サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
京都での対策会議が行われた。
未だに、その姿を見せない英雄派と陰陽師達。
彼らのその姿を、未だに見つける事は出来なかった。
「まぁ、普通ならば見つける事は難しいかもしれないけどな」
そうしながら、俺達は空を見上げた。
既に誘拐されてから数日。
この日、空は快晴。
その気温は、これまでと比べてもかなり高い。
まるで真夏のような熱さである。
温暖化による影響だと、世間では騒がしかった。
だが。
「まさか、朱雀の力をこのような使い方をするとは、誰も思いませんよ」
そうしながら、朱雀さんは呟いた。
それは、たった一時間だが、精霊である朱雀の力を借り、京都の気温を一時的に上げた。
その理由は、簡単である。
「それで、どうだ」
「やはり考えていた通りです。一部だけですが、湿度が高いです、それも異常に」
「場所は」
「二条城ですっ」
その言葉と共に、既に滅から渡された機械により、絶霧によって作り出された場所を発見する。
目的となる場所も既に分かった以上は簡単だ。
「それじゃ、やるとするか。という事で、捕まっていろよソラ!友奈!」
「はいっ、勿論!」「まさか、こんな風に戦うとは、思わなかったけどね」
そうして、既に炎蹄に、俺達は乗り込んでいた。
その作戦は、まさしく単純明快。
「まずは俺達が突っ込んで、活路を作り出す!」
「というよりも、本当に良いのかよ」
「どちらにしても、俺が元々相手する奴を先に見つけ出さないと、こちらが不利になるからな。だから、先輩達は俺達が突っ込んで、数分したら来てくれ、それじゃ!」
それと共に、俺は既にドンブラスターを取り出した。
それに合わせるように、二人にもまたドンブラスターが眼前に現れる。
「「「アバターチェンジ!」」」
鳴り響く音声。
それに合わせて、俺達の姿は変わる。
俺は変わらず、ドンモモタロウ。
そして、ソラは、その色に合わせてなのか、サルブラザーに。
友奈は、元々、その鬼という特性に合わせてか、オニシスターへと。
「・・・なんというか、かなり不服です」
「とりあえず、行くぞ!!」
ソラのその言葉を聞く前に、真っ直ぐと絶霧がある場所へと向かっていく。
「さぁ!祭りだ祭りだぁ!!!」
そのまま、俺達は真っ直ぐと走り出す。
絶霧の発生地点に向かって行く。
「けど、どうするんですか?確かに絶霧の場所は分かりましたが、そこから侵入する方法なんて」
「これを使うんだ、行くぜ、アバターチェンジ!」『ハリケンジャー!』
それに合わせるように、俺達はハリケンジャーという、また異なる忍者の姿へと変わる。
それは、ソラと友奈の二人も合わせて。
「とりあえず、俺の声に合わせろ」
「合わせろって」「分かった!」
その言葉と共に、俺は自然と出た言葉を叫ぶ。
「「「超忍法・開けゴマ!」」」
その一言を叫ぶと同時に、眼前にある絶霧に穴が開く。
それと同時に、俺達は、真っ直ぐと霧の中へと入っていく。
「なっ、なんだ!」
「おぉ、本当に入れましたよ!」
「あぁ、だからとりあえずは、先に片付ける!」
同時に、こちらが入って来た事に予想外だった連中が見える。
そして、その中で、既にザイアスペックによって、この絶霧を生み出している持ち主も見つけ出す事が出来た。
だからこそ。
「「「超忍法・影の舞」」」
そのまま奇襲する形で、その神器の持ち主を囲むように特殊な障子が現れる。
「なっこれは、動けなっ」
「これまでお前が自由に動かしたんだ、今度はこっちの番だ」
それと同時に、俺達は、その神器の持ち主に向かって、次々と斬り裂いていく。
身動きが取れない相手に対して、こんな事を行うのは卑怯かもしれないが、それでも相手が相手なので、決して手を緩めない。
そうして、その神器の持ち主を気絶させる事に成功する。
「おっお前達は一体なんだ!」
すると、陰陽師の連中の一人が叫んだ。
「とっくにご存知だろ、噂の最強の王のドンモモタロウ!」
「最強のヒーローの、サルブラザー!」
「最強の勇者の、オニシスター!」
そう、俺達は、そのまま名乗りをあげた。
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王