
今日の晩御飯は帰る途中に決めてある。朝から降ってた雨が強くなって、家に着く直前ぐらいからはまさに豪雨になってきた。電車も止まったらしい。配信見れるかな……んー、思ってたより強い。ホロメンが降られてなきゃいいんだけど…話が逸れたな。
こういう日はラーメンが美味しい…らしい。台風とかで低気圧だとスープが濃縮されるんだって。よく理解ってるわけじゃないけども、美味しくなってくれるなら万々歳である。
ちなみに今日作るのは昔懐かし醤油ラーメン。
ラーメンだと醤油がいちばん好きなんですわ。お店とかでも醤油以外はあんまし食べない。別に苦手って訳でもないんだけどね。
上に乗っける鶏肉を茹でて、砂糖醤油に漬けておいて放置。そして茹で汁からスープ作り。
ほんだしでしょー? 醤油でしょー? あとみりんを入れて……ちょっと醤油足りんか?…よしコレでいいや。
あとはー…袋麺。その数3袋。もちろんスープも3人前で作ってある。
別に誰か来るって訳じゃない。全部私が食べます。
…食べすぎ? 黙らっしゃい。食べれるんだからいいじゃん……こらそこ食いしん坊とか言うな。なんか食べたくなるんだよ。カロリー過多? 太る? この身体舐めんなよ、ぜんっぜん太らんからちょっと怖いまである。
てな訳で3人前。まあ別に1人分でも満足はできるんだけど……分けて茹でたら伸びないし味変もできるし…お腹いっぱいになったら幸せじゃん?
てな訳で…味付けシンプル第一陣、行ってこー
ブーーーッ…ブーー
「…もしもし?」
『あ、エルちゃん? よかった〜』
『急にごめんなさいでござる…』
え…あずいろ一緒にいんの?…マジ?(歓喜)
「…どうされました?」
『今帰ってるところなんだけど、雨で電車止まっちゃって…』
「なるほど泊まっていきたいと」
『話が早すぎないでござるか!?』
『そうなの……ダメかな…?』
「…確かにそっからなら本社より私の家の方が近いですね」
『でしょ?』
『…ナンデワカルノ…?』
「はぁ…わかりました。というか、家のすぐ近くまで来られて断れる訳ないんですが?」
『あ、やっぱりバレちゃうよね』
『…ホントニナンデワカルノォ…?』
「……お風呂沸かしておきます。身体が冷えちゃ不味いので、出来る限りでいいので急いでくださいね」
『ありがと〜』
『ありがとうでござる〜』
プツ
…とりあえずお風呂沸かして…スープは分離せんようにしとくか。3人前作っててよかったね。味噌にしときゃよかったかな…
…でもなんかモヤッとするような……まあ気の所為やろ。
ピンポーン
「急にごめんね〜」
「びちょびちょでござるぅ…」
いやほんとにビッチョビチョやんけ。そんなに強かったのか…そりゃ電車も止まりますわ。
お風呂はー…よし沸いてる。ギリギリ間に合ってよかったぜ。
「お疲れ様でした…これ使ってください」ドチャ
「ありがたいけど多いでござる…」
あっやべ。心配でついござるさんをタオルで埋めてしまった……救出救出…
「とりあえずお風呂に……あっ」
「どうしたの?」
「…服、どうしましょう」
「あっ(察し)」
「えっ」
完ッ全に頭から抜けてた…ふたりが上がった後着るまともな服がない…いや私がまともな服持ってないのが悪いんだけどね?
今あるのは文字Tだけ…この状況はさすがにダメだ。ホロメンに今の私の格好をさせるのははばかられる。だって文字T1枚とかいうズボラファッション極まれりな格好よ? さすがにこれはちょっと…
「今家にTシャツくらいしかないんですけど…」
「……どういうことでござるか?」
「私が着てるような服しか持ってないんです…」
「えぇ…?」
そういいながら改めて自分の格好を見る。
白の文字Tシャツ……その下は下着。
うん、こんな格好ホロメンにはさせらんねぇわ。
「なにか…なにか手は……」
「こんなこともあろうかと…じゃーん!」
「「えっ」」
えっちょっAZKiさん…なんで私の家のタンスからパジャマ取り出してんですか。サラッと二着、しかも下着まで。
サイズもちょうどいい……いやAZKiさんとござるさんと私の身長がおんなじくらいだから当然と言えば当然…か?
