転生した結構やべぇやつ   作:ただのコマチ

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どうも。前回よりは早い(当社比)コマチです。

前書きに書くことは特にないです。
過去編が折り返し地点のちょっと前だとだけ言っておきます。

あずいろ…いつか委員会のアレ、読みてえなぁ…


※2025.5.20
本日を以て、『メロンパン信者コマチ』から『ただのコマチ』に改名いたします。
皆さんほとんど興味はないかと思われますが、念の為お伝えしておきます。




新たな扉の開拓(半強制)

 

 

 『休日』

 

それはあまりにも待ち遠しく、そしてあまりにも儚いもの。

日々を忙しなく生きる人々は恋焦がれ、訪れに歓喜し、別れを憂い、また次の逢瀬を思い描きながら現実へと戻っていく。

 

 

…何言ってんだ、これ。気でも狂ったんか?

最近かなり忙しかったしそのせいかもしれん。イカれないように気を遣ってきたつもりなんやが…うーむ、一応もっかい直しとくか。えいっ(修正)

 

「よし」

 

フー、スッとしたぜ スッキリ

私はAZKiさんや深山さんに比べるとチと整理をつけにくい性格でな〜…疲れてトチ狂いそうになると自分を『修正』して頭を冷静にすることにしているのだ。

 

ちなみにこんなことを考えておいてなんですが現在仕事中です。

さーて、明日になったら休みだ休み…

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

「……」カタカタカタカタ

 

 

「…なんか、エルさんがずっと仕事をしてるような気がするんですけど…」

「あー、やってますね。またですか」

「また!?」

「繁忙期になるとしょっちゅうやってますよ?」

「えぇ…それ大丈夫なんですか?」

「『実質無限エナドリです』ってめちゃくちゃキリッとした顔で言われました」

「えぇ…」

「エルさんも懲りないですねぇ…AZKiさんに知られたらまずいじゃ済まないと思うんですよね」

「えぇ…?」

「まあまだバレてないのもあるんでしょうけどね……ラプラスさん」

「はい」

「報告されます?」

「…した方がいいやつですか?」

「いえ、しないでください」

「えっいやなんd」

「しないでください」*1

「あっはい」

 

 

「…ふぅ」

「あ、止まった」

「お疲れ様です」

「あー、お疲れ様です」

 

あ”ー、終わった終わった…ほんとに人手不足が深刻だわ。前世のcoverがどうだったかは知らんが今世(ウチ)はそうなんや。ふざけるな(豹変)

めっっっさ疲れた。でも他の人らに無理させたり残業押し付けたりする訳にはいかんし、休みなしで動ける私が動かねば(使命感)

労働基準法? いいじゃん、ちょっとくらい。*2

てか…深山さんに、総帥さん。

なかなか珍しい組み合わせじゃあないですか。

 

「あの…大丈夫なのか?」

「…なにがです」

「ほっほらっ、体調とか…」

「あぁ、万全です」

「な ん で ?」

 

そりゃまあ…ね? 一回一回リセットされとるようなもんですし。

頭をクリアにするのもそうだけど、空腹とか睡眠不足とか体力とか、身体に関するステータスは全部元通り。つまりは私自身が永久機関ってことだね。ノーベル賞は私のもんだ。

 

「ほら、所謂セーブ&ロードってやつです。ポ○セン直後に戻ってるみたいなもんですから」

「えぇ…(やっぱエルさんぱねぇ…)」

「ラプラスさん、慣れてくださいね」

「無理でしょ…だって、ほら」

「まあ、気持ちは分かります」

 

おい。2人してこっち見んな。

そしてなんだその顔は…めっちゃ微妙な顔してんじゃねぇですかやだー。

 

「…んで気になってたんですけど、総帥さんはなんでまたここに?」

「確かに。どうしたんですか?」

「あーいや、エルさんにちょっと聞きたいことがあって」

「はい」

「…AZKiさんに罵倒されたことってある?」

「………」

「……俺、帰っていいですか?」

「待ってください」

「…なんですか」

「(逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな…)」

ふっ……んじゃ、お疲れ様でしたー☆」(゚▽゚*)ノ

「おいゴラ待てェ!!」

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

マジで帰りやがったよ……うせやろ深山さぁん。こんなめんどkウッウン!!何言えばいいか分からん話題なんやけど…?

