サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

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王の実力

「・・・正直に言えば、ここまでの戦いで、あなたの強さは十分に分かります。

 

それでも、未だにあなたの事が、あいつを止められるとは、まだ思いません。

 

だからこそ」

 

それと共にイクスは、その手に持つ剣を、こちらに構えていた。

 

対して俺もまた、その手にあるオージャカリバーを構える。

 

「そうか、ならば、存分に見ると良い!!」

 

それが合図となった。

 

イクスは、その身に纏った赤い龍の鎧と共に、真っ直ぐとこちらに迫る。

 

その力は、確かにこれまで戦ってきた誰よりも凄まじい。

 

だが、俺は、それを正面からオージャカリバーで受け止める。

 

「っ!」「その程度の力か!」

 

それを、俺はオージャカリバーを力任せで振り上げて、イクスの斬撃をはね除けた。

 

それを見ていたイクスも、またすぐに反撃を行った。

 

これまで、俺に見せていなかった攻撃。

 

魔法や目に見えないスピード。

 

それらで、こちらを攻撃してくる。

 

だが。

 

「王鎧武装・凌牙一閃!」

 

俺の叫びと共に、オージャカリバーと、そしてサングラソード。

 

二つの剣と共に、赤いオーラが、俺を纏う。

 

そのオーラの形と、両手に剣を持った事により、それらはクワガタ虫を思わせるだろう。

 

「はあぁぁぁぁ!!!」

 

そして、イクスから迫る攻撃。

 

それらを、全て、見定め、そして、二つの剣で全て切り伏せていく。

 

それは、まるで舞うように。

 

しかして、全ての攻撃を斬り裂く一撃は、まさに無双の如く。

 

その様に、イクスも驚愕した表情を浮かべるが。

 

「けれどっこれで!!」

 

そう、奥の手を使おうとしていただろう。

 

だが。

 

「あぁ、分かっているよ、だから見えている!」

 

そう、俺はオージャカリバーを既に投げていた。

 

投げられたオージャカリバーは、そのまま回転しながら、イクスに迫る。

 

イクスは、すぐに、オージャカリバーの攻撃を避ける。

 

しかし。

 

『パァリタァイム! キングオージャー!斬!ザ・斬! 斬!ザ・斬!秘伝奥義!レジェ! ンド! 斬!』

 

そのまま、俺もまた、ゆっくりと構える。

 

「王様血桃・キングオー斬」

 

それは、必殺の一撃だった。

 

そのまま走り出すと共に、イクスに向かう。

 

イクスもまた、その攻撃を受け止めようとした。

 

「っ」

 

それと共に、後ろから迫るオージャカリバー。

 

サングラソードとオージャカリバーが、まるでクワガタ虫の鋏が如くに襲い掛かる。

 

その攻撃に対して、イクスはその身を守るべく、その身を庇おうとする。

 

だが。

 

「ぐっ」「これで、良いだろう」

 

それと共に、俺は、そのままサングラソードで、オージャカリバーを相殺させながら、その場を立った。

 

同時に、イクスの方を見る。

 

「これで、認めたか?」

 

そう、問いかけた。

 

「・・・確かに強いです。けれど、滅を説得するのは」

 

「・・・確かに滅を説得するのは難しいな。けどな、なんとかする方法だったら、既に思いついているぜ」

 

「えっ」

 

そう、ある意味、無茶苦茶な方法ではあるのは承知だがな。

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
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