「私がいつでもエルちゃんの家に泊まることになってもいいように、この前来たときに置いてたの!」
「……私ってここまで変化に気づけないんだ…」
「驚くとこそっち!?」
くっ…探知魔法が使えるというのに……!
AZKiさんだけ私の探知魔法すり抜けてくるんだよね…マジでなんなんや。前回そんな素振り見せたかもわかんない…いやすごいなAZKiさん。
「(この2人、この距離感で付き合ってないんでござるか…?)…クッ ショイ…んぅ…」
「あー…とりあえずお風呂ですね。どうせなら2人で一緒に入っちゃってください」
「え」
「エルちゃんは?」
「後でいいですから。さすがに3人入れるほどの広さはないですよ」
「…わかった。じゃあいろはちゃん、行こっか」
「…さ、さすがに別々の方が〜…」
「ダメです。身体冷えちゃうじゃないですか」
「うぐぅ…」
「配信で話すネタも増えますし…ほら早く」グイグイ
「……うぅ…わかったでござる…」
……行ったか? 表情緩んでなかった…よね?
…強制的ではあるけどあずいろてぇてぇな状況ができたね……ヨシ!!
今日事務所に行ってたのも2人で収録してたからみたいだし、近々てぇてぇ配信が出てくるんよねぇ。今日もその時も新鮮なあずいろが見れる…生まれてきてよかったよ…!
お風呂を恥ずかしがるござるさんと平然として受け入れるAZKiさん…この対比が美しい。決してハードでそっち方面な攻めと受けの関係って訳じゃないけどしっかりと確約された、それでいて仲の良い友情も孕んだ攻守の関係という輪郭があって、フブミオとかノエフレみたいな『夫婦』って感じの距離感じゃなくて『恋人』に近い初々しさというか尊さ可愛さ愛らしさというか愛でたくなるといいますか……でも結局そっち方向なものを考えちゃうんだよね。純愛イチャラブ正統派から嫉妬ヤンデレ、首輪に監禁ft化…ホロライブでいいことダメなこと色んなことを知ったよね。幸せな毒され方だわ。やっぱり前世で尊味供給源がT◯itterとかPi◯ivの小規模ssとかイラストだった(様な気がする)から配信とか切り抜きを見た時の現実との乖離はな…くはないけどどっちみち尊いからそれはそれでヨシ。言ってしまえば尊けりゃなんだっていい。異論は認める。
あー、今世でもまた見れんのか……癖なものに出会った高揚感と衝撃…2回味わえるとか最高じゃんけ。これは転生しないと味わえねぇ感覚ですわな…記憶持って転生できてよかった。朧げだけど。
お布団ひとつしか出さないでおこっかな…そしたらあずいろで一緒に寝てもらえるはず……グヘヘ…
いや流石にそれはやめとくか…ひとつの部屋にふたつ布団並べて敷いて、私はソファで寝ればあずいろ空間の完成……よしコレでいこう。
ただ…AZKiさんがなーんか残念そうだった様に見えたのが引っかかる……
干渉というか、構われるすぎるのが嫌だったのか?
だとしたら、やっぱり過干渉は避けるべきことなのかもしれんね。
……
「あがったよ〜」
「いい匂いでござる…」
「そう言ってもらえると嬉しいですねぇ」
さすがホロメン、湯上がり姿もふつくしい(致死)
てかAZKiさんが買ったパジャマ…ペアルックってやつじゃあないですか。最高ですね。あずいろカラーのピンクとグリーンじゃないのは残念ですけど…そんなことは些事です。写真撮っちゃだめか…?
…また過去視て脳内フォルダから魔法で現像すりゃいいか。前視たmiCometのもしとかないとだ。いやー、魔法って便利。
「今日は自家製醤油ラーメンです……風真さんがくるなら味噌にすればよかったですかね」
「そんなことないでござる、醤油ラーメンも好きでござるよ!」
はい天使(断定)
その笑顔の眩しさはねぇ…すごいよ。
これが清楚か…生ナス丸齧りも哺乳瓶飲酒も今は置いておこう。清楚ってこういう人のことを言うんだろうな…
…こういう人が百合百合して乱れてんの最高じゃない? 思わん?
「ねぇエルちゃん…もしかして1人で全部食べるつもりで用意してたの?」
「えっ」
「そうですけど…よく分かりましたね」
「えっ……えっ?」
「いろはちゃん、エルちゃんってけっこう食べるんだよね…」
「けっこうどころじゃないでござるよ!?」
「これくらいイケますよ。獅白さんとかも食べれるんじゃないですか?」
「さすがにぼたん先輩でもここまでは食べない……食べないよね…?」
「別に全部食べなくても満足はできますし、人と食べた方が楽しいですから……どうしました?」
「…理解が追いついてないだけでござる」
風真さんが宇宙猫みたくなってるけど大丈夫か…?
