本当に申し訳ない…かなり空いてしまいました。
リアルの方がかなり忙しくなり、かつ最近はあずいろだとかなんだとかが尊すぎて、こんなもん書いてていいのか疑問で疑問で。なんか前にもおんなじような事言ってましたがね。
しかもこの過去編、当初の予定よりだいぶ長引きそうなんですよねぇ…
誰だよ書いてるの。私だよ書いてるの。
※4/30
投稿する際に挿入投稿の設定を忘れておりました。
過去編のはずなのに通常話の方に入っていました。
申し訳ありません。
□月◇日
「…知らない天井だ」
「…お前の部屋だぞ。なにを言っている」
うるさいやい、一回言ってみたかったの。
前世でやったら記憶の喪失疑われそうでそれこそ洒落にならん状況やったし…一度は言ってみたいセリフ上位(私調べ)なんだし。
実験は成功…? らしい。
計算によれば、理論上は母を治せる力が芽生えたとかなんとか。
ついでにその計算式を見せてもらった。というか見せられた。
うーん、分からん。どこの素人がノート一冊丸々使った計算を理解できんねん。
あと無駄に字が綺麗。
なんか研究者って字が汚いイメージだったんだけど…めっちゃ見やすいね。全体的に右上がりなのとちょこちょこ手癖が入ってるのがなけなしの人間味を主張してくる。
マジで機械で打ち込んだかと思った。
で、とりあえず今日は様子見だとさ。
喜び勇んで行って失敗、ってのは嫌だもんね。
□月◎日
うえぇ…頭痛い…
なんかザーザー言ってんですけど?
煩くていつもより寝れんかったしなんか違和感すごいし煩いし……
父ー、なんとかしてー。
「なに……定着率は高かった…まだ安定していない? いや、今までにこんなケースは…」ブツブツ
あ、研究者モード入ったわ。
…考察、終わるまで時間かかりそうだね。
まあ別に不快ってだけで死ぬほどでもないし、しばらくは我慢しますかねぇ。
△月○日
母の蘇生はできなかった。
あの日から自分の中に力が入ってきたのは理解できていた。そして母にその力を使ったのも自覚できた。
確かに使ったはずなのに、母には効果がなかった。
治癒する力を主軸に、構造を理解する力と
…でも、その力でも死者蘇生はできなかった。
「オレは手札から『死者蘇生』を発動!!」…なーんて、簡単にはいかないのが現実だよね。
流石は制限カード…なんて、ね。
父は再び意気消沈。
まあそりゃあんだけ頑張ってコレだし、やむなしというところだ。
でも、なんとなく予想はできていたらしい。
「はぁ……そうだな。人の道に悖った報い、といったところか」
「…」
「…エル、私の…私の、身勝手な行動で…お前は……」
「…大丈夫。あんまり気にしてない」
「っ…だが…」
「いいの。味覚が死んだ訳じゃないし、メロンパンとコーヒー牛乳が美味しけりゃそれでいいよ」
「……はぁ…そうだな。昔から、お前はそういう子どもだった」
「怖い?」
「怖いとは思わんな…ただ、大事な一人娘だ」
「…そっか」
久しぶりに父に頭を撫でられた。
ペンだこと、運動をあまりしない割にゴツゴツしているのがすごーく印象的だった。
△月□日
なんやかんやあった訳だけど…忘れちゃいけないことがある。
夏休みが3分の1くらいしか残ってません。
…いや、別に父を責める訳でもないんやがね。
色々とあったのも合意の上やし、なにより父が復活して生活バランスも落ち着いたってだけで収穫やからさ。家が暗い雰囲気で、色々目に入って心労がすごかったんよな。
まあそんなわけで…課題だよ。課題。
まあ前世もあるし簡単ではあるんやが、なんにせよ量が多い。今までも毎日やってはいたけど、ほんとに少しづつしかできなかったのが悔やまれるね。
しかも、なーんかしょっちゅう眩暈っちゅうかなんつか…目の前がフッと暗くなる。
……っと、コレよコレ。
意識が消える訳でもないんよなぁ…見てた父曰く、一瞬動きが止まっただけ、だとさ。居眠りみたくガクンッとはなってないのにちょっと安心。
学校でもこうなるんかね。だとするとめんどいぞ…
△月▽日
しゃあっ!! 課題終わっガフぁ!!
…失礼、ちょっと吐血が。
なんか内臓がボロボロになってました。ははっ。
なに、笑い事じゃない?
