転生した結構やべぇやつ   作:ただのコマチ

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どうも。
今回は個人的に話が組み立てやすかった方を出してます。
次回か次々回とかからはアンケートとかリクエストとかで出す人決めていくのもいいかな、とか思ってます。

まあリクエストが来るかどうかわかんないんですけどね。
ハハッ。


※9/12
 9/28 再喝
誤字報告ありがとうございます。
『窓ガラスを「治す」』という表現ですね。正しくは「直す」ですが、意図的にそうしています。



通常(?)業務

 

 

やあみんな、獅乃部エルだよ。

キャラ不安定でお送りしておりまーす。

 

今日も今日とて実質スパチャ(おしごと)

色々しなきゃダメなことを消化していくんですわ。ホロメン及びスタッフさんとかの要望の処理も…

 

“第3回しらけんグランピング”…細かいところを聞かないと。

“holoXの予算”………まあ、少しくらいは融通してあげますか。

えーと……壁ふたり*1はなに書いてんですか。自分でがんばれとしか言えんのですよ。

 

色々考えながら仕事を進める。たまに余計なことも考えちゃうけど問題ないのだ。仕事してる時はけっこう集中できるからね……今日の晩御飯なににしよ。

 

 

 

⌛︎✴︎⌛︎✴︎⌛︎

 

 

 

お昼休みである。中にはこの時間も仕事をするような人もいるらしいけど、だいたいの人は休む。私は休みたい側。

…そんな切羽詰まってる事ってあったかな。

なーんでこの人は毎日これだけ仕事をしているんでしょう。要領も悪くないですし、仕事を貯めるような人でもないんですけどねぇ…まあほとんどはホロメンのポン(やらかし)の後処理でしょうけど。

 

「…Aさん」

「………」カタカタカタカタ

「Aさーん」

「………」カタカタカタカタ

「……さっき要望見たんですけど」

「…あ、見てくれました?」

「自分でがんばってください。というかあれを要望として出さないでください」

「……そうですか」

 

そう、Aさん、友人Aである。

たまにこの人の手の残像が見えるんですよね…配信で見せたりshortに上げたりしたら伸びそう。

 

「Aさん、お昼ご飯ちゃんと食べました?」

「はい、今日はちゃんと激辛を食べましたよ!」

「昨日は?」

「………」

「…何度も言ってますけど、命の前借りはほどほどにしてください」

「…はい」

「お仕事が忙しいのも分かりますけど、後処理は私も協力できますから。もっと割り振ってください」

「…エルさんも相当ですよね」

 

ぽえぽえ〜?

…自分でもさっきの発言はワーホリっぽいなとは思いました。失言でしたね。私はただただ役に立ちたいだけなんですよ。

 

 ドカーン ガシャーン

 アーッ⁉︎

 スバルチャーン!

 

 タスケテー!!コンヤッピー!?

 

「…私が行きますね」

「…お願いします」

 

 

 

 

 

「…ふぅ」

なんでロボ子さんのロケットパンチが途中で制御不能になってスバルさんに突き刺さるんでしょう…

そしてなんでトワ様がまた樽にハマってるんでしょう…

獣人がいる世界な時点でお察しですけどね。

 

スバルさんはちょこ先生に預けましたし、トワ様も救出しましたし、とりあえずは大丈夫そうですね。

あとは窓ガラスと部屋の修理…まあサクッと治せますね、ホロライブ事務所なんで。

けっこうイカれてると思いません?まず窓ガラスが割れるのになれて、次に修理ができるようになって…私はなにを目指してるんでしょうか。なにも目指してません。

これが日常で、しかも世間的にはまだ平和な方なんですよね。というか前世のホロぐらの方がやばかったです。いやー参っちゃいますよ、あはは。

 

ここに勤め始めてから並大抵のことじゃ動揺なんてしなくなってきました。感覚が麻痺したって言った方が正しい気もします。

体のスペックも上がってますし、前世分の歳も重なってますし、対応力はだいぶ上がっていると思います。思いたいです。

 

 

 

 

 

さて、さっさと戻ってご飯を…

うぅ…」

「…どうしました?」

なんで風真さんがここに倒れてんですか。

怪我をしてる様子はなし、症状は……倦怠感?