 

はぁ……で、なんでしたっけ」

「AZKiさんに罵倒されたことってある?」

「スーーーーーーッ……」

 

……返答に困る。

めっさ真面目な顔しとりますやん…その真面目さを普段の配s、あーいや、総帥さんはいつも真面目ですね。ごめんなさい。

 

…で、AZKiさんからの罵倒経験、と……ふー…

 

「総帥さん」

「はい」

「ある訳ねぇでしょ何言ってんですか」

「嘘だ!!」

「なんでや」

「エルさんメスの顔してるもん!!」

「どっからどう繋がった!?」

 

マジでどっからどういう理論っ……いや、それよりメッ、メスの顔を? 私が!?

いやなんなんで、なんで!? んな顔しとらん…しとらんよな、しとらん!!

 

「んな顔しとらんよ!!」

「いーやあの顔はメスだね。罵倒されてイジメられるのを喜んじゃってるメスの「あーあーあー!!」

…じゃあ、メス顔と罵倒の関係について解説を…」スチャッ

「せんでええ!! つーかどっから瓶底出したよ…はぁ…」

「あれ、お疲れですか〜?(笑)」

テメェのせいやんな???……まったく…」

 

マジで疲れた…ハイ修正(完治)

 

「…テメェ呼び……いいな…」

「は?」

 

何言ってんだコイツ(n回目)

この調子だと何回修正(なお)しても足りんぞ…はぁ、さっさと本題を終わらせますか。

 

「…んで、なんでまた急にそんなことを?」

「気になったから」

「……そんだけですか…?」

「うん。最近AZKiさんに罵倒されちゃったし」

「あー…なんかやってましたね」

「え"っ、見てたの!?」

「まあ、はい」

「どうだった?」

「…はっきり言いますよ?」

「うんうん」

「めちゃくちゃ気持ち悪かったです」

「いや吾輩じゃなくて!! ……いや失礼だな!?」

「でも自分のこと言われとるって分かるんやね^ ^」

「コイツ…!」

 

や〜い、ツノガキ〜^ ^

まああれはマジでキモかった。ついつい口に出しちゃったもん。「きも…」って、マジでスルッと出てきた。

いやさぁ…確かにホロメンの何人かはしょっちゅう限界化しとりますよ? でもね、久々にあんだけキモいなぁって思たんよ。やばいよ。

 

「吾輩じゃなくて、AZKiさんの罵倒! あれ聞いてどう思ったんだよ!」

「どうって……どうもなにもあらへんのやが…」

 

どうってなんだよ、どうって。なんもねぇだろ。

まあ確かにAZKiさんは某経験値罠でトップの実力誇ってるらしいですしおすし…総帥さんなら気に入りますか。てかあんだけ堂々と要求するのは流石に推しとはいえドン引きした。その後の反応もね………なんていうか……その…あんまり言いたくないんですが……フフ………クッソキモチ悪ウッウン!!…まあ、あれです。ほどほどにしてください。そういうところも可愛いんですけどね(全肯定オタク)

とは言いましたけど、実はそん時流し聞きしとってあんま分かってないんだわ。

そして(幸か不幸か)しっかりAZKiさんの罵倒部分聞き逃したんですわ。多分「幸」。

じゃあなんで知ってるかって?

ほら、あれよ。動画サイトで切り抜きを見つけて「あ、これ見るか」って思って保存してまだ見れてないやつ。誰だって一度くらいは経験があるに違いない(ド偏見)

…帰ったら視とくか。

 

というか今日ジョ○ョネタ多くないか? メメタァ!!

 

「いや絶対あるでしょ!!」

「えぇ…(呆れ)」

「絶対隠してるだけだって…エルさんMだし」

「おい今何言うた?」

 

聞き捨てならんことが聞こえたんやが???

誰がMやねん、誰もんな願望持っとらんわ。SでもMでもねぇただのオタクやぞ?

 

「え、違うの?」

「違わい、誰がMやねん」

「えー……あー、確かに。違ったかも」

「…分かりました?」

「うん…MじゃなくてドMだったわ!」

「んんん???」

「違うの!?」

「違わい!!」

 

どこをどう見たら私がドMになんねん…節穴どころじゃないそこれ。

……いや、まあ…確かにAZKiさんにイジられるのはちょっとだけ……何考えてんだ私!?

違う、断じて違う! 私はイジメられて喜ぶタイプのライオンじゃない…そういう方面の癖は持っとらん…よな!? なんか自分で言っとって不安なってたんやが!?

