サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
「という事で、そっちは頼んだぞ、高杉」
「いや、軽く流しているけど、あれ何!!」
そう、俺が高杉に、謎の石像の相手を任せて、ロキの方に向き合おうとした時、兵藤先輩が凄い勢いで突っ込んできた。
「何って言われても、機神アラバハキだが」
「いや、それだけで普通は分からないのだけど」
リアス先輩が、そうジト目で言われてしまう。
「まぁ、開発経緯に関してだけど、まぁ、高杉と出会った頃に造り出そうとした代物ですよ。その後、変なのが復活したから、対抗する為に滅がこっそりと開発していた量産型破壊兵器ギーガを改造して造り上げたのが、あのアラバハキだがな」
「……何か物騒なワードが聞こえたけど、とりあえず、滅さんが関わっていたら、なんか何でもありなような気がする」
「本当に、あの人は人間なのかしら?」
そのような会話が行われているが、今は、ロキの方を最優先にしなければならない。
「やはり、面倒な奴だな」
「久し振りだな、ロキさん」
「あぁ、本当に、貴様のせいで面倒になったからな」
そう、俺の方に目を向ける。
それと共にオーディンの爺さんが、そのままロキの方に目を向ける。
「せっかく、トールの奴を置いてきたのだが、無駄になってしまったようじゃな」
「良くも悪くも付き合いが長いのだ。お互いの考えることはよく理解しているつもりだ。あの目を掻い潜るのはかなり苦労はしたがな」
「ワシが他の神々と接触するのが気に入らんか?」
「全く気に入らないな! 我々が積み重ねてきたものに今更異なるものを交えようとする考え方は!」
「ワシよりも古臭い考え方をしおって。まあ、そんなことを面と向かって言って来るのはお前ぐらいかの」
「心の内では文句があろうと言葉にもしなければ行動にも移さない日和見共など一緒にしないでもらいたい! 何よりも、それを選んだ理由が、そこにいる人間だからな」
そう、俺の方に目を向ける。
「太郎、一体何をしたの?」
それを言われて、俺は頬をかく。
「まぁ、これもまたきっかけはデルトラのベルトなんだですけどね」
「あぁ、そうだ、デルトラのベルト。忌々しい事に、その力は確かに強力だった。真の力を発揮する条件もまた、気に入らなかった!」
「儂としては、その条件が面白く感じた。何よりも、時代を変える為のきっかけを知れたからの」
そう、デルトラのベルトの真の力についてを話し合う。
ある意味、このデルトラのベルトは、俺が目指す王の理想の一つだ。
「だからこそ、徹底的にオーディンだけではなく、太郎。お前を殺す為にも、あえて手を組んだのだ」
それと共に、周囲を見る。
「なっ、なんだっこれ」
「っ」
見ると、オーディンの爺さん以外の面々が、その場で倒れていた。
「息が」
「あれぇ、仕掛けていたのに、なんで君は平気なんだろうか?」
見ると、先程のロボットの上には、奇抜な着物を着ている男が一人いた。
黄色い扇を持っており、奇抜な着物を身に纏っている男がいた。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王