それがねぇ…基本的な機能とかはなんにも問題ないんだわ。でもボロッボロで死にかけなの。くぉれはちょっと、笑うしかないんごw
あと…これまた不思議なことに、身体能力は向上してる。どうやら混ぜた悪魔の中に力を強める奴が混じっていたらしい。
予想外の収穫、嬉しい誤算ってやつだ。
でもちょっと不安。こういう予想外が今のところ全部いい方向だからまだいいけど、周りを危険にしたりするようなやつがあるかもしれんし…しっかり把握しとかんとね。
ちなみに現在新学期まで一週間を切ってる。
頑張った、頑張ったよ。少しくらいはゆっくりする日を確保したいのだ。
X月△日
新学期が始まった。
長期休み明けはなかなかにきつい…そういう気持ち、分かる人は多いはず。
私もそのきつさを現在進行形で味わってる。
まあ私の場合は体調不良(常時)もあるんだけどね。
「エルちゃん、大丈夫?」
「…だいじょばない…」
久しぶりにあずきちゃんと話したよ…しばらく会えなくてごめんねぇ。
私の方も色々あってさ…あ、課題はちゃーんと終わらせたから大丈夫だよ?
「なんか、獅乃部さ…」
「おう…ちょっと雰囲気変わった、よな?」
チラチラ
「獅乃部さん、どうしたのかな…」
「…彼氏、とか…?」
「まさか〜…獅乃部さんに限って…」
ヒソヒソ
おぉう、なんか言ってんねぇ…魔改造()で聴覚も強化されちゃったから色々聞こえちゃうんだよね。あと嗅覚も強化されとるんやが、一部の女の子たちから香水っぽい匂いがすこーしだけどするんよね…あの子たちこそ変わったんじゃなかろうか。夏休みになんかあったのかねぇ。
「…エルちゃん」
「ん、どした〜?」
「……もしかして、ほんとうに…彼氏?」
…何言ってんだコイツ。
いや、あずきちゃんにコイツとか言っちゃダメだよね。失敬失敬…
…で、ほんとに何言ってんだ。
私に恋人とかできる訳、できるわけ!
無いじゃないですかやだー。
「はぁ…そんな訳ないやろ。言うたやん、
「なら良いけど…」
「あずきちゃんも心配症やねぇ…大丈夫よ。ずーっと一緒やから」
「…うん♪」
「うっ…てぇてぇ…」
「やっぱりあず×エルですぞぉ…!」
「たまにある立場逆転…唆るッ!」ジュルリ
「興味、ない…」
「やっぱりか…はぁ…」
「だよなぁ…獅乃部、俺らのこと男として見てなさそうだし…」
ガックリ
…なんか変なこと言ってる人たちがおるんやが…?
謎にダメージ受けとる人らもおるし…腹痛? だとしたらちょっと親近感。
□月△日
うーん、辛い☆
割とマジで体調不良だぜ。
文字通り血反吐吐きながら日常生活送ってる。まさかこんなことになるとは…ふぅ。
ちなみに今も現在進行形で吐いてる。あ〜鮮血の味〜^ ^
まあウジウジ言ってても仕方ない。別に父を恨む訳でもないし、今を悲しむ訳でもないんだし…まあ、生きてるだけで儲けモンだ。言うじゃん? 『死ぬこと以外は擦り傷』ってね。
「…カフッ……ハッ…」
「…ほんとに、大丈夫…なの?」サスサス
「あーうん、大丈夫らって…カホッ」
あ、あずきちゃんにはバレました。
いやー、失敗失敗…バレねぇように処理とかしてたつもりだったんだけど、流石に無理だったんだわ。
まあ過去に一回吐いてるとこ見られてるから、残当っちゃ残当か。
…心配かけたくはないし、知られたくはなかったんやがね。
◎月□日
“文化祭”
それは高校もしくは中学における一大行事と言っても過言ではない。
学生たちが、自分たちの学校で、自分たちの手で、一日だけの『祭』を盛り上げる。
体育祭や修学旅行とはまた違う、そんな『非日常』の日。
そして、軽音部をはじめとした陽キャたちが騒ぎ立てる…陰キャからすればなんともくそくらえな一日である。F○ck!!
かくいう私も陰キャの1人。
とりあえずクラスの出し物をなあなあにこなし、一人寂しく回ってただただ腹を満たしていくだけ…
「エルちゃん、文化祭一緒に回らない?」
「よろこんでっ」
そうだよ、そうじゃんよ。今の私にはあずきちゃんがついている!! これは勝ったな、ガハハ。
全国の文化祭に対して憂鬱な気持ちを抱える陰キャたち…悪いね、私は先に行くよ。
出店…出店って言い方で合ってんのか?
とにかく食べ物は何があるのかしっかり把握しとかないとね。なんかこういう祭りの食べ物って美味しく感じない?
