サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
ドンゼンカイオーとクリスが並び立つ。
それは、これまでの常識を打ち砕くには十分過ぎた。
「さぁ、一気に決めるぞ、クリス!」「あぁ、もぅこうなったら!!」
太郎の言葉にクリスもまた覚悟を決めたようだった。
それが、これから何を行うのか。
既に、この場にいる全員が予想は出来なかった。
それと同時だった。
クリスの、その手に持つ青い宝石の剣が光輝く。
それは、ドンゼンカイオーの持つ剣に共鳴するように。
「行くぜ、ドンゼンカイオー!キラメイジン!」「えっキラメイジンって、私!?」
太郎の言葉に対して、思わず返答しながらも、すぐに剣を構える。
互いに円を描くように。
そうして、描かれた円から放たれたのは、デルトラのベルトに埋め込まれた7つの宝石。
その宝石を思わせる輝きであった。
そして。
「「「ドン!キラメイダイナミック!!」」」
その叫びと共に、二人の言葉を合わせるように放った斬撃。
その一撃によって、眼前に並び立っていた無数の巨人族達を穴の向こうへと吹き飛ばした。
「よし、勝てたぜ!」「勝てたけど、これ、どうやって元に戻るの!!」
そうして、戦いが終わった後、クリスは思わず太郎に聞き返す。
それに対して、太郎は。
「大丈夫だろ、だって、ほら」
「えっ?」
太郎がそう言うと共に、クリスの身体に纏っていた宝石の鎧。
それらの光が、そのまま太郎のデルトラのベルトへと戻っていく。
そして、クリスの身体は、元の大きさへと戻る。
「もっ戻ったぁ良かったぁ」「だから言っただろ、元に戻るって」
そうしていると、ドンゼンカイオーの中へと、クリスが入っていく。
それに対して、全員が首を傾げるが。
「てめぇは、そういう所!出会った頃から、どうして治らないだよぉ」
「えぇ、そうかなぁ」
「あの時は、本当にもぅ」
そうして、クリスの、普段は見られないような言動に対して、全員がぽかんとしていた。
「・・・あの、雪音さんが、あそこまで声を出すなんて」
「一体」
そんな様子と共に、ロキとの戦いの終わりとは思えないような光景だった。
その最中だった。
それを見ていた人物が、少し遠くから、それを見つめていた。
「いやぁ、それにしても、あなたから聞いていたとはいえ、面白い人物じゃないか、彼女は」
童磨は隣にいる人物に話しかける。
彼らは、ロキが既に敗北すると理解すると共にその場を去っていた。
だが、戦いを最後まで見ていた。
しかし、童磨だけではなく一人の女性がいた。
「そう言えば、あなたは彼らとは確か過去にって」
すると、その人物は童磨に向けて、その手に持つ武器を突きつける。
「それ以上は斬り裂くわよ。それに、私はあなたと仲間になったつもりはないわよ」
「おっと、これは失礼失礼」
童磨は、そう呟きながら、そのまま目を離す。
次回の王は
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妖怪王
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怪獣王
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幻想王