アイエエエ!?センセイ!?センセイナンデ!?   作:湊咍人

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更新めっちゃ遅れて申し訳ナス......

ケイ実装ということでね、もう完全に放置というか正直忘れていたエピローグを投下します


エピローグ

「という訳で乾杯!!」

「「「「「「「"かんぱ~い!!"」」」」」」」

 

 私が腕によりをかけて作った料理もすっかり姿を消し、突発アビドス女子会も最高潮。

 参加者はアビドスの皆さんと私、そして早速酒を浴びているバカタレ教師の八名でお送りいたします。

 

"───で、二人はどんなふうに出会ったのさ!"

「ちょっと急用を思い出したんで帰りますね。ここにお金置いときますんで、あでゅ~」

「ん、今夜は帰したくない」

 

 銀行強盗したのか、俺以外の奴と───

 

「私も気になりますね~」

「前世......みたいなものでしたっけ?にわかには信じがたいですが、ホシノ先輩の無茶苦茶具合を見ると妙に納得してしまいますね」

「うへぇ......アヤネちゃんは今日も手厳しいなぁ」

「私にも若干当たり強くないですか?なんかしましたっけ?」

 

 お二人が長期に渡って散らかしたアビドスの倉庫と積み上げた請求書の山を一つずつ丁寧に処理しただけですが?と圧の強い笑顔。

 いやいやホシノさんあんた......()

 

「つっても出会いねぇ......」

「ねぇ......」

 

 原作みてえに砂漠で遭難一歩手前なんてことには当然なりませんでしたが。

 

「......初見なのにあまり警戒していませんでしたよね?」

「まあね、正直に言うと舐めてたよ」

「これだから最強は......」

「「「「???」」」」

 

 アビドスに向かったのはシャーレの先生の名が広く知れ渡る前のこと。

 "よくわからない大人が生徒の味方として問題を解決している"という前提情報しかない状態だと間違いなくホシノさんは警戒するはずなのに、比較的警戒は緩かったように感じました。

 

 当時は「まあそういうこともある」と深く考えずにいましたが......

 

「悪い人じゃなさそう、って思ったのも半分あるからね?」

「それはそれとして"騙されていても即座に対処できる"って思ったんでしょ。ほんとに根っこの部分はいつも変わらないんだから」

「うわぁ......」

 

 対処ってのはまあもちろん......ね?

 ほら、アビドスって誰も来ない砂漠の片隅の廃墟とかたくさんありますし()

 

「逆に()はどう思ったのさ。あの日もいつも通りお昼寝してた気がするけど」

「こっちは予めある程度の下調べはしていましたからね、特に意外ということもありませんよ」

「ふーん......」

「何ですかその意味ありげな"ふーん"は」

「べつに~」

 

 というか冷静になって考えてみるとこの状況、女子会に紛れ込んだ成人男性(自認)では?

 うおきっつ......

 

「───じゃあさ、なんで真っ先にアビドスに来てくれたの?」

「......普通それ面と向かって聞きます?」

「だってこういう場じゃないとはぐらかすでしょ」

「それはまあ当然その通りなんですが......本当に言わなきゃダメ?」

「上目遣いでお願いしてもダメ」

 

 なにあざとい真似してんのさ、と呆れられてしまいあえなく撃沈。

 ふと横を見れば興味津々といった様子の皆さん。当然ながら逃げられそうもなく......

 

「別に、深い意味はありませんよ。先に行ってしまったことは当然心残りではありましたけど、その......」

「......うん」

「───なんというか、()()()()()()んです。どうしてあの日まで傍にいてくれたのか───だなんて言っても二年弱も相棒として一緒に過ごしていればお互い色々と変わりますけどね!!

 いやー恥ずかしっ!!顔真っ赤になってません今!?」

「耳まで真っ赤になってるよ」

"お熱いねぇ!!"

「うるせぇ!!」

 

 ビールぐびー!!(精神的には成人しておりそもそも身体が生物ですらないため飲酒は許可されました)

 

 いや違くて!!成人だのなんだの言ってもアビドス編入時はまだ精神的には十八歳で!!三人だけの学園生活っすよ!?そりゃ元先生としての線引きとかもずっと頭にありましたし勘違いはしないように努めてはいましたけども!!

 ......毎日のように戦闘訓練とバイトと勉強と賞金首狩りして───自由に動かせる体でバカみたいな学生生活を思う存分謳歌していれば。

 

......俺だってガキなんだよ───多少流されたって仕方ないだろ

「───そうだね。()も似たようなものかな

 

 グラスに残った琥珀色の液体を一気に呷り───あれ!?ホシノさんメロンソーダ飲んでませんでした!?

 

おじさんも同じようなものだよ......

「それ私のゴッドファーザーじゃないですか!?イッキは本当にまずいですよ!!」

......ありがとうって言葉一つ、まともに受け取れない君が......気になったんだ。

 ───全て捧げて力を貸してくれた君の、力になりたかったんだ

「ホシノさん......」

だから......もう一人で遠くに行かないで───一人は、寂しいよ

「......」

 

 後輩ちゃんたちからの圧に負け───いや取り繕うのはもうよそう。そもそも誰に言い訳しているんだって話だ。

 ただ、そうしたいからそうするだけ。

 

 机に突っ伏すように眠りに落ちてしまったホシノの体を起こし、そっと横たえる。

 

 俺の顔を真下から照らすヘイローが消えるまで、迷い込んだ野良猫を宥めるように───あるいは泣き疲れた赤子をあやすように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうさぁ!!!付き合っちゃいなよ!!!」

"ほんとそれな"

 

 

 

 




これで本当の本当に本編は完結ということでね......大変長らくお待たせいたしました!!
いやさすがに遅すぎて草も生えませんて()

あとアンケで今後どれ書く?みたいな話あったんですけど一番票数多いのがエデン条約編の後で......ほんまにええんですか!?
↓特大ネタバレを含みます!!
このまま続く場合チトセはホシノが卒業するより早いタイミングで確実に死亡しますよ!!

次に書くかもしれないもの

  • アビドス編
  • アビドス(過去)編
  • エデン条約編の後
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