転生した結構やべぇやつ   作:ただのコマチ

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どうも。遅くなりました(n+1回目)

みなさん、今日は何月何日ですか?
…はい、そうです。タイトルにもなってますけど4月1日ですね。
そして4月1日といえば…そうです。エイプリルフール、ですね!!!(食い気味)
まあ今回の話にはほとんど関係ないんですけどね。

前回まで過去編を書いていましたが、一旦本編に戻って書かせていただきました。
次回からはまた過去編に戻ります。
退屈な方もいらっしゃるとは思いますが、もうしばらくお付き合いください。



獅乃部エルの日じょ…日常? その2
4月1日


 

今日も今日とて仕事推し活仕事推し活

うーん、特に変わらない日常。

まあこういうのこそ貴重で大事なんやろけど。

 

 

 

ガチャリ

「おはようございまーす」

「あ、おはようございます」

「おはようございます〜」

「おはようだニェ」(。・∀・)ノ゙

「…」

「…ニェ?」(・ω・)

 

「…これツッコんだ方がいいやつですか?」

「「ですよね」」

「ニェ!?」(´゚д゚`)

 

なんでみこだにぇーがおんねん。

 怨念がおんねん!

はいそこのイマジナリーAZKiさん、うるさい、黙って。

 

「朝からずっといたんですけど…誰も触れないので」

「はい…もうそういうものなんじゃないかな〜って思い始めてました…」

「えぇ…(困惑)」

 

ほんとになんでみこだにぇーが……みこだにぇーって居てもいいやつなの?

毎年定期的に見かけるけど…なんかホラーだとか悪役だとか、個人的にはそういう悪い方向のイメージが湧いてくるんやが。

てか、さくらさんはどこ行ったよ。飼い主(?)やろがい。え、動向は把握できてない? ならええか。

 

「ばれたらしかたない…さっさと贄をよこすニェ」( ・∀・)

「物騒だなぁおい」

「無いならオマエがイケ贄になるニェ」(⌒▽⌒)

「…鯛焼きで代用できたりしません?」

「できるニェ」( ゚∀゚ )

「じゃあ……どぞ」ニュッ

「やったニェ〜♪」ヽ(=´▽`=)ノ

 

できるんかい。うせやん。

 

「…なんでシームレスに餌付けしてるんですか」

「物騒なこと言い出したんで」

「ウマイニェ」(´~`)モグモグ

「ほら、平和じゃないですか」

「ならいい…のかぁ?」

「(どこから食べてるんでしょう…)」

 

てか、ほんとにどっから来たよ。そしてなんで。

贄を得るため…あ、ほんとにそうなんですね。

じゃあもう鯛焼きで代用できた訳ですし、帰ってもらっていいのでは。というか帰れ(命令形)

 

え、『鯛焼きありがとう』って…ご丁寧にどうも……なんかさくらさんよりしっかりしてねぇか? いや、さくらさんもしっかりする時はしっかりしてくれてる、はず。そんな印象持ちづらいけど。

…はいはい、いつでも来てもらってええですよ。

…なに? ドアに突っかかって帰れない? ほんとにどうやって来たんだよ。

…あーもう、しゃーねぇですねぇ。

 

はい、事象の修正による強制送還ですねーこれ。

 

「よし、これで一件落…着?」

「ありがとうございます」

「(なんかまたすごい事したような気が…)」

「…そうだ。エルさん、今日仕事が終わったら…」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

「…ふぅ」

 

昼休みの到来。仕事もちょうどひと段落して一息つけるお時間……いや待てよ?

アー○ャ知ってる、このタイミングでだいたいホロメンが誰かしら襲来するんだ。ソースは経験則。

これが所謂『運命のイタズラ』…まあそんな大仰なもんでもないんやが。

 

 

ふっ、だが運命様よ…ざーんねんだったなぁ。

私はもうそんな展開を読み切っているぜ。

さぁ、来るなら来いよ。何時如何なるタイミングでも、どの方向から来られても、確実に対応でき

「エールちゃん♡」ボソッ

ひゃいっ!?!?!?