 

「…ちゃうねん、ほんまにちゃうねん…!」

「まーエルさんがMなのはいいとしてさー」

「よくないんやが???」

「…とにかく、吾輩AZKiさんの『ざーこ♡』しか聞いてないの!! だから他になんかあったら教えてほしいの!!」

「えぇ…」

 

総帥ェ…こんなんが総帥でいいのだろうか。

いやこんな総帥じゃなかったらあんなメンバー集まらねぇわ。これからも総帥でいてくれ。

 

というかクッソ真面目な顔してそれかよ。

ほんとになんもあらへんって…もうAZKiさんにバリエーション聞いた方が早いんとちゃいます? 教えてくれなさそうやけど……ん?

 

ブーーーッブーーーッ

 

【AZKiさん】

 

 

「…タイムリーすぎん?」

「え、AZKiさんじゃん! ちょっと頼んでみて!」

「自分で聞かんかい」

「エルさんなら聞いてもらえそうじゃん」

「…はぁ………もしもし?」

『あ、エルちゃん? お仕事お疲れさま」

「はいはい、ありがとうございます」

 

うーん平常運転。総帥さんがアレだったしなんかちょっと安心…待て、AZKiさんの平常運転は安心できんのでは?

そして総帥さん、ツノ。ツノ痛い。もうちょい自分のツノのサイズを自覚してもろて…んなかったいもんを当ててこんといてください。

 

「あ、ごめん(AZKiさん相手だと若干声色変わるんだな…)」

「…んで、どしました?」

『エルちゃんが私を求めてそうだなーって思って』

「「……(絶句)」」

『違った?』

「いや………うん、合っとるよ……」

『やっぱり〜』

「………ちょっとタイムください」

『うん? うん、いいよ?』

 

…怖い。AZKiさん、怖いって。あんたついにテレパシー手に入れでもしたんか。

総帥さんも引いとるよ…というか若干怯えとる。分かる、これは怖いよね。

 

「AZKiさんってテレパシーでも持ってんの?」

「持っとらん……はずや」

「嘘でしょ…」

「…こんなんですけど、マジで聞くんですか」

「それは…まあ」

「マジかい」

「いや、せっかく電話してきてくれたんだし…聞いた方がいいだろ」

「AZKiさん相手に? …あんな感じですけど…?」

「……うん、ごめん。お願い☆」

「(コイツ…)」

 

こっちの気も知らずに好き勝手言いやがってよぉ……かわいいからいいけどさぁ、いいけどさぁ…

 

「…はい、お待たせしました……あの、AZKiさん」

『うん、なぁに?』

「………罵倒のバリエーションって何があります?」

『えっ』

「直球!?」

『…エルちゃん』

「はい」

『……ごめんね…気づいてあげられなくて…』

「待って?」

そういう・・・・趣味、だったんだね……ううん、大丈夫。今度から私もできるようにもうちょっと勉強して「ちゃうねん…!」

 

なんか盛ッ大に誤解されとるんやが…!?

 

「エルさん…これはエルさんが悪い」

「えっ」

「あの言い方だとああなるって……吾輩でも分かるぞ…?」

嘘やん…!?」

『あれ、ラプちゃんもいるんだ?』

「あっ、お疲れ様ですっ」

 

嘘やん…マジ? 私の判断力総帥以下…って、コト!?

…推しの下か。うん、まあいいか。

いやよくねぇよ。とりあえずさっさと誤解を解かねば…

 

「あっあのっAZKiさん…」

『エルちゃん…大丈夫だよ。私はどんなエルちゃんでも大好きだから』

「えっいや……そうやのうて、」

『今まで甘やかしてたけど、やっぱり・・・・イジメられる方が好き…なんだね…』

「いやちゃうねん……“やっぱり”言うたか今!?」

『え、違うの?』

「違うに決まっとるやろ!! そんな趣味あらんわ!!」

『…ほんとに?』

「ほんとに決まっとおやろがい…!」

「…エルさん、多分AZKiさんはからかってるだけじゃね?」

「…え?」

『あっ、バレちゃった』

の……おっ前さぁ…!!」

 

ほんとに…AZKiさんはさぁ…!!

こっちはマジで焦ったんやぞ!? ほんとにやられることになるかと…今までの恐怖を返さんかい…!!