そりゃまあちょっと割高ではあるけど…それもまた『特別』って感じがしていいよね。
今世は自由に動けちゃうし、何よりこの学校の文化祭は2日間。よーし、出店制覇でも目指しちゃおっかな〜♪
「にゅふふ…出店出店〜♪」
「……ねぇ、エルちゃん」
「ん、どしました?」
「出店…エルちゃんもやるんだよ?」
「………あっ」
◎月▽日 文化祭前日
「…」
「似合ってるよ〜♪」
「そりゃどーも…」
うちの学校ではクラスごとにひとつ出し物が義務付けられている。そのためうちはメイド喫茶をしようという話になったのだが…まあそりゃ被るわな。
そしてうちのクラスの委員長は熾烈な
メニューはメイド喫茶といえばのオムライス…のみ。まさかのオムライス一本である、いや別にまさかってほどでもないか。
とにかくやるからにはガチでやろう、ということでメニューはガチガチに凝りました。料理上手な人を中心に、私も一枚噛んでる。学生レベルでどこまで行けるのかはさておき、なかなか楽しかったよ。『これが“青春”ってやつか』って、何度思ったことか。
いやー大変だった。予算内だけで済ませなきゃならないし種類は作りたいし…まあうちの高校がこういうのに力入れてるってのもあって予算は多めだったんだけどさ、それでもよ。
流石に某ピンクジャージさん達みたく『全品冷凍食品〜!』ってのは嫌だ。なんとなくね。
という訳で、めちゃくちゃクオリティ向上のために尽力した…んやが、やがね。私は『自分もやる』っていうのを失念してた。おバカ。
なんで…なんで私までメイド服を着なきゃならんのや。
「うんうん、やっぱり獅乃部さんだよ」
「かわい〜♡」パシャパシャ
「撮らんといてぇ…」
「恥ずかしがらなくてもいいのに」
「えぇ…」
いや恥ずいに決まっとりますやん…そもそもスカート自体慣れとらんのやぞ。それでメイド服は、ちょっと鬼畜にもほどがある。
「はぁ…やるしかないのか…」
「がんばろー!」
「う〜…」
「(大丈夫…だね。獅乃部さんだし)」
「(こんなこと言っててもちゃんとやってくれそう)」
「(かわいい…)」
「(…やっぱ、獅乃部ってかわいいよな…)」
「(ダウナーメイド…これはこれで…)」
「(すっかり人気者になっちゃってる……ちょっとだけ、寂しいかも)」
◎月◇日 文化祭・1日目
「お待たせしました、こだわり学生オムライスです」
「あっ…おまじない、お願いできますか?」
「分かりました! それでは一緒に…美味しくな〜れ、」
「「萌え、萌え、きゅーん♡」」
「ありがとうございます!!」
「いえいえ〜。ごゆっくりどうぞ」
「おぉ、けっこう本格的…」
「ライオンメイドか、新しい」
「あの子かわい〜」
「やっぱり獅乃部さん完璧だね!」
「うん…こんな才能があったなんて…」ゴクリ
「メイドの…獅乃部…」
「…いいよな」
「(俺もご奉仕されてぇ…)」
うぉ〜、死にて〜^ ^
恥ずい…めっっっさ恥ずい。
陰キャにこんなことやらせんなよ…陽キャだけでいいじゃん、裏であくせくオムライス作ってたっていいじゃん…なんでこんな目に遭わなきゃならんのや……
でもやるとなったら
「…ふぅ」
「けっこう混んじゃってるね」コソッ
「え…あー、まあいけるいける」
「ほんと? ……無茶はしないでね」
「わかっとるよ」
今日もあずきちゃんは優しい。つってもまああんだけ吐血見せちゃってるし残当なんよね。
んで、無茶するなってことやが…ごめんね、したくなっちゃうんだわ。
前世で全然動けんかったし、辛くても動けて働けてる今がすごーく幸せに思えてる。止まってるのが申し訳ないってのもあるけど…なんつーか、嫌なんよね。せっかく動けるのに動かないのは損ってもんでしょうよ。
社畜? ……そうともいう。
まあなにはともあれ、交代まではまだまだ時間がある。
明日はあずきちゃんと一緒に見て回らなきゃだし、その分までしっかり頑張らないとね。
今回の終わり方、ちょっと中途半端でしたかね。
ちなみに文化祭はメイドエルさん(高校生)が見たくて入れました。他意はありません。
クラスのみんなの声も入れたくなって入れました。こちらも他意はありません。
こんなことばっかしてるから過去編が長くなるんだわぁ…
こんな作者ですが、もうしばらくお付き合いください。