まあいいや。ホロメンが宇宙感じた顔するのはしょっちゅうだし…AZKiさんもいるしほっといたら復活するでしょ……あ、復活した。よかったよかった。
さてさて…これ以上待たせるのも悪いし、さっさとよそっちゃおう。ネギは当然いるとして…メンマも乗っけるか。鶏肉は…うん、いい感じ。
麺も茹で上がったことですし、スープの保存も解きまして…できた〜。
「…………」ジーーッ
「…いろはちゃん、どうしたの?」
「いや……なんでもないでござる」
「私の服装ですか?」
「ナチュラルに心を読まないでほしいでござる」
いや視線が……ござるさんの視線が主に私の大腿部、というか服の裾あたりを彷徨っとりますし…気になってんだろうな〜って。
…そんな気になるか?
まあ普段スーツしか見せとりませんし、珍しいといえば珍しいかもですけど…もしかしてTシャツの文字か? 今日のは『ネコっぽいヌッコ』……ネコやんけ。
「そんなに変ですか」
「変とかじゃなくて…その、防御力が…」
「防御力?」
「エルさん、今ショートパンツとかって…」
「はいてませんけど…」
「…」
「私もさすがにその格好はどうかと思うよ?」
「えー…」
「無防備すぎるというか…油断しすぎでござる!」
「さすがに外をその格好で歩いたりは…」
「してませんよ」
「ならいいでござるが…」
「スーツとこういうの以外に服持ってませんし、そもそも外に出ないので」
「…あずきち…」
「…エルちゃんってこういう人なんだよ…」
楽でいいんですけどねぇ。別に体調崩す訳でもないですし、崩しても治せますし…
まあ私の身体とか見てもねぇ…とくに価値もないといいますか。別に見られて困るもんでも減るもんでもないからいいんですけど…
「エルさんのイメージが…」
「……でも?」
「…正直……良いでござる」
「だよね……エルちゃんさ、たまに尻尾で捲れそうになるんだけどー…」
「え”」
「これも気にしてないみたいなの…」
「……」チラチラ
「…?」
なんか2人でコソコソ話してるな…何話してんだろ。まあ変に詮索しない方がいいかもねぇ…
見せつけてくれちゃってさぁ…オタクを殺す気か? 目の前であずいろの仲の良さ見るとかもう…致命よ。この尊さを共有したいけど、したらしたで間違いなく集団変死事件になると言っても過言ではない*2。そんな尊さがここにある。
…まーたなんかモヤッとする……なんでや?
それよか、のびひんうちに食べません?
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ふぃー…やっぱりお風呂はいいね。特にゆったり浸かれる湯船。あそこでぐったりするのが好き。
そんで湯船で眠気がするあたり、私しっかり疲れとりますわ。そりゃホロメンが2人も来たとなると当然っちゃ当然かもね。
これはぐっすり眠らないと……なんですけどねぇ。
いつの間にやらあずいろと川の字で寝ることに。
私は別にソファでも熟睡できるしあずいろの間に挟まる訳にはいかないし…推しと近距離でぐっすり眠れるだろうか、いや(眠れ)ない。
やっぱりムリだって…推しカプが中で話してる部屋に突っ込むことすらムリだって……もうこのまま部屋に入らずに一晩過ごそうそうしよう…
「エールちゃん♪」
「ヒゥ⁉︎………急に後ろから来んといてくださいよ…」
「ごめんね〜…部屋入らないの?」
「あー…やっぱり私はソファで
「入らないの?」ニッコリ
……入らせていただきます」
怖い、怖いよAZKiさん。いきなり後ろから腰触られるんも、笑顔で圧かけるんも怖いんよ……てか部屋の中にいなかったんやね…
「…失礼します」
「エルさんはなんであんなに入るの躊躇ってたんでござるか?」
「あはは…」
「遠慮しないで。私たちが一緒に寝たいんだし」
「…わかりましたよ…」
はぁ…しゃーない、覚悟決めて寝ましょう。できれば風真さんを真ん中にしたいんですけど……
えっ、私が真ん中? 待ってそれはちょっと尊さに耐えられない…せめてAZKiさん真ん中でお願いします。ホロメンサンドは起きた時が怖いんで…
「じゃあエルさん……寝る前にモフモフしてもいいでござるか?」
「は?」
「えっ…エルさんいつでもしていいって言ったでござる!」
「……エルちゃん?」
「…確かに言っとりましたわ…」
確かに言いましたけど…あれは風真さんを回復させるためのものであって、風真さんの予定見直してケモ耳勢と接するようにしとるし…よくない?
