サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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滅の修正

「滅っ」

 

そう、俺が呟いている間に、滅は、その手をこちらに向ける。

 

一瞬、黒い靄が現れたと思った次の瞬間、その手には青い拳銃を生成し、銃口をこちらに向けていた。

 

「ぐっ」

 

そこから放たれた青い弾丸を避けるように横に転がる。

 

瞬時に、懐からドンブラスターを取り出すと共に、そのままアバタロウギアをセットする。

 

「アバターチェンジ!」『ドンモモタロウ よっ!日本一!』

 

鳴り響く音声と共に、俺はすぐにドンモモタロウへと変身する。

 

それに合わせるように、その手にあるドンブラスターを、滅に向ける。

 

「おいっ、滅!どうした!!」

 

叫びながら、問いかける。

 

だが、その返答は。

 

「ターゲット、排除する」

 

その言葉と共に、再び攻撃を仕掛けてくる。

 

それに対して、俺もまた手にあるドンブラスターの引き金を引き、応戦する。

 

「どういうつもりか分からないが、一回殴って、直してやるよ!機械は叩いて直すからな!!」

 

そう言いながら、ドンブラスターを撃ち続ける。

 

しかし、それを全て防ぎきった後、今度は接近してくる。

 

そして、その拳を振るう。

 

「くそっ」

 

咄嵯に腕でガードするも、そのまま吹き飛ばされてしまう。

 

だが、それと同時に、俺は片手に、サングラソードを持ち、そのまま接近する。

 

それを見ていた滅は、もう片方の手に緑色の剣を生成する。その瞬間、俺はサングラソードを振り下ろす。

 

それを見た滅も、緑の剣を薙ぐ。

 

二つの刃がぶつかり合い、激しい衝撃が起きる。

 

「やめろ、滅!!お前はそんな奴じゃないだろ!」

 

叫ぶが、やはり返事はない。

 

ただ淡々と攻撃を繰り返すだけ。

 

それでも、俺は必死に呼びかけた。

 

「滅!目を覚ませ!お前はまだこっち側だろうが!」

 

何度も声をかける。

 

しかし、それに答えず、ひたすら攻撃を続ける。

 

そして、ついに俺の方が力負けし、吹き飛ばされる。

 

「くそ……なんでだよ」

 

なんとか立ち上がり、もう一度説得を試みる。

 

「おい、いい加減にしろよ!滅!!」

 

だが、まるで聞こえていないかのように、ただこちらに向かってくる。

 

「ぐっ、滅っ」

 

滅は、まるで反応しない。

 

滅は、俺の戦闘パターンをラーニングしたのか、動きが全く読めない。

 

「このままじゃ……」

 

このままではジリ貧になる。

 

なんとかしないと……。

 

その時だった。

 

「やらせないっ!」

 

「っ」

 

聞こえた声。

 

それと共に、俺の目の前に現れたのは、見覚えのあるようでまるでない人物。

 

「誰だ?」

 

「・・・俺は、イクス。イクス・グレモリー。未来から来ました」

 

「未来から?」」

 

未だに、何が起きているのか分からず、ただ首を傾げるだけしかなかった。

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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