「ちょっと触りますね…」

「……エルさん…」

熱も無さそうですし、治せそうなところもなし…

「変なお薬でも飲みました?こよりさん謹製の」

「…いや、こよちゃんじゃないでござる……エルさん」

「…?」

 

モフらせてください

「何言ってんだこいつ」

 

あ、つい本音が…

…風真さん、ケモ耳好きですもんね…

 

「…一応聞いときますけど、なんでです?」

「…最近、こよちゃんにもわため先輩にもミオ先輩にも……まったくケモ耳を目にしてないでござる!」

「ただの欠乏症じゃねぇか」

「うるさい!…この際猫耳じゃなくても、ルイねぇの羽でもベイ姉の耳でもいいでござる!とにかくケモ吸いしたいんでござる………なのに誰にも、野良猫にすら会えない!猫カフェに行く時間もない!」

「…うわぁ…」

「だからエルさん、その耳吸わせてください」

「要求グレードアップすんなよ」

 

嫌に決まってんでしょうがい。

前世からくすぐったいのは苦手なんよ…ケモ耳触られるとけっこうくすぐったいんよ…させる訳あるか?ないやろ?

触らせるだけでこの反応やぞ、絶対吸わせはせん。

 

「尻尾の先っぽだけでもいいでござる!」

「そこだけで済む保証は?」

「…ないでござる」

「開き直んないでください。嘘つくよりはいいんですけど」

「じゃあ!」

「吸っていいとは言ってねぇよ」

「…うぅ…」ペシャリ

 

……なんか罪悪感湧いてくるな…

というか実際のところ、今ござるさんに復活してもらわないと困る。この後ござるさん収録あるんですよ?ほらがんばって復活して〜。

 

…やっぱケモ耳差し出さないとダメか。

…まぁ…付け根を触られなければ………いいか。

私が我慢すればいいだけですもんね。私ひとりの犠牲でホロメンひとりの復活、差引プラスは間違いない。

 

「…はぁ、付け根のあたりは触っちゃダメですからね?」

「………えっ」ガバッ

「……どうしました?」

「…触ってもいいんでござるか…?」

「触らないなら触らないで「触るでござる!」…ご飯まだなので、早めに終わらせてくださいね」

「はい!!」

 

 

 

 

 

 

とは言ったはいいものの…

「スーーーーーーーーッ…」

「もはや耳じゃなくなってる気がするんですけど…」

ひほへひへほはふ(気のせいでござる)…(スーーーーーーーーッ)…」

「…さいですか」

かれこれ10分以上経ってるんですけど。

 

ちゃんと付け根を避けてくれてるあたり風真さんの誠実さが伺える。付け根をこの勢いで吸われてたらやばかった、多分。

最初は耳と尻尾の房だけだったのが髪の毛、尻尾の長いとこときて、今は耳を触られながら首筋を吸われてる。地味に不安になってきたぞ。私今臭くないよね…変な匂いとかしてない、よね?

 

「…変じゃないですか?匂いとか…」

「すっごく落ち着く…いい匂いでござる……(スーーーーーーーーッ)…」

 

まだ吸い足らんのかい。

変じゃないならよかったけど流石に時間が危なくなってきた。風真さんの収録の時間も近いし、さっきAさんにあんなことを言った手前あんまりサボりたくはないんだよね…

このまま引き摺っていく訳にもいかないし、そもそもフィジカルつよつよの風真さんを引き摺れるかも…まあ頑張ればできそうだけど怪しい。

できれば私が醜態晒しちゃう前に終えてほしいな…

 

「あのー…そろそろお時間ですよ?」

「……まだ吸いたいでござる」

「収録ありますけど…」

「………(スーーーーーーーーッ)…」

「おい」

 

欲に忠実だな、この侍。

うーむ…あんまり手荒な真似はしたくないんだよね〜、ホロメンならなおのこと。こいつめ、自分の立場をしっかりわかってらっしゃる。

 

「…吸い足りないならまた吸わせてあげますから、そろそろ収録に…」

「……言質とったでござるよ」

「うっわガチな目だ」

 

いやほんとに。目が据わってるキマってる。

…風真さんなら今日みたいになっても害は少ないし、さりげなくケモ耳持ってるホロメンとの予定を多くしてあげたらいいかな。

 

「がんばってくださいね」

「ありがとうでござる!これでしばらくは生きていける!」バビュン!

 

…風真さんの予定、見直しておこう…

 

 

*1
ナニがとは言わない





友人A
獅乃部エルの同僚。
エルが心配して色々と世話を焼いたり気を回したりするため定時退社が多い。
浮いた時間は推し活に回してるとか。


風真いろは
記念すべき本小説最初のライバー。
緊急時におけるケモ吸いのアテを手に入れた。
なおしっかり予定を見直され緊急時なんて来ない。
ぶっちゃけ1番話が作りやすかった。


事務所
エルが2秒で直した(誇張なし)
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