 

「ほんっ…ほんまっ……AZKiさぁん!!」

『ふふっ、ごめんごめん』

 

ヴッカワイイ(重症)

…かわいいからって許す訳とちゃうぞ…ほんまやぞ、覚えとけよ……まぁ、別にいいといえばよくはあるけど…

 

「(なんか、ちょっと嬉しそうだな…)」

「ふぅ……んで、AZKiさん。コレ聞いた理由なんやけど」

『なんでなの?』

「…これには総帥さんが関わっとって、」

『……ラプちゃん?』

「はいっ! ごめんなさい!」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

…ほんとに疲れた。いやまあ仕事もそうなんやけどさ? なにより総帥さんとのあれこれが1番疲れた。

 

あの後どうなったかって?

いやー、なんとかなったで。うん。

AZKiさんの誤解も解けて…総帥さんに関してはね、めちゃくちゃごねられた。鷹嶺さんが迎えに来てからも続いて…こう聞くとマジでガキやぞ。そんで鷹嶺マm、幹部の方も交えてなんとか説得して、即時の情報提供は諦めてもらって『もしあったら報告する』という形に落ち着いた。ちなみに決め手は1ヶ月のハンバーグ禁止令をチラつかせたこと。

…いやこれまったく落ち着いとらんのでは?

あとから私が恥ずかしなるだけやんな……まあ、AZKiさんがするとは限らん訳やし? そうなることを願っとったらええだけよ。そうそう。

 

…あーうん、思いっきりフラグなんはとっくに分かっとる。言わんといて…

 

 

カチャリ ガチャ

「おかえり〜」

「そこはかとなくデジャヴ」*3

 

ねえなんで…なんで今世のホロメンって不法侵入ばっか……まあ主に2人*4だしAZKiさんは合鍵持ってんだけど。

 

「お仕事お疲れ様」

「え、あっはい、ありがとうございます」

「なんで敬語…?」

「んなこと言われると思ってなくて…てか、来て大丈夫なんか? 明日用事とかあったりせんの?」

「うん。明日はお休みだから」

「…さいですか」

「嫌だった?」

「……そんなには」

「ふふっ、そっか♪」

 

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 side.AZKi

 

 

そういえば、エルちゃんの家に来るのは久しぶり*5だった。そもそもエルちゃんと顔を合わせられてなかったからな〜…すごく寂しかったんだよね。

お家の匂いはご飯を作る前にも嗅いだけど、エルちゃんの匂いは嗅いでないから後でいっぱい嗅いで補充しておかないと。

 

「あ、そうだ。エルちゃん」

「?」

「罵倒の話なんだけどー…」

ブッファ

「大丈夫?」

「…続けてください」

「うん…その、罵倒の話なんだけど…やってほしい?」

「…なんて?」

「やってほしい?」

「…なんでぇ?」

 

『なんで掘り返すの…?』って困惑した顔。さすがエルちゃん、こういう顔もかわいい。

目を何度か瞬かせ、ちいさく首をかしげるその仕草もいい。誰かと似てるような…そっか、ござるさんだ。なんとなく似てる気がするかも。

 

それはそれとして、エルちゃんを説得しにかかる。

 

「むしろ私がやってみたい、かも。いい?」

「…MA☆TTE!?」

「ダメ?」

「いや……嫌なんとちゃうの? なんか総帥さんとかから『なんとかやってもらった』的なこと聞いたんやけど…」

「うーん…あんまり気乗りはしないけど、エルちゃんにならやってみたいかな〜って」

「えぇ…(困惑)」

 

これは紛れもなく本心だよ。

エルちゃんがどういう反応をするのか見てみたいんだ。きっとかわいい表情(かお)をしてくれるんだろうけど、想像するのと実際に見るのとじゃ全然ちがうから。

 

「1回だけ!」

「なんで乗り気なん!?」

「いい?」

「やから嫌やって…」

「えー」

「罵倒される趣味はないんやが?」

「むー…」

 

ダメか……でも、エルちゃんもちょっと迷ってる、のかな?