ませんでしたごめんなさい。

 

「あず、あずAZKiさん…」

「お疲れ様、かわいい声だったね」

「…うるさい

 

耳はずるいんよ、耳は。

耳元で喋られるんは弱いってあれほど…いや言うたからか。AZKiさんに『ここが弱い』って言うのは絶ッッッ対逆効果やわ。

今度からは……気をつける。うん。

 

「…なんで来たんです?」

「用事もあるんだけど…やっぱりエルちゃんに会いたかったから」

「デスヨネー」

「あれ、分かってたの?」

「……あんだけ理解わからせられたんで…////」

「ふふっ、やっとわかってくれたんだ〜」

 

こいつめ…ニヨニヨしやがってよぉ…

いやでも実際理解らせられたんは事実なんよなぁ…あん時はあのチョコのせいとはいえ……私はどうかしてた。普段やったら絶対せえへんあのネコの真似があかんかったことくらいは分かっとる*1

 

「うんうん、あの時のエルちゃんもかわいかった」

「AZKiさん???」

 

それもしかして私の心読んで返事してます?

いや、深山さんやないんですからそんなこと…ないよね?

 

「エルちゃんのことなら大体分かるよ?」

「やっからさぁ…なーんで心が読めんねん」

「そもそもエルちゃんって結構分かりやすいんだけど…」

「えっ(驚愕)」

「うん」

「えぇ…」

 

うせやん。自分でも結構顔に出にくい…そこまではいかんでも表情変わりづらい方やと思とったんやが。

そんなに分かりやすいんか…待って、見られて恥ずかしい表情かおしとらんよな?

 

「…」ポンッ

「なに?」

「大丈夫、どんなエルちゃんもかわいいよ☆」

「そういう問題とちゃうねんな???」

 

おいマジでなんでそうなんねん…なんでや…?

 

…前々から思とったけど、マジでおかしい何かがおかしい。

AZKiさんあなたもっと、こう…さ。

風真さんに対して結構な気持ち抱いとりませんでした? ござるさんが他の誰かと絡んでたら嫉妬してませんでした?

なーんでこんなに私に……いや別に嫌って訳じゃない。どっちかと言えば、嬉しいんやけどさぁ…オタクとしてはこう、ね? 推しカプがないっていうのがちょーっとばかしこたえるといいますか。

まあつまるところ、オタク心と恋ご、違う違う…AZKiさんへの気持ちで板挟みになっているのが現状なんですわ。

…どーするんが正解なんやろか…

 

「…はぁ

「……エルちゃん」

「はい?」

「そんなに、嫌だった?」

「なにがです」

「…私に考えてることを知られること」

「あー…や、別に嫌って訳やないですよ」

「ふーん…」

 

まぁ確かにちょっと怖かったりはするけど…ぶっちゃけ気にはならん。

むしろ発する言葉が少なく便利まである。

 

「ほんとに?」

「ほんとほんと……ちょっと嬉しいし

「…そっか」

 

…なんか、『私のことを分かってくれてる』って感じもするからちょっと嬉しい。ちょっとだけ……ほんまにちょっとだけね。

いや、別にこっちがメインの理由って訳やない、呼ばれてて嬉しいから実はやめてほしくないとかそういうこと思っとらん。AZKiさんのことやしなんか分かっちゃうんやろうから止めても無駄やろし楽やしで別に止める必要がないから。うん、それだけよ。

…い、いや違う。AZKiさんの手のひらの中で遊ばれてる感じが好きとか…断じてそんなMな嗜好はもっとらん!! 人をドMみたいに言いやがって…!!*2

 

「ねえ、最後が聞こえなかったんだけど…なんて言ったの?」

「…なんも言っとりませんよ」

「えー、絶対言ったでしょ」

「言っとりませんって…」

「嘘はダメだよ〜?」

「…あの、AZKiさん」

「?」

「絶ッ対聞こえとったやろ」

「…ソ、ソウカナ〜?」

「ほれ見んかい」

「…もう一回言ってよ」

「えぇ…言うと思うんか…」

「ちゃんと聞きたいの…言ってたときのエルちゃん、すっごくかわいい・・・・顔してたから…」

「あっ(察し)…AZKiさんさぁ…」

「ふふっ…でも、こういうの・・・・・も嬉しいんでしょ?」

「んなっ……やっぱり聞こえとるやん…////」

 

こいつめ…隙あらばイジってきやがって。

さすがに人前では控えめになるとはいえ、会社で会うたび家に来るたびやぞ?

