エデン条約編は割と序盤から原作との差異が生じているので丁寧に書いていきたい所さんですねぇ......
"という訳で、この子たちを今から迎えに行こうと思ってね"
「ちょい借りますね」
リストを先生の手から有無を言わさず強奪☆
......人数は4人。原作と同じですね。
ありがたいことにメンツも変わっていないようです。いや全然ありがたくねえな、少なくとも2人は余裕で回避できたろ......
ふむ、ふむ、ふむふむ......
「なるほど把握しました」
"......何を?"
「なんと4人中3人が私の顔見知りですね」
"ええ......"
ヒフミちゃんとはブラックマーケットでの縁が、アズサちゃんとはアリウス自治区での面識が。
......そして、ハナコさんとは個人的な関わりがありまして。
これさぁ......
「他の3人はともかく、コハルちゃん目線だと......」
"??何か問題があるの??"
「やっぱこの人ア↑ホ↓やろ......(いえ、特には)」
"e?"
「おっと失敬、本音と建前が逆でした」
"は?は?は?は?"
「......チッ、本当の事言って何が悪いんだ!!」
"ここで逆ギレする!?"
この先生は頭が悪い!!
なのになんで戦術指揮はあんなに卓越してんだろうな......いやほんと。
......あの時の私に、その才能の十分の一でもあれば。
なんて、私らしくもない考えが浮かぶ程度には優れた才能なんですけどね。
◇
「ヒフミちゃんおひさ~」
「チ、チトセさん......本当に出所したんですね......」
"......チトセ、怒らないからヒフミにこれまで何したのか教えて?"
「いや何も(すっとぼけ)」
いやー懐かしいですね。
成り行きでブラックマーケットに詳しいヒフミちゃんを捕まえて(※誓って私はやっていません)銀行にカチコミかけた日。
あそこまでエキサイティングでスリリングな日を忘れることは一生ないでしょう。
一応はマーケットガードを警戒して隠密行動をとる程度の常識()を有したヒフミさんの目の前で戦闘おっぱじめたホシノさん。
そして仕方なく援護する私、荒事なのでアビドスで留守番してたけど肝心な時に昼寝して電話に出なかったユメ先輩。
そんで、なんとか一矢報いようと立ち上がったロボに淡々と数発ぶち込むヒフミちゃん。彼女そういうとこあるよね。
「補習授業部に関してはナギサさんからある程度聞いたよ、部長になったんだってね」
「あうぅ~......」
"ヒフミが部長なら安心だね"
この世界線だとアビドスにトリニティは手を貸していません。
過去に一度、宣戦布告寸前まで学園間関係が緊張していた事とは無関係に、そもそもアビドスが必要としていたのがシャーレの先生一人であり戦力的には十分どころか過多。
そこの貸しが無いのでヒフミちゃんを説き伏せるのは難しいというか、ブラックマーケットに出入りして銀行強盗に加担していたのも一年ほど前の事なのでギリ回避できるかと思っていたんですかね......
(......ま、普通に調べたら見つかりますよね。特に私との関係は)
七囚人入りがほぼ確定した状態で交友関係とか色々清算して痕跡とかもしっかり消しておくべきだったんすけどね......
恥ずかしくも中途半端な覚悟なもんで、色々と決めあぐねている最中に捕まっちゃったんすよ。
そういえば私の自宅が消滅してた件、あれ黒服さんの仕業らしいっす。
外に流れると困る情報とか諸々処理せずに放置されててガサ入れ数時間前だったから仕方なく巡航ミサイルで消したとのこと。
......いや言えよ!!なーにが「忘れていました笑」だよ!!
