・対策委員会編の開始が遅い(顧問の存在とホシノの力だけで殆ど解決できる状態だったため)
・時計仕掛けの花のパヴァーヌ編の開始時期はほぼ同じ
・これから始まる第二章の開始タイミングはエデン条約編直前で原作と比較するとかなり早い
となっています
チトセは対策委員会編でもちょくちょく顔を出していたので、先生がどのタイミングでアビドスに向かっていたのか把握していました
その為「想定よりかなり早い」という感想が真っ先に出てきたという訳です
で、私が生まれたという訳です
「うおおお喰らえ!!」
「───ッ!!」
無敵時間を活かした透かし掴みが通り、下投げからの最速623A→急降下空Nで623コマ投げ。着地姿勢が優秀なユズちゃんのキャラ相手にコンボ精度が完璧じゃない私はこの安定ルートを使うしかない。
即死コンボ完走はほぼ不可能、私は最終ストックでユズちゃんは2スト残っている以上初見殺しでぶっ壊すしかない───!!なんとかなれー!!
という願いも虚しくSJ急降下空Nはステップで躱され、逆に振り向き掴みで無様にも胸ぐらを掴まれてしまいます。それでも御曹司か!?
そしてユズちゃんが使うピンクの悪魔は重量級に対してアホみたいに火力の出るコンボを持っています。始動技は掴みで、その難易度はスマブラを初めて一日目でもできる簡単コンボ。
「......」
「───ッ!」
前投げ→空前→掴み→前投げ→空下→反転上強→空上裏当ての王道コンボ。反転上強に対して内上にずらしていた私は空上裏当てが〆の空後が当たらない位置にあることを確認。コントローラー(自前)のスティック寿命を代償にした全力のずらしが功を奏したンゴねぇ......!!
逆に空N落としからコンボを狙いますが───私が見てから判断できたということは当然、ユズちゃんも見ているという事。
まさかのもう一段ジャンプからの再度空上裏当て。しかもこれ回避間に合うか怪しくね......?いやたぶん間に合うけど、ある程度慣れてるプレイヤーであればこそ空上の根本裏当てされてから回避入れ込む奴はいない。まさに───魅せるための裏択。
そんで慌てた小生、やらかしました。
(ヤバい、オンライン対戦の時の癖でN回避入れ込んじゃった......っ!!)
ユズちゃんはなんとそこから回避を見て空下メテオ。地上まで距離も遠く空下落とし下強を確定させるのはかなり難しいはずですが、流石はUZQeenといったところ。しっかり確定しガードは間に合いません。
そして下強の結果は───無慈悲にも転倒。
崖端ギリギリで確定横スマ。重量級かと錯覚するほどの吹っ飛ばしを誇るそれの、しかもOPが掛かっていない新品をまともに喰らった私のファイターはあえなく画面外へ......
「あ"ーーーーーーーーっ!!!!(断末魔)」
「......(ヨシッ)」
......ま、まあ?このカードガン不利だし?思いっきりユズちゃんが私の持ちキャラに被せてきただけだし?
え?即死精度完璧ならワンタッチでやれるだろって?オフだしベク変見れるだろって?うるせえよじゃあお前らUZQeenに勝てんのかよあ"あ"ん"!?
ふう......(苛立ちを鎮める丹田呼吸)
さて、初心者をいじめて尊厳を回復するとしましょうか(ド畜生)
「勝ち抜けだけど......アリスちゃん、もう一回やってみる?」
「はい!!アリス、チトセにリベンジしたいです!!」
『お待ちください王女よ、先ほど数分間も屈攻撃→横必殺ループを食らったことを忘れたのですか?』
「対策は考えました!!この歩きにアーマーと攻撃判定が付いている最強キャラを使います!!」
「地上最強(笑)の男で草」
そんで、このお世辞にも広いとは言えない部室にすっかり馴染んでいる誰かさんにも"立場"ってやつを分からせてやりましょうか(暗黒微笑)
さて、なぜ私が魔王(暫定)と共に愉快なパーティーゲーム()に興じているのか。
時は遡り数か月前。
アリスちゃんに直接インストールし、本体の機能を利用し休眠状態のまま起動のタイミングを窺っていたKeyを起動した日に起因します。
◇
「プロトコル、アトラハシース?」
「おや、即時起動とはいかない感じね。まあ簡潔にまとめるとアリスちゃんに秘められた"とある力"を目覚めさせるための鍵みたいなものだよ」
「!!その力とはなんですか!?」
"......私も気になるなぁ"
「おやおや、アリスちゃんは可愛いですね(|)
───まあ私から説明しても構いませんが、より相応しい存在が居ますのでそちらにお任せしましょう」
その言葉を皮切りに、アリスちゃんの表情が目まぐるしく変化し始める。
驚愕、猜疑、そして───歓喜へと。
「アリス、分かりました!!チトセは"内なるもう一人のアリス"を呼び覚ましてくれたのですね!!」
「おうよ!!とはいえこのままじゃ"そちら"も不便だろうし、もう一つ私からささやかなプレゼントを───」
それは───直接形容できるだけ、類似した形状を持つ物体が存在しない何かだった。
左右非対称の逆U字型をした一対の足。それらが支える球体内部には駆動式のカメラとスピーカーと思しき機構。
強いて挙げるのであれば、某人気ゲームで悪い大人たちが悪ふざけで人気投票一位にしようとしたアレのパーツを、どちらも下に揃えたような形。
「ポケ●ンですか!?」
「ちょ!?その名前出すのはマズいですよ!!
その───アレだよ。アリスちゃんの中にいる"その子"も喋れたり自分で回りを見れる方が便利だと思ってね」
これをこうして───こうじゃ!!
「ほい装着完了。ある程度動きに追従してアームは自動で調節してくれるし、両肩に固定して背面に装着すれば第三の目になってくれるはずだよ」
「わぁ~!!」
"えっ......かっこいい。私の分もくれない?"
「先生はお友達じゃないのでお金取りますね」
"そんなぁ......(財布と相談し始める)"
『むむっ!!浮気ですか先生!?』
"いや違くて!!"
アリスちゃんの肩に取り付ければ───なんかピカ●ュウ味出てきてより一層マズくなった気が......まあええか。
Keyやアリスちゃん、例外的に私や先生(てかアロナ)にのみ接続可能なこのデバイスは何度か挙動を確かめるようにキュルキュルとカメラを回転させると、こちらにぴたりと"視線"を合わせて問う。
───初めて、王女の従者として名乗る。
『私はKey。王女───アリスに付き従う修行者です』
「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」
「お姉ちゃん、うるさい!!」
『チトセ、状況は?』
「待て、しかして希望せよ......ってとこかな」
『理解』
その本質も、目的も、その全てを覆い隠して。
そのトリガーAIは初めて"嘘"を覚えた。
『───これから、よろしくお願いします』
滅ぼす予定の、真っ先に焼き払われるやもしれない部屋の主たちにそう言い放った。
───そうして、今に至る。
『チトセっ!!崖端で王女にその不快なコマ投げを狙い続けるのをやめなさい!!』
「ガハハ!!これが努力 未来 A Beautiful Starなんだよなぁ!!」
「うわーん!!分かっているのに対処できません!!クソキャラです!!」
実際反射神経とか動体視力がイカれてるキヴォトスの色んなゲームで一位を維持し続けているユズは作中屈指の化け物だと父さん思うんだ......
次に書くかもしれないもの
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アビドス編
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アビドス(過去)編
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エデン条約編の後