まったく…イジられるこっちの身にもなってくれませんかねぇ…

 

「ったく…////」

「エルちゃん」

「なんですかー?」ムスッ

「今、イジられる身にもなって、とか思ってる?」

「…だったらなんなんです」

「すっごくニヤけてるよ?」

「……へあっ!?////」

「やっぱり嬉しいんだ〜」ニヤニヤ

「…ッ……っさい…////」

「うんうん、ここで言い返そうとしたけど頭の回転が早くてしかもいつも冷静に見れちゃうところがあるから図星だって自分でしっかり理解しちゃって、言い返したら言い返したで私に恥ずかしいって思ってるのを隠してるんだ〜ってイジられるんだ、って思ったところでイジられてるところを想像して恥ずかしくなっちゃってそのまま返し方を考えてたのも止まっちゃって、結局恥ずかしいって思った時の癖がでちゃったんだよね…そんなエルちゃんもかわいい」

「…」*3

「あれ、どうしたの?」

「いや………怖いんよ」

「そうかな?」

「そうだよ???」

 

ほんとにどうしたAZKiさん…なんか、これ、ほんとにAZKiさんか?

前世の記憶…あー厳密には記憶じゃなくて視たやつなんやけど…そのAZKiさんも「誰かに好意的な感情向けとった」ってとこは一緒やけど、ここまで湿度は高くなかった…はず、やんな? なんでか不安になってきたぞ。

これも獅乃部エル(イレギュラー)がいることの影響なんですかねぇ…

 

「で、本題なんだけどー…」

「そういやそんなこと言っとりましたね」

「そうだよ。こっちがメインなんだから」

「…朝にAさんから言われたやつですか?」

「そう! ほら、エルちゃんたまに忘れちゃうから」

「私をなんだと…あ、なんでもなぃ

「すっっっっっっごくかわいい恋人、だよ」

 …絶対言うと思たわ////」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

そして仕事が終わって、現在まだ会社。

…なに、時間が跳びすぎ? どっかのボスさまが(キング)紅色(クリムゾン)をしたりしたんじゃねえですかねぇ。

 

そんでAさんから言われて、なおかつAZKiさんにも釘を刺されたことやが…私は本社の一室に呼び出されています。

なんでまた呼び出されるのか。私なんか悪いことしたか?

いやそもそも谷郷社長やったら直接声掛けにきそうやな。

…まさかAZKiさんとつ、き合っとる、ことでお咎め〜、とかじゃないやんな…絶対無いわ。そんな雰囲気じゃなかったし、もしそうやったらAZKiさんが朝イチで来るやろし。

 

 

 

 

よし、この部屋やな。

 

コンコン

「あ、来ましたよ」

「ほら皆さん!」

 ガタガタ

 

…何人かおるんか?

んー…Aさん春先さん深山さん。あとホロメンが、AZKiさんと風真さんと轟さんと星街さんとさくらさんとフワモコと…他にも結構おるわ。あーでも今日予定やら配信やらがない人ばっかし…って、谷郷社長まで???

なんでこんなに……とりあえず入るか。

 

「失礼しまー…

 

 

「せーの、」

「「「ハッピーバースデー!!」」」

 

 

 ………え???」

 

はっぴー、ばーすでー……誰が。私が?

 

「AZKiさん」

「なあに?」

「…私って今日が誕生日だったんですね」

「「「やっぱり忘れてたんだ/ですね/ですか」」」

 

おいそこ3人*4、なんだよその反応は。

まるで私が忘れてることが予想通りみたいやんけ…実際そうやから何も言えんのやがね。

 

「AZKiさん中心で前々から企画してたんですよ」

「エルちゃん、なにか貰うよりこういう方が好きでしょ?」

「まあそうですけど…わざわざありがとうございます」

「いいのいいの」

「というか、なんで言ってくれなかったんですか」

「そりゃわt」*5

「ストップ」

「ムグ」

 

なんです深山さん…あんまりそういうのは良くない?

