サムライガールの幼馴染みは王様を目指す   作:ボルメテウスさん

163 / 711
一人では不可能

「無駄な事を、既にお前達の行動はラーニング済だ」

 

そうしながら、滅を支配しようとしていた存在、アークゼロは呟きながらも、その手には既に剣を作りだしていた。

それは、俺がジェット噴射を行いながら、接近してきた事によって、サングラソードで対抗しようと考えての行動だろう。

だが。

 

「そんな細い剣で、対抗出来ると思っているのか!」

「何をっ」

 

そう、アークゼロは疑問に思っているだろうが、俺が急速に接近すると共に、手に持った武器を振るう。

振るった事によって、アークゼロは、その武器の存在を初めて認知し、驚きを隠せなかった。

 

「金棒だとっ」

 

それと共に、金棒を正面から受け止める結果となり、アークゼロは、そのまま後ろに下がる。

金棒による一撃によって、アークゼロの腹部は無防備となった。

そして。

 

「はぁ!」

 

俺の後ろからついてきたオニシスターへと変身していた絶花が、その手に持つサングラソードを手に持っていた。

無防備となっているアークゼロの胴体に、その刃が入る。

アークゼロもまた、それを瞬時に理解して、攻撃を遮ろうとした。

だが。

 

「にゃははは!いやぁ、猫の姿はなかなかに面白いけど、犬ってのは新鮮だにゃぁ!」「空中戦は、まぁ何度もやっていましたが、ピーキー過ぎますよ」

「っ」

 

それを、黒歌とロスヴァイセ。

二人の魔法による攻撃を、次々とアークゼロに放っていく。

機動力を優先となった姿と共に、機械である事も相まって、その思考は、普段よりも早く、様々な魔法を発動していく。

それによって、アークゼロは、思う通りに動けなかった。

 

「何がどうなっている」

「確かに、各々を一人ずつ相手をした場合、俺達に勝ち目はない」

「っ」

 

そう、アークゼロに向けて、滅は既に迫っていた。

サルブラザーロボタロウの特徴的な腕。

それが、より強力になっている。

その腕からの攻撃が迫る。

そう考えていたが。

 

「はぁ!」「っ」

 

だが、その腕による攻撃は来なかった。

足下を、腕を振るった事によって、そのままアークゼロを宙を浮いた。

そのまま、滅は蹴りを入れる。

 

「だが、お前は知らないだろう、我々が揃って戦った時。それこそが真の力を発揮すると」

「ぐっ」

 

そう、アークゼロは、その身体に電気が迸っている。

それと共に、俺の手には、サングラソードが戻り、そのまま構える。

 

「お供達!必殺奥義だ!」『パァーリィータァーイム!ドンロボタロウ~!』

 

俺は、そのままドンブラスターに、サングラソードを読み込ませて、構える。

 

「前人未桃…」『アーバタロ斬♪アバタロ斬♪アーバタロ斬♪アバタロ斬♪』

 

俺、黒歌、ロスヴァイセが敵に向かって突撃し、滅が地面を殴り付けて、絶花がその反動で空高く舞い上がる。

それと同時だった。

 

「トゲトゲ花火!」

 

その身体から、幾つものトゲが飛び立ち、そのまま、真っ直ぐと、アークゼロに向かって行く。

そんなトゲを、黒歌とロスヴァイセ。

二人が、魔方陣を作り、潜り抜けさせる。

そうする事によって、様々な属性を纏ったトゲが、真っ直ぐとアークゼロに当たっていく。

 

「打ち上げロボタロウ!」『必殺奥義!ロボ·タロ·斬!!』

 

それと共に、アークゼロを、俺は斬り裂く。

それに合わせるように、トゲが、次々と爆発していく。

そして。

 

「「「「ドン!ドン!ドンブラザーズ!!」」」」

 

その叫び。

それが合図となって、アークゼロは、爆散していく。

 

「ぐっ、だがっ、この程度は」

「あぁ、ある意味、お前を消し去るのは難しいだろう。だが」

 

そう、滅は、その手をアークゼロに向ける。

すると、腕は巨大化する。

 

「反対に言えば、貴様の力をこちらで利用する事も可能という事」

「なっ、貴様っ、神に逆らうのかっ」

「俺は、既に自分が仕える王は決めている。何よりも、お前のような神を、俺は認めない」

 

そう、アークゼロは、これまで見た事のないドライバーへと、造り変えた。

 

「おぉ、これは一体?」

「ちょっとした意趣返しだ。何よりも、こちらを支配しようとしたんだ。支配され返しても文句は言わせない」

「そうか、けど、滅、分かっているな」

「あぁ、勿論だ、本番は」

 

そう、俺達の意識は、再び現実に。

 

「なっ、一体化しただと!」

 

そう、眼前には、アークワンが立っていた。

そのアークワンに向けて、俺達は。

 

「ここからだ!」

 

その手にある剣で、斬り払う。

次回の王は

  • 妖怪王
  • 機械王
  • 怪獣王
  • 幻想王
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。