サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
「グレモリー?お前の事など、聞いた事ないが?」
「それよりも、今は目の前の敵をなんとかしなければ!滅というのは、信じられないですが、ULから送り込まれた刺客で、その」
それと共に、目の前にいるイクスという人物は、そのままどう伝えたら良いのか分からずに、言葉をつまらせた。
それに対して、俺は。
「ふむ、ULというのは、聞き覚えはないが、機械生命体という事か?」
「えっ!」
その返答に、驚きを隠せない様子だった。
すると。
「未知の存在を感知。このまま戦闘を続行は危険な為、一時的な撤退を行う」
「滅!」
そうしていると、滅は、目の前にいるイクスを脅威だと感じたのか、すぐにその場から離れていった。
そう、この状況を、今すぐに打開出来ないと理解すると同時に、俺はそのまま変身を解除する。
「さて、色々と聞きたい事がある、良いか、あと、他にもこっちに来ている奴らもな」
「えっ!」
そうしていると、他にも、こちらに来ていた連中も見られた。
「えっと、その」
「まぁ、良い。ここじゃ、話をするのは面倒な事が起きるだろ」
「分かりました」
それと共に、俺達は、すぐにその場から離れた。
そうして、俺達は、彼らから話を聞く事にした。
「それで、イクス・グレモリーだったか。さっきの話から推測すると、お前ら、兵藤先輩達の子供だな」
「はっはい、そうですが、なぜ」
「簡単な推測だよ、まぁ、ここまでの情報が揃ったら、分かるだろ。それで、お前達の目的、それにあのタイミングから考えて」
そう、俺は未だに混乱する頭を冷静にさせながら、物事を考えていく。
「俺は、あの時、滅に殺されたんだな」
「っ」
そう、俺が聞くと、驚いた様子だった。
「なるほど、あのまま続けたら説得出来ずに、殺されていたという訳か。その事には礼を言う」
「いっいえ、けど、たったそれだけで分かるんですか」
「そうか?結構簡単に見えるが」
「・・・やっぱり、この人を、脅威だと感じていた奴らの考えは間違いじゃなかった。そして、この人が生き残れば、事態は大きく変われる」
「変われるって、言われてもな、まぁ、未来の事をあんまり知ったらヤバいんだろ」
そう言うと、その内の一人が頷く。
「はい、あなたが言っていた滅という個体は、その後、進化していき、大きな被害が出ました。それを防ぐ事が出来る分岐点が、あなたを守る事だと」
「なるほどな、まぁ、とりあえずは、滅をどうにかしないとな」
俺はそう、ため息を吐く。
「あの滅は、俺達がなんとかします!確かに、未来で進化した奴には、勝算はありませんが、今だったら、なんとか出来ます!だから、太郎さんは」
「んっ、何を言っているんだ?誰が倒すって言ったんだ」
そう、イクスが立って、こちらに聞いたが、俺はため息を吐く。
「俺は、滅を助ける。その為に動くんだ」
「なっ、何を馬鹿な事を言っているんですか!あいつは、これから多くの人達を殺していきます!その中にはっ」
それ以上、彼らは、言葉を出す事が出来なかった。
おそらくは、未来で、俺の家臣達は、滅に殺された可能性がある。
滅の中には、これまで俺達の戦闘データが入っている。
先程の戦い方を見ても、各々に対抗した戦い方も出来る。
それを考えれば、難しくないだろう。
「だからっ」
「説得しても無駄だって、言うのか?それは、今の俺に対しても無駄だ」
そう、俺はドンブラスターを肩に置く。
「説得が無駄だとしても、方法を考える。何よりもな、自分のハンドルを他人に任せるつもりはないからな」
「・・・あなたは、未来にとって、大切な人です!だから、なんとしてでも」
「だったら、力尽くで止めてみな、アバターチェンジ」
それと共に、俺はドンモモタロウへと変身する。
「イクス君」
「あぁ、なんとか無力化する!」
そう、各々が構えてきた。
「そうか、だったらかかってこい!」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王