「あの時は緊急時でしたから…それに、風真さんケモ耳ロスな訳とちゃいますよね?」
「……むぐぐ…確かに…」
「ねぇエルちゃん、私はダメなの?」
「この前散々やったでしょうに……おふたりは私をなんだと思ってるんです」
「かっこよくて優しくてかわいい人でござる」
「すっごくかわいくて大好きな人だよ?」
「………反応に困るんですけど…」
いやまあ…セラピーアニマル呼ばわりされるよか良いけどさぁ……ったく…
「…んなこと言われるてと困るだけなんですけど…」
「顔赤いよ?」
「…じゃかあしいんよ」
「でもお風呂上がりのエルさん、いつもよりフワフワしてるし…今しか撫でれないんでござるよ!?」
「たしかに……やっぱりダメかな?」
「完ッ全におふたりの欲望やないですか……」
それを私に言ってどうなるんですかねぇ。
私がフワフワなのは
「まあ別にええけどさー…」
「「…いいの!?」」
「なんで聞いといて驚くんです」
「いや…いつもなら断られる流れだから…」
「……今日くらいは撫でさせてもいいかなーと」
「嬉しいでござるが…なんでそんなことに?」
「これ以上抵抗しても疲れるだけですし、ぶっちゃけ早く寝たいんよ…」
「え…それなら…」
「あー、そんな遠慮せんでいいですよ…どうせ寝付き悪いから起きとることになるやろし、付け根以外やったら好きなだけどーぞ」
覚悟はいいか? 私はできてる。
ぶっちゃけ部屋に入ったとこから薄々なでられるとは思ってた。ござるさんが真っ正面から頼んでくるとは思わんかったけど…そういや前のときもドストレートに言われましたわ。AZKiさんだけやったら寝とるときに何も言わずに触ってきそうやから、その考えに引っ張られてたかも。
なんにせよ、とっくに覚悟はガンギマリである。流石にくすぐったいとは思うけど、付け根触るようなマネせんやろしいけるいける。
「じゃあ…遠慮なく」
「私もいい?」
「どーぞどーぞ…」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
side.AZKi
「んへへぇ……もふもふ……」スヤスヤ
「……んぅ…」
お風呂上がりのエルちゃんをしっかり堪能して、しばらく話してるうちにいろはちゃんがうとうとし始めちゃって。そこで切り上げて寝ることになった。
ちょっと嫌そうなエルちゃんを真ん中にして、私が右でいろはちゃんが左。
エルちゃんいわく、エルちゃんはいわゆる『カプ厨』なんだって。推してる組み合わせがいっぱいあって、間には挟まりたくないみたい。だから嫌そうなんだ……距離を保とうとするのってこれが理由だったりするのかな…?
そして私はエルちゃんを抱きしめています。
柔らかくてさらさらな髪にフワフワな耳、少しタレ気味な目元に薄めで形のいい唇……これでかわいくないって言うのは無理があるよ。
エルちゃんは自分がかわいいことをあんまり意識してない。この前行った夏祭りでもいっぱい見られてたよね…私に向けた視線だと思ってそうだけど。
…一回だけ、容姿について気になって聞いたことがある。まだエルちゃんが敬語じゃなくて、私との距離は近かった頃…私もおしゃれとか、そういうのを考えだした時期だったの。
その時はあんまり気にならなかったけど…今考えると少しおかしく思えてくる。
「…まだ起きてるでしょ?」
「…できれば、解放してくれると嬉しいんやけど…」
「ダメ」
「さいですか…」
やっぱり嫌そう。でもエルちゃんなら簡単に抜けれるはずだし、そこまで嫌われてる訳じゃないんだね…ちょっと安心。
明日は普通に帰らなくちゃだし、いろはちゃんもなでなでしたいだろうし、今のうちにしっかり堪能しないとね。
「眠いんじゃないの?」
「こんな状況やと、寝るに寝れんよ」
「ふーん……ところでエルちゃん」
「ん…どした?」
「さっきいろはちゃんに思いっきり砕けた喋り方だったけど」
「………あ”」
「無自覚だったんだ〜」
「…思とるより疲れとったみたいで……」
「ふーん…?」
よかった。最近のどかちゃんとも仲良くしてるし…エルちゃんにとっていいことではあるんだけど、寂しくなっちゃうからちょっと複雑なの。いろはちゃんは気づいてないみたいだけど、いつか思い出して違和感感じちゃうかも。
…私だけの『 特別 』だったのに。
「…」
「…AZKiさん」
「どうしたの?」
「サラッと付け根に手ェ伸ばさんといてください」
「えー」
「散々触ったやないですか…まだ触る気ですか」
「逃げてもいいよ?」
「…逃げたら悲しみますやろ」
「…優しいね」
「ちゃいますよ…ただの、私の我儘や」
「……」
「やからって触らせる訳ちゃうぞ?」
「やっぱりダメなんだ」
「なーんでそんなに付け根狙うんよ…」
「…かわいいエルちゃんが見たいの」
「……は?」
「隙ありっ」
「ッ⁉︎……マジで………そこはあか………んっ…♡」
「ふふっ……聞こえなーい」
「…いい性格…しとる、なぁ……ぁ♡」
知ってるよ、耳の付け根触られちゃうと気持ちよくて力が抜けちゃうんだよね?
