サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
「無駄な事を、既にお前達の行動はラーニング済だ」
そうしながら、滅を支配しようとしていた存在、アークゼロは呟きながらも、その手には既に剣を作りだしていた。
それは、俺がジェット噴射を行いながら、接近してきた事によって、サングラソードで対抗しようと考えての行動だろう。
だが。
「そんな細い剣で、対抗出来ると思っているのか!」
「何をっ」
そう、アークゼロは疑問に思っているだろうが、俺が急速に接近すると共に、手に持った武器を振るう。
振るった事によって、アークゼロは、その武器の存在を初めて認知し、驚きを隠せなかった。
「金棒だとっ」
それと共に、金棒を正面から受け止める結果となり、アークゼロは、そのまま後ろに下がる。
金棒による一撃によって、アークゼロの腹部は無防備となった。
そして。
「はぁ!」
俺の後ろからついてきたオニシスターへと変身していた絶花が、その手に持つサングラソードを手に持っていた。
無防備となっているアークゼロの胴体に、その刃が入る。
アークゼロもまた、それを瞬時に理解して、攻撃を遮ろうとした。
だが。
「にゃははは!いやぁ、猫の姿はなかなかに面白いけど、犬ってのは新鮮だにゃぁ!」「空中戦は、まぁ何度もやっていましたが、ピーキー過ぎますよ」
「っ」
それを、黒歌とロスヴァイセ。
二人の魔法による攻撃を、次々とアークゼロに放っていく。
機動力を優先となった姿と共に、機械である事も相まって、その思考は、普段よりも早く、様々な魔法を発動していく。
それによって、アークゼロは、思う通りに動けなかった。
「何がどうなっている」
「確かに、各々を一人ずつ相手をした場合、俺達に勝ち目はない」
「っ」
そう、アークゼロに向けて、滅は既に迫っていた。
サルブラザーロボタロウの特徴的な腕。
それが、より強力になっている。
その腕からの攻撃が迫る。
そう考えていたが。
「はぁ!」「っ」
だが、その腕による攻撃は来なかった。
足下を、腕を振るった事によって、そのままアークゼロを宙を浮いた。
そのまま、滅は蹴りを入れる。
「だが、お前は知らないだろう、我々が揃って戦った時。それこそが真の力を発揮すると」
「ぐっ」
そう、アークゼロは、その身体に電気が迸っている。
それと共に、俺の手には、サングラソードが戻り、そのまま構える。
「お供達!必殺奥義だ!」『パァーリィータァーイム!ドンロボタロウ~!』
俺は、そのままドンブラスターに、サングラソードを読み込ませて、構える。
「前人未桃…」『アーバタロ斬♪アバタロ斬♪アーバタロ斬♪アバタロ斬♪』
俺、黒歌、ロスヴァイセが敵に向かって突撃し、滅が地面を殴り付けて、絶花がその反動で空高く舞い上がる。
それと同時だった。
「トゲトゲ花火!」
その身体から、幾つものトゲが飛び立ち、そのまま、真っ直ぐと、アークゼロに向かって行く。
そんなトゲを、黒歌とロスヴァイセ。
二人が、魔方陣を作り、潜り抜けさせる。
そうする事によって、様々な属性を纏ったトゲが、真っ直ぐとアークゼロに当たっていく。
「打ち上げロボタロウ!」『必殺奥義!ロボ·タロ·斬!!』
それと共に、アークゼロを、俺は斬り裂く。
それに合わせるように、トゲが、次々と爆発していく。
そして。
「「「「ドン!ドン!ドンブラザーズ!!」」」」
その叫び。
それが合図となって、アークゼロは、爆散していく。
「ぐっ、だがっ、この程度は」
「あぁ、ある意味、お前を消し去るのは難しいだろう。だが」
そう、滅は、その手をアークゼロに向ける。
すると、腕は巨大化する。
「反対に言えば、貴様の力をこちらで利用する事も可能という事」
「なっ、貴様っ、神に逆らうのかっ」
「俺は、既に自分が仕える王は決めている。何よりも、お前のような神を、俺は認めない」
そう、アークゼロは、これまで見た事のないドライバーへと、造り変えた。
「おぉ、これは一体?」
「ちょっとした意趣返しだ。何よりも、こちらを支配しようとしたんだ。支配され返しても文句は言わせない」
「そうか、けど、滅、分かっているな」
「あぁ、勿論だ、本番は」
そう、俺達の意識は、再び現実に。
「なっ、一体化しただと!」
そう、眼前には、アークワンが立っていた。
そのアークワンに向けて、俺達は。
「ここからだ!」
その手にある剣で、斬り払う。
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王