サムライガールの幼馴染みは王様を目指す 作:ボルメテウスさん
未来の滅ことアークワンとの戦いが終わった後、俺達はイクス達と合流した。
「今回の1件、本当に助かった。もしも、君達が来てくれないと、俺達は終わっていたからな」
「それは、まぁ、けど、俺達としても色々と予想外と言うべきか」
そう、俺と会話を行っている間、滅はずっと作業を行っていた。
その作業に対して、イクスは気になっていた様子で見つめていた。
「・・・その、本当に味方に戻ったと判定しても良いんですか?」
「あぁ、それは保証するぜ」
心配そうに、俺はそう返答する。
それと共に、滅はイクス達の方へと向かう。
そして。
「今回の1件、世話になった。お前達のおかげで、俺は大切な仲間を殺さずに済んだ」
「いっいえ、そんな」
「これは、その礼だ」
そう、滅は、先程まで作っていた何かを、イクス達に渡した。
イクスは、それに対して、疑問に思いながらも、それを見た。
「これは、情報?」
「あの戦いの最中、アークゼロ、そして未来から来たアークワンとの戦いの最中で収集したメルヴァゾアに関する情報だ。お前達が未確認とされている敵の情報の多くがあると思われる」
「えっ」
それは、イクス達にとっては驚きだっただろう。
「これは、本当に未確認の羅睺七曜や四将にレガルゼーヴァも」
「・・・まさか、ここまで」
そうして、驚きを隠せない最中で、イクス達も、既に帰還の準備を行っていた。
「今回、本当は太郎さんを救えば一番で。だから、滅さんを倒しても良いと考えていた。けど」
そう、イクスは、滅の方を見る。
「太郎さんの言う通り、滅さんを救う事が出来て、良かったです」
「・・・感謝する」
滅が礼を言う中、イクス達は転移魔法陣を発動させる。
「それでは、私達はこれで」
「あぁ、またな」
そうして、イクス達は未来へと帰還した。
「・・・さてと、これで、本当に終わったのか?」
「はい、もう、大丈夫ですよ」
滅の言葉に対し、イクスは答える。
「それじゃ、未来を頼むぜ」
そう、俺が告げると、イクス達は魔法陣の中に入る。
すると、光り輝き、消えていった。
「・・・さて、それじゃ、せっかくだから、絶花、帰るか」
「・・・あっ、そうだった」
そう、絶花も、また、駒王学園にいよいよ入学する。
その為の、歓迎会。
「・・・なんだか、照れ臭いかな」
「とりあえず、行こうぜ」
そう、俺は絶花を連れて、そのまま向かう。
だが、この時の俺達とはまるで関係ないが、イクス達が未来に戻った際。
「・・・えっと、これって」
「・・・過去を変えたら、未来は変わるとは聞いていたけど」
「ここまでは」
そう、メルヴァゾアと戦っている軍勢。
その最中で、未来まで生きていた太郎がいた。
だが、そこには、黄金の鎧を身に纏った王としての太郎が、メルヴァゾアと戦っていた。
というよりも、圧倒していた。
「お前達に私を倒すのは不可能だ。何故かわかるか? 私は『生まれながらの王』である」
「・・・これって、大丈夫だったの?」「・・・さぁ」
次回の王は
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妖怪王
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機械王
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怪獣王
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幻想王