尻尾の付け根もそうだけど、腰も弱いんだっけ……トントンしちゃおっかな。
えい、えい。
「ん"うっ……ッ…♡」
「…前より弱くなってない?」
「そやと、思っとんなら……やめッ……♡」
「やだ…やめないよ」ボソッ
「〜〜っ!!」ビクッ
頑張って声出さないようにしてる…いろはちゃんが起きないようにしたいの?
ふーん。今いじめてるのは私なのに、いろはちゃんのことを考えて気遣っちゃうんだ…ほんとに優しいね。恥ずかしい顔を見られたくないだけかもだけど…どのみち他の人のことがエルちゃんの頭にあるのは変わらないんだよ?
いろはちゃんがエルちゃんをなでていたのを見ているのは、かわいいとかわいいが合わさってすごく魅力的で最高だった。
でも、嫉妬しちゃった。
エルちゃんに抵抗する意思は少しもなかった。いろはちゃんが「もうちょっと…」って粘ったときも「仕方ない」って言って…すこしだけ、いろはちゃんにほほえんだ。多分エルちゃん自身は気づいてないと思う。
わたしはそんな顔を見たことがないのに…エルちゃんはわたしの前で、他の人に見せた。
エルちゃんも意地悪だよね。わたしはこんなにエルちゃんのことを考えてるのに、エルちゃんはわたしを推しにしてくれないんだもん。
わたしのグッズもいくつか買ってくれてるのも知ってるよ。報告とかはしてくれないのがエルちゃんらしいね。
でも、やっぱり推しのグッズが一番多いんだよね。分かってるよ、その人のこと大好きだもんね。ボイスとか記念グッズもぜーんぶ揃えてるのも知ってる。最推しなんだもんね。
エルちゃんの推し活を否定したいとかじゃないの。
これは完全にわたしのわがままだから。
エルちゃんのかわいいところ、私がいっぱい見つけてあげる。
エルちゃんがかわいいってこと、私がいっぱい教えてあげる。
だから、わたしでいっぱいになってほしい。
いっぱい、独り占めさせてほしいな。
風真いろは
「エルしゃん…あずきちぃ……」ムニャムニャ
ただただエルさんを撫でれてご満悦な人。
エルさんの部屋着がすこし心配になった。
口調が変わったことはあんまり気にしてない。
本小説のあずいろは『すっごく仲のいい、親友以上恋人未満』くらいの関係で行かせていただきます。
AZKi
「……ふふっ♪」
エルさんに対して独占欲募らせてる人。
誰かと仲良くしてるエルさんを見ると、嬉しく思うと同時に嫉妬する……が、その矛先はだいたいエルさんに向く。
エルさんにはまだこの気持ちを伝えていない。
獅乃部エル
「……ハァ……ハァ…♡」
(注:ただ耳と尻尾の付け根を触られただけです)
推しカプの間に挟まりたくない人。
ただAZKiが誰かと仲良くしてると少しだけモヤモヤする。
やっぱしお前ネコやんけぇ…
みんな…あず×エルって許してくれてます…?
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許す。もっとやれ
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雑食なんで良いよ
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あずいろの方が好きだなぁ
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いやそこはいろはスだろ
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その他(ご意見あればぜひ)