サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
鳴り響いた音声と共に、俺の身体は変わっていく。
周囲に舞い上がるのは、赤いパーツ。
それらのパーツは、まさしくロボット。
そんな、ロボットのパーツが、身体に装着されると共に先程までの疲れが消えていく。
人間ではなく、ロボット。
そう思える鋼鉄の身体へと、変わる。
鋼鉄の身体は、まるで鎧武者を沸騰させ、全ての装着が、完了すると共に、俺の思考は澄んでいく。
『ドン!ロボタロウ~!よっ!世界一!!』
鳴り響いた音声が、まさしく、俺がロボットへと変わった。
それを証明するような音声であった。
「姿が変わったが、それでどうなる!」
玉藻前は、言葉と共に再び襲い掛かる。
周囲に、その手に持つ鎌の脅威が、襲い掛かる。
だが、違うのは、このロボタロウとなった事での影響だろうか。
これまで見る事が出来なかった全方位の視界。
さらには、そこから来る情報からの予測。
それらが、俺の脳に伝わる。
「なるほど、これは、面白い!」
それと共に、俺は玉藻前の鎌による攻撃。
それらを、サングラソードで、1度だけ切り払う。
切り払った事で、玉藻前の分身の一体の攻撃は、反らす事が出来る。
さらには、そこから隣の分身にも当たり、隙間となる。
それを見ながら、俺は背中にあるブースターこれを噴射する。
噴射された炎の勢いを利用し、次郎を連れて、一瞬で離脱。
「ちぃ!逃げれると思うなよ!!」
俺の行動を見てか、玉藻前も同じようにして追いかける。
「なら、こうだ」
ブースターを止めて、俺はサングラソードを構える。
そして、刀身にエネルギーを流し込む。
その行動に、玉藻前は怪しむように見てから、攻撃を仕掛けてくる。
だが、それは予想通り。
何故ならば、攻撃が来る事を知っていたからだ。
玉藻前の分身による攻撃を、俺はサングラソードで切り裂く。
サングラソードにより切られた分身は、「なん……だと!?」と驚きの声を出す。
「悪いが、こちらも疲れているんだ!さっさと決めさせて貰うぞ!!」
それえと同時に、俺はドンブラスターに、次々とアバタロウギアを装填しては、サングラソードに読み込ませる。
『パァリタァイム! カクレンジャー!ハリケンジャー!ニンニンジャー!斬!ザ・斬! 斬!ザ・斬!秘伝奥義!レジェ! ンド! 斬!』
「手裏剣桃石・ニンニン斬!」
その音声が鳴り響くと同時に、俺の身体はそのまま分身を行う。
3人へと分身すると同時に、各々の手には、秘剣カクレマル、携帯忍刀ハヤテ丸、忍者一番刀へと変化している。
それと同時に、各々のブースターを噴射させると同時に、目にも止まらない速さ。
まさしく、分身の如く一撃を、玉藻前を斬る。
「がぁぁ!!」
それにより、残る分身を全て斬り裂く。
同時に、分身していた俺達もまた、元の一人へと戻る。
「ぐっ、貴様ぁぁぁ!!」
そう、玉藻前は、俺に憎しみの目を向ける。
その仮面から、僅かに見えるのは少女の顔。
「あんたのせいでっ、私からあの子がぁぁ!!」「さぁさぁ、そんなに怒りを抱えてはいけませんよ」
そう、玉藻前を、五月が抑える。
「上手く事が運べば、ここで始末したかったのですが、残念ですが、ここで退散させて貰いましょう。無事に、玉藻前の憑依は完了しましたし」
その言葉と共に、奴らは、その場から消えていった。
「・・・あまり、勝った気はしないな」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王