まあいいでしょう。
とりあえず今やるべきは───
「とりあえず残りの3人を迎えに行きますか。そんなに悠長に構えていられる状態じゃないですからねあんたら」
「うっ、まさかチトセさんに正論で説教される日が来るなんて......」
「どういう意味かなー?」
◇
「......何?」
「あ、あう......そ、その......」
「......」
「あうぅ......」
人見知り状態のコハルちゃんってかわいいですよね。家に持ち帰りたくなるタイプ。
とはいえ、まだ補習授業部に入る事を知らされていないコハルちゃんの目の前に元七囚人のあてくしが姿を現すとびっくりさせてしまうかもしれないので待機です。
ちな会話は盗聴器で聞いています。アロナちゃんは気付いてるけど害はないから黙認してくれている感じですかね。
とはいえ保護観察下から逃げてるって対外的に認識されるとマズいので近くのベンチで大人しく座って待ってます。
ウホッ、いい凶悪指名手配犯(元)......
「あれっ、チトセじゃん」
「あっキャスパリーg」
「一旦黙ろっか?」
一般通過キャスパリーグにエンカしてしまいました。
一応交友があるんですが、先生の保護観察処分下にある事は大してニュースにもなっていない筈なのに特に驚いていない様子。
もしかしてSNSとかだとトレンド入りしたりしてたのかな。後でエゴサしてみよ。
「チトセが居るってことは、先生も
「そそ。てかやっぱり私の処遇について知ってたんですね、そんな話題になってたりしました?」
「ハァ......」
そういえばあんたはそういう奴だったね、と溜息を吐かれてしまいました。なにゆえ?
まあいいでしょう、久しぶりの再会ですが互いに忙しい身、おそらく彼女はこの後放課後スイーツ部の面々と合流するでしょうし長々と引き留めるのもアレです。
そもそも先生が戻ってくるまでそんなに時間かからないでしょ。
「この後警戒心高めの可愛い子と顔合わせるんだけど、手土産にちょうどいいスイーツとかあります?」
「......もしかしてからかってる?」
「いやキャスパゲフンゲフン初対面のカズサちゃんもバリバリ警戒心MAXで可愛いかったけどね。しかも今回会うのは正実の子なんだよ......」
「まーた誑し込むつもりなんだ」
「人聞き悪すぎません?」
そんな事した覚えないんですけど。先生じゃあるまいし。
先生じゃあるまいし(大事な事なので二度言いました)
「......向かって正面の通り、三軒目に新しく開いたお店のカップケーキが美味しかったかな。
持っていくなら丁度いいと思うけど」
「おっ有用情報、助かるねぇ......」
「あと、さ」
「ぬ?」
ずいっ、と体を近付けて至近距離で凄まれる。
あーなんかお時間頂かれちゃいそうだ()
「......あんたのこと、ずっと気にかけてた奴だって居たと思うんだけど。どうせ誰にも連絡とかしてないんでしょ」
「あーいや色々と忙しくてですね......」
「......」
「ハイ、スミマセン......」
まあ脱獄してから連絡も取らずに各所で好き放題してたってバレたからホシノさんもあそこまでブチギレてたわけで、さっさとアビドスに出頭して顔合わせて謝っとけば大変なことにならずに済んだ節はあるかもですね。
しかし、まさかカズサちゃんに指摘されてしまうとは。
「もしかして、そうやって私を気にかけてくれていた友人って今もすぐ近くに居たりします?」
「さあ、どうだろうね?」
......出会った回数はたった、十数回くらい。
銃口を向け合って、肩を並べて、隣に腰掛けて───
たったそれだけでも、彼女は私をそれなりに大切な友人として見てくれていたと。
それはなんだか......いえ、言い方が悪いというか捻くれているのは重々承知の上ですが───
───やはり、申し訳ないというのが先に来てしまいますね。
「じゃ、また今度こっちから誘いますんで!!」
「あ!!逃げるなぁ!!」
チトセのサジェスト
西水チトセ カス
西水チトセ 罪状
西水チトセ 前科
西水チトセ 先生 関係
西水チトセ 強さ
次に書くかもしれないもの
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アビドス編
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アビドス(過去)編
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エデン条約編の後