ジト目でこちらを見ているエルちゃんの顔に少しだけ…切なさのような、寂しさのような…期待、かな? 私が押してくるのを待ってるみたいな、そんな気持ちがあるような気がする。

…もうちょっと押したらいけちゃいそう。

 

「……」

「…1回だけ…ね?」

「………ほんまに1回だけな」

「やった!」

「しゃーなし、しゃーなしやからな」

「……エルちゃん」

「はい?」

「ちょっとだけ、期待してる?」

「しとらん!!」

「ほんとに? …そういう表情(かお)なんだけどな〜」

「ッ!? …これはッ、その……されたいとかや…なくて……誘いを無下にするつもりやないし、AZKiさんが乗り気やからってだけで…」

「ふーん…♡」

「…なんやその顔」

「ううん、なんでもないよ〜」

 

さっきとおんなじジト目、でもさっきより顔が赤い。

…ちょっと、理解(わか)らせたくなっちゃうな。エルちゃん、他の人にこんな表情(かお)見せてないよね? もしそうなんだったらそれこそ理解らせないといけなくなっちゃう。前*6にあれだけ教えたし大丈夫だとは思うんだけど…ちょっと無防備すぎるところがあるからやっぱり心配。

 

そのままソファに座って、エルちゃんを隣に誘導する。

 

「じゃあ、ここに座って」

「今からやるん!?」

「え、しないの?」

「あーいや…まあ早いほうがええか…」

「心の準備、する?」

「別にいらん…からかわんといて」

「ふふっ、ごめんね」

「へいへい」

「…そうだ、セリフのリクエストとかってある?」

「あるわけ無いやろ…AZKiさんにお任せしますわ」

「じゃあ……うーん…」

 

何にしよう…エルちゃん初めてだし、あんまり長すぎるのもどうかと思うし……コレがいい、かな?

 

「うん、決まったよ」

「…んじゃ、お願いします」

 

そういってエルちゃんは耳を少しだけこちらに近づける。

ふわふわの髪が迫り、撫でたり吸ったりしたい衝動を抑え、エルちゃんの肩に手を添えて、耳元で小さく囁いた。

 

「ざ〜、こ ♡」

「………!!!???////」

 

触れていた肩がビクリと跳ねて、エルちゃんは耳を押さえて私から離れる。

顔を真っ赤に染めて、眠たげな目を丸くして、未知の感覚に怯えつつも喜んでしまった自分の身体に混乱したような、そんな表情で私を見つめてくる。

予想以上に愛らしい反応に煽られて、そのままエルちゃんをソファに押し倒し、耳元に顔を近づけ小さく息を吸い込む。

 

ッ…////

 

また罵倒されると思ったのか、エルちゃんは身体を強張らせて目をかたく瞑り、恥ずかしそうに顔をそむける。いつもの頼れるところからは想像もできない弱々しい姿に背筋がゾクゾクとしてしまう。もっとイジメたくなってしまう。

耳の付け根に優しく触れれば、また肩を跳ねさせて、さらに身体を強張らせる。

そんな弱々なエルちゃんに口元を緩ませつつ…耳に息を吹きかける。

 

フーッ

ひゃん!!??

 

この攻撃は予想外だったらしく、思いっきり情ない悲鳴が響く。

こちらを睨めつける抗議の表情もどこか弱々しくて、精一杯の抵抗を示しているらしいその目つきがやけに扇情的に思えて仕方がない。だから逆効果も逆効果、『襲ってほしい』って言ってるのとほとんど変わらない。

 

 

「1回だけ言うたやん…!」

「エルちゃんがかわいいから、つい」

「…アホ…////」

 

 

 

*1
※エルがこれを止めると皺寄せがすっごいぞ!

*2
作者「ダメです」

*3
そこはかとなく:古語。『なんとなく、なんということもなく』

*4
AZKiとハコ太郎

*5
※一週間

*6
4月1日





獅乃部エル
ざ〜こ
「…(なんか違う)」
切り抜きの『ざ〜こ』では満足できなくなってしまった(無自覚)
甘やかされとイジメられ、両方の感覚を覚えた。
なお自分からやってほしいとは恥ずかしくて言えない。
かわいいね(ド外道)


AZKi
「…^ ^」ニヤニヤ
切り抜きを見て不思議がるエルさんを見てニヤニヤしている。
ご飯を食べた後、一緒の布団でしっかりエルさんを堪能()した。
ちなみにこんなことばっかりではなく一緒にGuessしたりホラゲーに挑戦したりもした。
中々熱いGuess合戦になったりホラゲーでエルさんがまったく怖がらなかったりと色々あった。


ラプラス・ディア・ハイエスト(以下略)
『……』
「えっマジで!?」
後日エルさんからの報告を受けて驚愕する。
その時のエルさんの声色に恥ずかしさが滲み若干熱を持っていたことを聞き逃しはしなかった。さすが総帥。

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