いや別によくないですか? ただの一意見なだけですし…ダメですか。はい。

 

「(絶対自分のこと軽く見てるんでしょうね)」

「(深山さん、ナイスです)」

「(察してない人たちに聞かせると色々とありそうですから…)」

「ねえねえ」

「どうしました?」

「うちゃがわないんでつか?」

「うたがう」

「うん」

「うたがう…何をです」

「ほら、やっぱりエルちゃん純粋だにぇ」コソコソ

「いや〜、コッチも忘れてたって可能性は…」コソコソ

「ほら、エイプリルフールじゃないですか」

「だからドッキリかも〜、って思われたらどうしようって思ってたんでござるが…」

「あー、そういやそうでしたね」

「ほらやっぱり」

「エルちゃん…そりゃないにぇ…」

「エルさん、こういう行事とかイベントとかに興味ないですもんね」

「ちょっと前まで無縁でしたから」

「「「あっ(察し)」」」

「うんうん…」ナデナデ

「これからはみんなでいっぱい楽しみましょうね…!」ギュー

「なんですか急に…」

「あねごらしいちょいえばあにゃごりゃちいでつけど…」

「あいかわらずですよね…他の人の誕生日はしっかり覚えてるのに」

「なんで自分のだけ覚えてないんでござるか」

「えぇ…どうd」*6

「ストップ」

「ムグ」

 

またですか深山さん…なに、本当に言わないほうが身のため?

…分かりました、言いませんって。

 

「…ただ単に忘れてただけですよ。皆さんのやつもたまたま、たまたま覚えてたんですよ」

「ふーん…」ニヤニヤ

「たまたま…ほほ〜う」ニヤニヤ

「…なんです」

「いえ、前日に『なにか欲しいものある?』って聞いてるところをよく見るんですけどね〜」

「え」

「誕生日の人には朝イチで『おめでとう』って言いに行ってるのに〜?」

「ちょっ」

「この前見えちゃったんでござるが…手帳にみんなの誕生日メモしてたでござる!」

「え"…いやそれは、その…」

「そうなの?」BAUBAU!!

「あにゃご…!」キラキラ

「…ッ…(深山さん、ちょっと助けて…)////」

「…エルさん、もっと正直になっていいんですよ?」

「え?」

「皆さんのこと大好きじゃないですか」(´ᴖωᴖ`)

「はっ!? んなこと誰が…っ」

「へ〜」^ ^

「ほ〜?」^ ^

「いやっ、やから、違うって…////」

「じゃ、じゃあ…きらい…?」ウルッ

「あねご…」ウルウル

「ぬぐ…」

「で、どうなんですかね。エルさん?」^ ^

「「…!」」ウルウル

「ッ〜〜〜…ええ、大好きですよ!! これでいいですか!?!?

「「やったー!」」

あ"あ"あ"あ"…////」

 

 

 

 

 

 side.AS_tar

 

「…ふふっ♪」

「行かなくていいの?」

「うん。あとでいっぱい話せるから」

「ふーん(正妻の余裕ってやつか…)」

「それに…色々と・・・理解らせ(おしえ)ないとダメみたいだから、ね?」

「あー…(エルさんも大変だな〜…まあ、今回のはエルさんが悪いけど)」

「自分を軽く見すぎ…そろそろ直してほしいんだけど、」

「まだまだ直らなそうだよね…」

 

「…それだけじゃないでしょ?」

「あー、まあね……私以外の前であんな顔…」ジェラァ

「(エルさん、がんばってね)」

 

 

 

 

*1
作者「いや絶対他にも原因あるよ???」

*2
作者「言ってない。誰もそんなこと言ってないから」

*3
※恥ずかしさと若干の恐怖により絶句

*4
AZKi、友人A、深山悟

*5
私の誕生日とか知る必要ないじゃないですか

*6
どうでもよくないですか?




AZKi
キャラ崩壊が激しい人物筆頭。
なお本作のAZKiさんは現実世界のAZKiさんとはもちろん別人物です。
あずいろっていいですよね…度々思うんですけど、なんでAZKi×オリ主♀を書き始めたんだか。
そのあずいろの関係性の湿度を体感5割増しくらいにしたのがAZKiさんとエルさんの関係性。
なんでここまで気持ちが重くなったのかは過去編にて書くことになります。

獅乃部エル
誕生日は4月1日。
このあとAZKiさんからプレゼントにイヤリング(獣人用)をもらってめちゃくちゃ素直に喜んだ。

まあ独占欲ガンッガンのAZKiさんが見てる横で他の人に色々言われてかわいい()顔見せるとか…
そんなことしちゃったら、そりゃあもう…ね?(ご想像にお任せします)

ちなみに、この名前と誕生日になった理由は以下の通り。
『私のブエル』から『わた』をとって『しのぶえる』
わたを取る→『綿』を取る→綿抜き→四月一日(わたぬき)



紫咲シオンさん、七詩ムメイさん
お疲れ様でした。楽しい時間をありがとう。


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