ACVD 繋がれた獣と黒い鳥   作:StainHeart

4 / 5
本当は3話かもっと早くに終わらせるつもりでしたが
どうにも私は文章をまとめるのが下手なようで、ぐだぐだで展開も進まず伸びてしまいました。
こんな駄文でも読んでいただいた上に感想、評価などありがとうございます。
そして今回もあいかわらず展開が進んでないかもしれませんがよろしくお願いします。


STAIN -A perfect day-

獣と鳥がタワー最上部で死闘を繰り広げているさなか、三大勢力も存在を把握しきれなかったタワー地下では静かにある機械が首輪付きの戦闘データを監視・記録し”考察”していた。それは巨大な量子コンピューターだった。首輪付きの過去戦闘データと広大なVR空間が広がっており、その中では首輪付き含めた意識を電子化.コピーされた過去の戦士達が無限に等しい時を繰り返し過していた。人の魂(意識)を使ったより強力な兵器を量産するための工場の様なものだった。工場はいくつかの研磨された魂を新たな兵器に注ぎ込む準備をしていた。

 

首輪付きは小型の機体から距離をとり機動性で裏に回り込もうとしたが相手の機体も一瞬ブーストを切りスピンするような動きでこちらへの照準を切らずに絶え間なく二種類の強力な弾頭を喰らわしてくる、そして唯一の盾であるプライマルアーマーも尽き薄い装甲の機体は直に銃弾の雨に曝される。化薬弾による熱で装甲は熔け大口径の銃弾の衝撃で片手のレーザーブレード、肩の調整装置、追加ブースターは破壊された、そして相手機体は片腕に首輪付きも見たことがある武器を装備しこちらに近づいていた。迎撃するために残った片腕のブレードを振りながら首輪付きは回想していた。 あれは…確か…極寒の街を守護していた男が愛用していた… そこで首輪付きの機体は凄まじい衝撃に受けた。

 

特殊兵器と傭兵が闘ったエリアは悲惨な現状だった。

辺りの柱の様なオブジェ達はレーザーブレードによりチーズのように切られ更には奥にあるエネルギー炉の外郭まで損傷が見られる。そして機体の中心をヒートパイルによって穿たれ倒れた特殊兵器。傭兵の機体もかすったダメージでコアに多少隙間があきガトリングとバトルライフルの弾は尽きシールドも破損していた。「ギリギリ勝ったがこれ以上戦うのは無理そうだ。」おそらくこの特殊兵器がこのタワーの最後の要だろう。要因は排除した、あとは一度下に降りてヴェニデの部隊に知らせるだけ…そう思い傭兵が踵を帰そうとした時背後から呻きのような鉄の軋む音がした

 

首輪付きの機体はコアを貫かれ倒れた。

だが彼の憎悪と怒りに満ちた意識は動けはしない機体を強制的に動かす。機体は穴があき武装は破損しブースターはもう動かなかったが火花を散らしながら自分を叩きのめした機体に近づいてゆく。

 

傭兵は驚愕した。だが同時に既知感も感じていた。

ブースターが使えない首輪付きは文字どうり手負いの獣のように、手足の力だけで傭兵に迫ってゆく、対する傭兵も一発だけ残ったヒートパイルで獣にとどめを刺そうとするが首輪付きは予想だにしない行動に出る。傭兵がヒートパイルをくらわそうとするが首輪付きはその脚でヒートパイルを装着した腕を蹴りあげた。凄まじい勢いで蹴られたヒートパイルは最後の弾を暴発させた、しかし首輪付きの機体も無事ではなく元々衝撃に強くない脚は吹き飛んだそして片足状態でバランスを崩し倒れる寸前、呆気にとられた傭兵の機体に掴みかかる。そして首輪付きは至近距離で傭兵を睨みつけるかの如く凝視し、咆哮する前の空気を溜め込む様に自らの内部パーツに致死の粒子をゆっくりと圧縮させる。

 

装甲が剥がれ血管のようなコードが飛び出ている腕は万力のように傭兵の機体を掴んでいた、振りほどこうとしてもびくともしない。…手負いの獣…特殊兵器はコアに穴が空き武装は破壊され先ほどのヒートパイルを逸らした蹴りで片足も破損していた。特殊兵器の機体に翠の淡い光が集まり始めていた(不味い、これはJの特殊兵器がしていた攻撃だ。)機体に大穴が空いていてもジェネレータと一部の内部パーツ生きているらしくアサルトアーマーの為の粒子を充填している。本来この機体には搭載されていないはずの機能だが首輪付きの意思はあるはずの無い機能を強制的に作動しようとしていた。至近距離からアサルトアーマーの爆炎を浴びれば傭兵は塵すら残らず消滅するだろう。充填によりゆっくりとした光に包まれるなか。首輪付きと傭兵は至近距離で凝視し合う「お前は何の為にここまでする?何故そこまで憎悪しながら闘っている?」傭兵は首輪付きに問う〈ヒトニ…アレ…ヲ…ワタスワケニハ…ハイカナイ〉電子音を発している様な辛うじて聞き取れる様な声が傭兵の頭の中に響く「あれとはなんだ?」

〈ココマデ…オイツメラレタンダ…オマエニナラ…ミセテ…ヤル…タエ…ラレルカナ?〉首輪付きは薄笑いするような声で傭兵に語りかけ、首輪付きの機体から幾つものコードが伸び傭兵の機体を包む、そして一瞬意識が閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

傭兵は凄まじい情報量が頭のなかに入ってゆくのを感じたそして特殊兵器から”なにかをされ”様々な情報・記憶を一瞬にして視て、知った、「あぁ、わかったよ。だから後は俺に任せればいいさ」傭兵は首輪付きから大量の情報を視て何かを悟ったように呟いた。粒子の充填は完了しかけていた(まずはこの状況をどうにかしなければな…)そして傭兵は生き延びる為に思考する。そして彼の眼にあるものがとまる。ここを占領しようとして散っていったヴェニデの兵達の残骸がちょうど真横にあった。重要なのは残骸が装備していた武器。(あれを使えば…)それは円い鋸のような形状をしたレーザーブレードだった。彼はすかさずそれを取り、特殊兵器の腕に押し当て高出力のレーザーを起動する、自分を束縛していた腕を切り落とした。そしてすかさずブーストを使い粒子充填が完了した特殊兵器から距離をとる。次の瞬間辺りは緑色の光に包まれた。




実をいうと私自身、構想はあまり考えてません。
ACVDのアーカイブを読んでACFA~ACVDなどの妄想をずっとしていたら脳内で様々な映像や発想が抽象的に膨らみ、そのなかでも一番具体的で鮮明だったのが首輪付きとVもしくはVD主の戦いでした。妄想をただ打込んでるだけなのでちゃんと小説になっているのかすら疑問に思うときがあります。
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