サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
「いや、折ったのは悪い事をしたと思う。だが、これは悪意があって行った訳ではない」
俺はすぐにクリスの叔母さんだと名乗る人物を説得しようとする。
だが、まるで聞く耳を持たない様子で、その手に持つ槍を構えていた。
対して、滅は既に前に出て、その手には日本刀で受け止めていた。
「……」
「あら、まずはあなたからかしら?」
滅は、彼女を睨み付けていた。
同時に、周囲を見渡すと共に。
「太郎、すぐにこの場から離れろ」
「滅、だが」
「どうやら、これは考えている以上に厄介な1件だ」ポイズン!
その言葉の意味に関して、一瞬だけ考える。
だが、同時にザイアスペックから流れる情報に、俺は目を向ける。
そこに映し出された情報は、周囲を囲んでいる存在がいる事。
同時に、その種族に驚きを隠せなかった。
「悪魔だって」「えっ」
俺の言葉に、雪音は反応する。
それは、絶花も同じだった。
絶花もまた、すぐにザイアスペックから来てる情報を見て、驚きを隠せなかった。
「道は、俺が開く、変身」フォースライズ! スティングスコーピオン! Break down.
鳴り響いた音声と共に、滅の姿は仮面ライダーへと変わる。
それに合わせるように、瞬時に、その手にあるアタッシュアローに、既にプログライズキーを装填する。
そのまま、アタッシュアローを、そのまま天へと向ける。
『"Progrise key confirmed. Ready to utilize."』
それと共に放たれた紫色の矢。
それは、一本だけだった。
だが、空に放たれた瞬間、分散されると同時に、周囲に矢の雨が降り注ぐ。
「こっちに!」「えっ?!」
事情が分からないクリスの手を引き、俺達はすぐに走る。
既に滅がある程度のルートを指示してくれた為、俺はザイアスペックを持っていないクリスの案内を。
絶花は、先人に立って、道中の敵を相手を。
「あら、逃がすとでも」
それと共に、カーリーは、その手に持つ槍を、俺達に向けて放とうとした。
だが、その前に。
「逃がさせて貰うんだ」
滅が、アタッシュアローで、その槍を受け止めていた。
その際に、俺の耳元には、その二人の会話が聞こえる。
『邪魔をするなんて、酷い事をするのね』
『そうか、だが、そんなお前に聞きたい事がある』
『なにかしら?』
『なぜ、悪魔であるお前が、この地にいる』
「っ」
その一言を聞くと、俺は驚きを隠せなかった。
それは、雪音もまた悪魔である可能性がある。
「どうやら、イギリスでは早々に面倒な事に巻き込まれてしまったな」
その言葉と共に、俺達はその場から退避する事にした。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王